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micro:bit(マイクロビット)でプログラミングを楽しもう!

micro:bit(マイクロビット)でプログラミングを楽しもう!

2020(ねん)(がつ)から、小学校(しょうがっこう)で“プログラミング教育(きょういく)”がスタートする。
けど、「プログラミング」という教科(きょうか)がつくられるわけではなく、算数(さんすう)理科(りか)などの教科(きょうか)(とお)して、身近(みぢか)家電(かでん)などにコンピュータが内蔵(ないぞう)され、(うご)いている仕組(しく)みなどを(まな)んでいくんだ。

“プログラミング”とは、コンピュータに「こうやって(うご)いてほしい」と(つた)えるために、パソコンなどを使(つか)ってコンピュータがわかる言葉(ことば)である「プログラム」を(つく)ること。

むずかしそうに()こえるけど、「micro:bit」(マイクロビット)を使(つか)えば、手軽(てがる)にプログラミングを(たの)しめる。

micro:bitとは? 

「micro:bit」は、イギリス()まれの教育(きょういく)()けマイコンボード。ボタンやセンサーなどが搭載(とうさい)されていて、パソコンで(つく)ったプログラムを()()めば、さまざまなことができるようになる。イギリスだけでなく、(おお)くの(くに)()どもたちがプログラミングを(まな)ぶために使(つか)っているんだ。日本(にほん)でも家電(かでん)量販店(りょうはんてん)などで()うことができるよ。

(おもて)にはAボタンとBボタンなどがある。中央(ちゅうおう)(しろ)(せん)は、LED。(あか)(ひか)って数字(すうじ)などを表示(ひょうじ)できる。

(うら)には地磁気(ちじき)センサーや、温度(おんど)センサーや加速度(かそくど)センサーなどが搭載(とうさい)されている。

プログラムを(つく)れば、部屋(へや)温度(おんど)や、方位(ほうい)などを表面(ひょうめん)のLEDに表示(ひょうじ)させることもできるんだ。

相性(あいしょう)診断(しんだん)装置(そうち)」をつくってみよう!

micro:bitを使(つか)えば、いろいろ(つく)れそうだけど、最初(さいしょ)(なに)(つく)ればいいか、(なや)んでしまうよね。

そんなときにぜひチェックしたいサイトが「CODEPARK」(コードパーク)だ。

高速(こうそく)パンチカウンター」や「早押(はやお)しボタン」など(たの)しい装置(そうち)のつくり(かた)をわかりやすく(おし)えてくれる。

キッズネット編集(へんしゅう)()が、それらの(なか)から「相性(あいしょう)診断(しんだん)装置(そうち)」づくりに挑戦(ちょうせん)してみたよ。

相性(あいしょう)診断(しんだん)装置(そうち)」は、二人(ふたり)相性(あいしょう)(うらな)うプログラム。micro:bitのAボタンとBボタンを二人(ふたり)同時(どうじ)()すと、二人(ふたり)相性(あいしょう)数字(すうじ)表示(ひょうじ)される。「0」が(もっと)相性(あいしょう)(わる)く、「10」は最高(さいこう)相性(あいしょう)()いと診断(しんだん)されるんだ。

まず、パソコンでプログラムを(つく)る。ブラウザというソフトで「Microsoft MakeCode for micro:bit」にアクセスする。操作(そうさ)方法(ほうほう)「CODEPARK」(コードパーク)でチェックしてね。

ブロックを()()わせてプログラムを(つく)る。

これは、「ボタンのAとBが同時(どうじ)()されたときに、0から10までの乱数(らんすう)表示(ひょうじ)する」というプログラム。

乱数(らんすう)表示(ひょうじ)とは、いずれかの数字(すうじ)不規則(ふきそく)表示(ひょうじ)する、ということだよ。

プログラムを(つく)ったら、画面(がめん)左上(ひだりうえ)のシミュレーターで動作(どうさ)をチェック。

シミュレーターとは、パソコン画面(がめん)(じょう)にmicro:bitを再現(さいげん)したもので、(おも)ったとおりに(うご)くか確認(かくにん)できるんだ。

A+Bボタンを()したら、「2」と表示(ひょうじ)された。

プログラムに問題(もんだい)はないようだ!

シミュレーターで(ただ)しく(うご)いたら、パソコンとmicro:bitをUSBケーブルでつなぐ。

そして、パソコン画面(がめん)の「ダウンロード」ボタンを()すと、(つく)ったプログラムがmicro:bitに()()まれる。

パソコンでの作業(さぎょう)はここで終了(しゅうりょう)だ。

今度(こんど)はUSBケーブルでモバイルバッテリーにつなぐ。

電気(でんき)がないと、micro:bitだけでは(うご)かないんだ。

では、編集(へんしゅう)()二人(ふたり)相性(あいしょう)(うらな)ってみよう。

二人(ふたり)同時(どうじ)にAボタンとBボタンを()す。

結果(けっか)は「9」! かなり相性(あいしょう)()いみたいだ。

「CODEPARK」(コードパーク)には、「相性(あいしょう)診断(しんだん)装置(そうち)」のほかにも(たの)しい装置(そうち)がたくさん紹介(しょうかい)されているから、ぜひチェックして挑戦(ちょうせん)してみてね!

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