最近「SDGs」という言葉をよく目にするようになったよね。
学校で習った人もいるはず。
ちょっとむずかしそうだけど、学習まんが「地球防衛隊SDGs」で楽しく学んじゃおう。
賞味期限が近い商品を選んで買ったり、レストランで食べ残しをテイクアウトしたりするのも「食品ロス」を減らすことにつながる。だけど、食べ残しのテイクアウトには注意することがあるんだ。
賞味期限が近い食品を選んで買って廃棄される量を減らそう
ねえ、スモール。
食品ロスを減らすために私たちができること、もう少し詳しく教えて。
賞味期限の近い商品を買うとポイントがもらえるコンビニがあるの?
うん、セブン-イレブンは食品ロス削減のためにエシカルプロジェクトを行っていて、販売期限が迫ったおにぎりやお弁当などに、緑色のシールを貼っているんだ。
シールが貼られた商品を電子マネー「nanaco」で買うと、店頭価格(税抜)の5%分のnanacoポイントがもらえるんだって。
食品ロスが減らせて、ポイントも貯まるんだね!
食べ残しのテイクアウトは自己責任で
レストランでは食べ残しをテイクアウトできることがあるの?
うん、食べきれずに残してしまった料理を捨ててしまうのは、もったいないよね。
けど、「持ち帰り」には、衛生面での注意が必要なんだ。
「持ち帰り」を行う場合は、飲食店の人の説明をよく聞いて、食中毒のリスクなどを十分に理解したうえで、自己責任で行うことになる。
大人の人と一緒にお店に行ったときに相談してから行うようにしたほうがよさそうだね。
『外食時のおいしく「食べきり」ガイド』[消費者庁・農林水産省・環境省・令和元年5月作成]には、食べ残しの持ち帰りについて下記のような注意点が掲載されているよ。
食べ残しの持ち帰りの注意点
●持ち帰りは、十分に加熱された食品で、帰宅後に再加熱が可能なものにし、食べきれる量を考えて、行いましょう。
●自ら料理を詰める場合は、手を清潔に洗ってから、清潔な容器に、清潔な箸などを使って入れましょう。また、水分はできるだけ切り、早く冷えるように浅い容器に小分けしましょう。
●料理は、暖かい所に置かないようにしましょう。
●時間が経過すると食中毒のリスクが高まるので、帰宅までに時間がかかる場合は、持ち帰りはやめましょう。
●持ち帰った料理は、帰宅後できるだけ速やかに食べるようにしましょう。
●中心部まで十分に再加熱してから食べましょう。
●見た目やにおいなどが、少しでも怪しいと思ったら、口に入れるのはやめましょう。
持ち帰りには「料理を衛生的に扱える力」や「怪しいと思ったら捨てることのできる判断力」が必要なんだね。
あと、「おいしい料理を提供してくれるお店を大切にする気持ち」もね。
食中毒などにならないように十分注意しよう。
みんなも食べ残しのテイクアウトなどをうまく活用して食品ロスを減らそう!
まんが第12話はコチラ