【SDGs取り組み事例-001】サラヤ株式会社
2030
お店や施設の入り口にある消毒液に「SARAYA」って書いてあるよね! その会社かな?
その通りだよ、空! サラヤさんは、衛生・環境・健康に関わるサービスを提供している会社だよ。SDGsという言葉がうまれる前から、地球環境にやさしい取り組みをしていたそうなんだ。一緒に見てみよう!
サラヤ株式 会社 のSDGsの取 り組 み
サラヤは創 業 70年 ! 戦 後 の「手 洗 い」を支 えた会社
学校や商業施設のトイレに設置されている緑色の液体石けんは知っているかな? その「薬用石けん液」を日本で初めて作った会社がサラヤ株式会社なんだ。創業70周年を迎えた会社だよ。石けん以外にも、街中で使われている消毒液もサラヤさんが販売しているんだ。ほかにも、台所洗剤の『ヤシノミ洗剤』や自然派甘味料『ラカント』などいろいろな商品を販売しているよ。
2000年代 初 め頃 から環 境 社会 に力 を入 れている
サラヤさんは、SDGsが掲げられた2015年よりも前から野生動物の保護や寄付活動に取り組んでいるんだ。SDGsには17項目の目標があることは知っているよね? サラヤで働く人たちは、17項目のうちひとつ達成したら終わりではなくて、どうやったらすべての項目に貢献することができるか考えながらお仕事しているんだって。SDGsが決められるずっと前から「地球環境を守ろう」「世界中の健康・衛生に貢献しよう」と気持ちをひとつにして頑張っているんだね。
SDGsや環 境 問題 は「知 る」ことで身 近 になる
サラヤさんは、1982年に日本初となる「洗剤の詰め替えパック」を発売したんだ。今では当たり前になったけれど、プラスチックゴミを減らす大切な取り組みだよね。プラスチックは自然に分解されないから、放っておくとゴミは増えていくだけ。作る人も使う人も「どうやったらゴミを減らせるか」考えることが大切なんだね。
SDGsや環境問題は「大変そう」と思う人も多いかもしれないけれど、現状を知ることで身近な問題として考えることができるよ。まずは、毎日使っている商品が、どうやって作られているか、使い終わったらどうなるか想像してみよう!
<今回話を聞いた企業はこちら!>
世界の「衛生・環境・健康」の向上に貢献する企業として、病院や学校、企業の公衆衛生や感染対策サポート、自然由来の原料を使用した石けん・洗剤などを販売している。環境保全や途上国支援についても以前から取り組んでおり、SDGsのリーディングカンパニーとしても注目されている。