今年から始まった学研キッズネットのキッズメンバー「探Qキッズ」! 2023年12月26日(火)に学研キッズネット編集部を運営している会社ワン・パブリッシングに招待して「探Qキッズお楽しみ会」を開催しました。12名の探Qキッズたちが参加してくれました(写真はお楽しみ会終了後にみんなで記念撮影)。ふだん体験できない編集部訪問や、本ができるまでのお話しだったりゲーム大会など当日の様子をレポートします。
子どもの探究心をくすぐる楽しいプログラムが盛りだくさん!

学研キッズネット編集部メンバーみんなで考えた「お楽しみ会」プログラムはこちら。みんなでワイワイたのしめるゲームから、会社見学や編集者のお仕事体験などを用意しました。最後は参加してくれた探Qキッズたちへ大抽選会によるスペシャルなプレゼントも!?
【人間ビンゴゲーム】初対面でもあっという間に仲良しに!?
ビンゴシートには、「船に住んでいたことがある」人を探すといった超難問も!?(答えは、編集部:たくや)まずは、はじめて会う学研キッズネット編集部のメンバーやほかの探Qキッズたちと仲良くなるための人間ビンゴゲームにチャレンジ。ビンゴシートに書かれた内容にあう人を見つけ出してその人の名前を書いてビンゴを完成させます。探Qキッズたちはいくつビンゴができるのかに挑戦、自然と積極的にたくさんのお友だちや大人たちと会話を重ねて楽しんでいました。一番多くのビンゴを完成させた探Qキッズは、なんと8本!
はじめは少し緊張気味。でも時間が経つと自然とみんな楽しく会話をしていました。
編集部メンバーも参加!「目玉焼きはソース派」の子を見つけれなかったのがくやしい……(編集部:ゆっちゃん)。
【会社見学】学研キッズネットはどんなところで作られているのかな?
人間ビンゴでみんな仲良しになったら、次は学研キッズネットを運営する会社『ワン・パブリッシング』の会社見学ツアー。ワン・パブリッシングでは、学研キッズネットのようなウェブサイトを運営しているほか、モノ情報誌の『GetNavi』や世界の謎に迫る『ムー』、カメラ専門誌『CAPA』、テレビ情報誌『TV LIFE』などたくさんの雑誌も刊行しています。雑誌以外にも料理のレシピ本だったり、歴史を探究する書籍、健康に関する書籍、そして児童書なども出版。
いろいろなウェブサイトや本を作っている編集部を巡る会社見学ツアー、もちろん案内をするのはキッズネット編集部メンバーで、こばやしチームとゆっちゃんチームの2つにグループに分かれてツアーがスタート。探Qキッズたちは、はじめて見る職場とそこで働く人の姿に興味津々。見学中にも多くの質問がありました。

各編集部のたくさんの資料が詰まった資料庫にも潜入。古い本もたくさんあって、みんなびっくり!

会社のエントランスには、ワン・パブリッシングがこれまでに作った雑誌や書籍などが飾られていて自由に読むことができます。

「まるで図書館みたい!」なんて声も。探Qキッズたちも夢中になって好きな本を手に取って読んでいました。

学研キッズネット編集部のデスクも見学。こちらは編集部こばやしの席。

セキュリティもバッチリな働いている人たちの個人ロッカー。ゆっちゃんの説明に探Qキッズたちも真剣に耳を傾けていました。

「すごーい!」「きれい!」と、会議室のまえでテンションがあがる探Qキッズたち。

料理書を担当している編集者とのワンシーン。ほかにもいろいろな編集部の編集者の人たちと話せました。本作りに興味がわいてきたかな?

各編集部のたくさんの資料が詰まった資料庫にも潜入。古い本もたくさんあって、みんなびっくり!

会社のエントランスには、ワン・パブリッシングがこれまでに作った雑誌や書籍などが飾られていて自由に読むことができます。

「まるで図書館みたい!」なんて声も。探Qキッズたちも夢中になって好きな本を手に取って読んでいました。

学研キッズネット編集部のデスクも見学。こちらは編集部こばやしの席。

セキュリティもバッチリな働いている人たちの個人ロッカー。ゆっちゃんの説明に探Qキッズたちも真剣に耳を傾けていました。

「すごーい!」「きれい!」と、会議室のまえでテンションがあがる探Qキッズたち。

料理書を担当している編集者とのワンシーン。ほかにもいろいろな編集部の編集者の人たちと話せました。本作りに興味がわいてきたかな?

