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スケート靴ってそんなに違うの⁉ 冬のオリンピックの4競技・種目で比べてみた

スケート靴ってそんなに違うの⁉ 冬のオリンピックの4競技・種目で比べてみた

(ゆき)(こおり)のスポーツの国際大会(こくさいたいかい)(ふゆ)のオリンピック。2026(ねん)(がつ)(にち)~22(にち)(だい)25(かい)大会(たいかい)がイタリアのミラノとコルティナ・ダンペッツォの2つの都市(とし)舞台(ぶたい)(ひら)かれます。選手(せんしゅ)たちの迫力(はくりょく)(はな)やかさのあるパフォーマンスは()どころだらけですが、ここでは(すこ)視点(してん)()えて、道具(どうぐ)着目(ちゃくもく)(こおり)(うえ)(すべ)るためのスケート(ぐつ)について、スピードスケート、ショートトラック、フィギュアスケート、アイスホッケーの4つの競技(きょうぎ)種目(しゅもく)では、どんな(ちが)いがあるか()っていますか。テレビ中継(ちゅうけい)などを()るだけでは()からない、それぞれの特徴(とくちょう)紹介(しょうかい)します。

(ねん)に1()(ふゆ)祭典(さいてん)、8競技(きょうぎ)116(しゅ)(もく)実施(じっし)

(ふゆ)のオリンピックは、4(ねん)に1()(ひら)かれる、(ゆき)(こおり)(うえ)をステージにしたスポーツの祭典(さいてん)です。ミラノ・コルティナ大会(たいかい)では、スキー、スケート、アイスホッケー、ボブスレー、リュージュ、カーリング、バイアスロン、スキーマウンテニアリングの8競技(きょうぎ)116(しゅ)(もく)実施(じっし)されます。世界(せかい)90を()える(くに)地域(ちいき)から2900(にん)ほどの選手(せんしゅ)参加予定(さんかよてい)で、日本(にっぽん)からもおよそ120選手(せんしゅ)出場(しゅつじょう)します。
スキーマウンテニアリング(SkiMountaineering)は、スキーモ(SKIMO)とも()ばれ、(こん)大会(たいかい)から(おこな)われる(しん)競技(きょうぎ)です。スキーで(さか)(のぼ)ったり(くだ)ったり、場所(ばしょ)によってはスキーを()(はず)してブーツで(はし)ったりして、雪山(ゆきやま)()()けます。別々(べつべつ)競技(きょうぎ)してタイムで(あらそ)うのではなく、複数(ふくすう)選手(せんしゅ)同時(どうじ)にスタートしてゴールする順位(じゅんい)(あらそ)います。残念(ざんねん)ながら日本選手(にっぽんせんしゅ)出場(しゅつじょう)はありませんが、壮大(そうだい)なコースで()(ひろ)げられるスピード(かん)のある()()いに注目(ちゅうもく)です。

スケート(ぐつ)のここに注目(ちゅうもく)

それでは(こおり)(うえ)(おこな)われる競技(きょうぎ)種目(しゅもく)使(つか)われる、スケート(ぐつ)について()ていきます。スケート(ぐつ)(ちが)いのポイントは、(つぎ)のようなものがあります。
(くつ)(あし)()れる部分(ぶぶん))の(かたち)
(くつ)素材(そざい)
・ブレード((こおり)(せっ)する金属(きんぞく)部分(ぶぶん))の(なが)
・ブレードの(あつ)
・ブレードの()具合(ぐあい)
・ブレードの(みぞ)有無(うむ)
・ブレードの()()位置(いち)
・その()特徴(とくちょう)
これらに注目(ちゅうもく)しながら(くら)べてみましょう。

スピードスケート:(なが)いブレードで(はや)くすべる

スピードスケート靴
㈱エスク・SSS事業部(じぎょうぶ)提供(ていきょう)
スラップスケート
㈱エスク・SSS事業部(じぎょうぶ)提供(ていきょう)

