2019年12月7日(土)に、東京・秋葉原で『第2回 NECレノボ キッズ・プログラミングコンテスト』最終審査会・表彰式が行われたよ。
「micro:bit」を使った作品が多かった
このコンテストは、プログラミングを使って、身の回りのこまったことを解決したり、自分が欲しいものを作れたりという、プログラミングの魅力を子どもたちに感じてもらうために行われている。
今回の応募する条件は、センサーやモーターを活用した「モノづくり」をふくむこと。
小学生、中学生を対象に2019年8月30日から2019年9月30日までの1か月間、「自由部門」・「課題解決部門」の2つの部門で募集が行われたんだ。
温度を感じるセンサーや光って文字を表示できるLEDなどをのせたマイコンボード「micro:bit」(マイクロビット)を使った作品が多かったよ。
そもそも“プログラミング”とは?
“プログラミング”とは、コンピュータに「こうやって動いてほしい」と伝えるために、パソコンなどを使ってコンピュータがわかる言葉である「プログラム」を作ること。
2020年からは小・中学校でも習う予定だ。
受賞結果
【自由部門】 | 氏名 | 作品名 |
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自由部門最優秀賞 レノボ・ジャパン | 松本 遼馬
(まつもと りょうま)さん
| 「りょうまのボクシングゲーム」 |
micro:bit 教育財団賞 自由部門 | 遠藤 最
(えんどう かなめ)さん
| 「マイクロビットバランスボード」 |
スイッチエデュケーション賞 自由部門 | 秋山 快誠
(あきやま かいせい)さん
| 「micro:bit messenger
(マイクロビット メッセンジャー)」
|
マイクロソフト賞 自由部門 | 網野 瑛仁
(あみの えいと)さん
| 「無線リモコン クレーンゲーム」 |
自由部門最優秀賞の「りょうまのボクシングゲーム」は、「micro:bit」と、パソコン画面上でブロックを組み合わせてプログラムを作れる「Scratch」(スクラッチ)を使ったボクシングゲーム。
遼馬さんのお母さんがストレス解消できて、楽しく遊べるようにと考えて作ったそうだ。
【課題解決部門】 | 氏名 | 作品名 |
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課題解決部門最優秀賞 NECパーソナルコンピュータ | 近藤 結実
(こんどう ゆうみ)さん
| 「メダカのためのえさやり機」 |
micro:bit教育財団賞 課題解決部門 | 中尾 碧杜
(なかお あおと)さん
| 「ブザーロボット」 |
スイッチエデュケーション賞 課題解決部門 | 谷内 皇太
(やち おうた)さん
| 「ぜったいにおきるめざまし時計」 |
マイクロソフト賞 課題解決部門 | 磯山 弘樹
(いそやま ひろき)さん
| 「水出しビット」 |
課題解決部門最優秀賞の「メダカのためのえさやり機」は、旅行中でも自動でメダカにエサをあげるために作ったそう。時計の短い針に付けた磁石に1日2回「micro:bit」が反応してエサを水槽に落とす装置だ。
みんなも家族やペットが喜ぶようなものを“プログラミング”を使ってつくってみよう!
NECレノボ キッズ・プログラミングコンテスト
micro:bit