「地球防衛隊SDGs」第２話解説編「将来、魚が食べられなくなってしまう？」

魚(さかな)が獲(と)れなくなって、高級(こうきゅう)品(ひん)になってしまったからだよ。

獲(と)れなくなった理由(りゆう)はいくつかあって、まんが第(だい)３話(わ)でお話(はな)しするけど、人間(にんげん)が出(だ)す大量(たいりょう)のゴミが海(うみ)を汚(よご)したことがひとつ。あと、現代(げんだい)の人々(ひとびと)が獲(と)りすぎてしまったことも原因(げんいん)なんだ。

このグラフを見(み)てごらん。
世界(せかい)の漁業(ぎょぎょう)の状況(じょうきょう)を表(あらわ)したものなんだけど、「過剰(かじょう)利用(りよう)又(また)は枯渇(こかつ)状態(じょうたい)の資源(しげん)」という割合(わりあい)が増(ふ)えているよね。
これは、適正(てきせい)なレベルを超(こ)えて、水産物(すいさんぶつ)を獲(と)りすぎている、ということなんだ。

そうならないように、行政(ぎょうせい)が漁獲量(ぎょかくりょう)を制限(せいげん)したり、漁業(ぎょぎょう)で生活(せいかつ)している人たちが別(べつ)の仕事(しごと)につけるようにサポートしたりすることで、漁獲量(ぎょかくりょう)が適正(てきせい)なレベルに近(ちか)づくようにしているんだ。

海(うみ)はつながっているから、各国(かっこく)の国際的(こくさいてき)な協力(きょうりょく)が必要(ひつよう)。

SDGs(えすでぃーじーず)「14 海(うみ)の豊(ゆた)かさを守(まも)ろう」でも「漁獲(ぎょかく)を規制(きせい)し、不適切(ふてきせつ)な漁業慣⾏(ぎょぎょうかんこう)を終了(しゅうりょう)し、科学的(かがくてき)な管理計画(かんりけいかく)を実施(じっし)する」ことを目指(めざ)しているんだよ。

それは第(だい)３話(わ)「買(か)い物袋(ものぶくろ)で地球(ちきゅう)を救(すく)う!?②」をお楽(たの)しみに！