各編集部のたくさんの資料が詰まった資料庫にも潜入。古い本もたくさんあって、みんなびっくり!
【本ができるまで】1冊の本をつくるのにたくさんの人がかかわってる!?

会社見学でいろいろな編集部の人とお話しできたことで、探Qキッズたちは「本」にいままで以上に興味がわいたようでした。次はその「本」がどうやって作られているのかスライドを交えながら説明。みんなは1冊の本ができあがって書店に並ぶまでにどんな仕事があるのかわかるかな? 右のスライドを見ると、たくさんの仕事があるのがわかりますね(じつはここで書かれている仕事以外にもまだまだあります)。
このプログラムでは、学研キッズネットで今年2冊本を出した編集長たくやがスライドやワークショップをしながら、1冊の本をつくるのにどんな人たちが協力して
どのようなステップを踏んで出来上がるのかを解説しました。
参加した探Qキッズたちからは、お楽しみ会のあとに「本をつくるのに様々な役割のある人たちが協力していることがわかった!」「いままで気に留めていなかった奥付を注意深く読むようにする」なんて感想も!? どうやって1冊の本ができるのか、その本にどんな人たちがどんな想いで仕事をしているのか、たくさんの人たちが関わり合い協力して作られていることを短い時間ながらも探Qキッズたちは感じ取ってもらえたようです。

本作りで大切な校正作業(本の中身を確認して誤りを正すこと)にみんなでチャレンジ。文書を正しく修正するための校正記号も書きました。

真剣に話に耳を傾ける探Qキッズたち。

本ができるまでの工程を解説。

本作りで大切な校正作業(本の中身を確認して誤りを正すこと)にみんなでチャレンジ。文書を正しく修正するための校正記号も書きました。

真剣に話に耳を傾ける探Qキッズたち。

本ができるまでの工程を解説。

本作りで大切な校正作業(本の中身を確認して誤りを正すこと)にみんなでチャレンジ。文書を正しく修正するための校正記号も書きました。
【脳力UPチャレンジゲーム!】みんなで協力して超ムズまちがいさがしに挑戦
ぜんぶで100の超ムズまちがいを用意。とくに「3Dまちがいさがし」問題は、いつものまちがいさがしよりもむずかしいかも!?さきほどのプログラムでも出てきた発売されたばかりの本「マインクラフト超ムズ!まちがいさがしブック」を使った頭の体操にチャレンジしました。本書から2問まちがいさがしを出題。探Qキッズたちに力をあわせてこの難問にチャレンジしてもらいました。結果はみんなで見事にクリア。用意した2問を終えても「つぎの問題は?」「まだまちがいさがしをやりたい!」と、そこで特別に頑張ってチャレンジしてくれた探Qキッズたちに本書をプレゼント!
3Dまちがいさがし、いつものまちがいさがしよりも難易度が高い!?
わかった人は挙手!みんなで大盛り上がりでした。
【編集会議に参加しよう】編集者の仕事を少しだけ体験!?
お金について学べる本、どんな表紙だったら読んでみたくなるかを話し合い!?最後のプログラムは、2024年に学研キッズネットが出版を考えている本についての話し合いワークショップ。探Qキッズには3チームに分かれ、それぞれプロの編集者になったつもりで企画会議に参加してもらいました。各チームで話し合ったテーマは下記の通りです。
- 1)たくやチーム
2024年3月の発売を目指して制作を進めている科学の読み物。本の中で紹介するコンテンツについて議論。小学生を対象とした本なので、同じ小学生が「なぜ?」「どうして?」と身近な事象でふしぎに感じるもの50個のリストの中から対象読者と同じ目線の探Qキッズたちがそれぞれ一番知りたい、教えてあげたいと思ったものを選びました。
例えば、「どうして1日は24時間なの?」「台風はどこで、どのようにできるの?」など。探Qキッズたちの意見を取り入れながら発売に向けて制作を進めていきます。 - 2)いっしーチーム
10歳前後の小学生を対象とした「お金」について楽しく学べる本を企画中。ほかの出版社で発売されている「お金」について学べる本の表紙をみんなでチェック。自分だったらどの表紙の本を手に取るかな、表紙に書かれたどんな言葉に興味を引かれたかなど、意見を出し合いました。本の顔ともいえるとっても大切な表紙デザインは、探Qキッズたちの声を聞きながら企画制作していきます。
- 3)こばやしチーム
これから小学校に入学する“後輩”に向けて本をつくるとしたら? というテーマで企画会議。アイデアを出すために、「小学校に入学する前に不安だったこと」「実際に入学してびっくりしたこと、楽しいと思ったこと」などについて、自身の体験を交えながら話し合いました。探Qキッズたちの意見をふまえ、小学校に入る前の不安を解消し、入学するのが楽しみになるような本を企画していきます。
【大抽選会】あっという間の2時間、たのしい時間を過ごせたかな?
お楽しみ会の最後は、編集部から参加してくれた探Qキッズのみんなへ1日遅れのクリスマスプレゼント!?ルーレットを回して名前を呼ばれた子から順に好きなプレゼントが詰まった袋をひとつ選びました。 ルーレットを回すたびに一喜一憂、おおいに盛り上がりました。
自分の名前の場所にルーレットが止まるのかドキドキ!
プレゼントの中身はすべてちがう。制限時間5秒で選ばなければいけないルール、ここでもドキドキ!
学研キッズネットが2023年に発売した児童書を紹介
まんが:奈良裕己/執筆:塚田智恵美/監修:佐藤寛 1540円(税込)「まんがとクイズでよくわかる!なるほど『SDGs』」は、楽しくSDGsについて学べる学習書です。
SDGsの目標番号ごとに用意された導入まんがパートでは、学研キッズネットで連載中の『地球防衛隊SDGs』でおなじみの空たちが登場。空たちの視点に立って、どこにSDGsの課題があったのかを探し出します! クイズパートでは全51問(各目標3問)のクイズを収録。おどろきのあるクイズにチャレンジしてみてください。
解説パートでは、クイズの答えとともに課題解決に向けて行われている取り組みなども紹介。SDGsの17の目標の基本的な内容と具体的な課題、実際に行われている課題解決に向けた取り組みなどがこの1冊でマルっとわかります!
『地球防衛隊SDGs』の連載ページはこちら
「まんがとクイズでよくわかる!なるほど『SDGs』」の詳細や購入したい人はこちら
監修:篠原菊紀 880円(税込)マインクラフトならではのシーンをまちがいさがしで楽しめます。さがし出すまちがいの数は、問題によって5個から15個、難易度も全部で5段階を用意。ほかにも人気キャラのクリーパーが、イラストに何体かくれているのかを見つけ出すサブクエストも!?また、すべての問題は脳科学者の篠原菊紀氏が監修し、「空間認知能力」や「ワーキングメモリ」をさらに育む仕掛けとして、本書ではひとつのシーンをそれぞれ異なる位置から見た絵が並ぶ「3Dまちがいさがし」問題も収録。「3Dまちがいさがし」とは、並んだふたつの絵を頭のなかであわせて考え、アイテムの位置が変わっている、向きがちがっているなどのまちがいをさがし出すのでひと味違った楽しめ方もでき、難易度も高いです。いつもの慣れ親しんだまちがいさがしでは満足できない人にもおすすめ!
「マインクラフト超ムズ!まちがいさがしブック」の詳細や購入したい人はこちら
探Qキッズってなに?
学研キッズネットの読者会員です。定期的にメンバー募集を、学研キッズネットのサイト内で行っています(2024年、第3次メンバー募集予定)。探Qキッズになると、いろいろなイベントに参加できたり、記事制作への協力のお願いがきたりします。学校だけでは体験できない貴重な社会体験を通じて、あたらしい発見や探究する楽しさを子どもたちに感じてもらい無限の可能性を広げてほしいとの想いで2023年にスタートしました。