スピードスケートの一番(いちばん)特徴(とくちょう)は、ブレードが(くつ)よりもかなり(なが)いこと。これは、(こおり)(せっ)している時間(じかん)、つまり(こおり)(ちから)(つた)える時間(じかん)(なが)くして、とにかく(はや)くすべることを目的(もくてき)にしています。レース(ちゅう)時速(じそく)60kmほどという自動車(じどうしゃ)()みの(はや)さに(たっ)します。
1998(ねん)長野(ながの)オリンピックあたりから(ひろ)まった、かかと(がわ)(くつ)とブレードが(はな)れるスラップスケートは、(あし)()げるギリギリまでブレードと(こおり)(せっ)しているので、それまでのスケート(ぐつ)よりも(はや)くすべれるようになりました。
ブレードの(あつ)さは、ほかの3つと(くら)べて、もっとも(うす)い1㎜ほどで、よりなめらかにすべることができます。
ブレードは一見(いっけん)すると()っすぐなようですが、わずかに(した)(ふく)らんで()(えが)いて()っています。この()具合(ぐあい)は、選手(せんしゅ)(すべ)(かた)にあわせて調整(ちょうせい)されます。

(くつ)(かたち)=くるぶしあたりまで
(くつ)素材(そざい)=カーボン(せい)
・ブレードの(みぞ)=なし
・ブレードの()()位置(いち)(うえ)から()左足(ひだりあし)()(なか)右足(みぎあし)()(なか)より(ひだり)

スピードスケートは、1(しゅう)400mのリンクで、種目(しゅもく)ごとに(さだ)められた距離(きょり)をどれだけ(はや)いタイムですべれるかを(きそ)競技(きょうぎ)。コースは2レーンあり、途中(とちゅう)内側(うちがわ)外側(そとがわ)()()わるのも特徴(とくちょう)

ショートトラック:左寄(ひだりよ)りのブレードでコーナーが(はや)

ショートトラックのスケート靴
㈱エスク・SSS事業部(じぎょうぶ)提供(ていきょう)

ショートトラックの一番(いちばん)特徴(とくちょう)は、ブレードが、(うえ)から()(くつ)中央(ちゅうおう)よりもかなり左寄(ひだりよ)りに()けられていること。これは(からだ)(あし)(おお)きく(かたむ)けながら、左回(ひだりまわ)りの(きゅう)なコーナーを(はや)くすべるためです。
スピードスケートのコースが1(しゅう)400mに(たい)し、ショートトラックのコースは1(しゅう)111.12m。その(ぶん)、コーナーの()がり具合(ぐあい)(きゅう)ですが、ブレードが(くつ)左寄(ひだりよ)りについていると、左手(ひだりて)(こおり)につくほど(からだ)(かたむ)けられて(するど)()がることができます。
また、ブレードの(たか)さが、スピードスケートよりもあります。(こおり)(めん)(くつ)までの(あいだ)(おお)きくなり、これも(かたむ)いてすべるための工夫(くふう)です。
ブレードは()っすぐに()えますが、スピードスケートと(おな)じく、(すこ)しだけ(した)(ふく)らんで()(えが)いて()っています。コーナーの()がり具合(ぐあい)が、スピードスケートよりショートトラックの(ほう)(きゅう)なので、()具合(ぐあい)(すこ)しだけ(きゅう)になっています。
また、複数(ふくすう)選手(せんしゅ)密集(みっしゅう)してすべるため、スラップスケートは(あぶ)ないので使(つか)えません。

(くつ)(かたち)足首(あしくび)(うえ)まで
(くつ)素材(そざい)=カーボン(せい)
・ブレードの(あつ)さ=(うす)め1.1㎜
・ブレードの(みぞ)=なし

ブレードの取り付け位置の比較イメージ

ショートトラックは、1(しゅう)111.12mのコースで、種目(しゅもく)ごとに(さだ)められた距離(きょり)複数(ふくすう)同時(どうじ)にすべって、最初(さいしょ)にゴールすることを目指(めざ)競技(きょうぎ)。レーンは()かれておらず密集(みっしゅう)してすべるので、接触(せっしょく)転倒(てんとう)(おお)く、選手(せんしゅ)(あたま)(くび)(まも)防具(ぼうぐ)をつけるルールです。

フィギュアスケート:ブレードのトゲトゲと(みぞ)使(つか)ってジャンプ、ステップ

フィギュアスケート靴
㈱エスク・SSS事業部(じぎょうぶ)提供(ていきょう)

フィギュアスケートの一番(いちばん)特徴(とくちょう)は、ブレードのつま(さき)(がわ)がトゲトゲしていること。これはトウピックと()ばれ、リンクに()()すようにしてジャンプするときの踏切(ふみき)りなどに使(つか)います。
ブレードの(あつ)さは3.5mmほどで、ほかの3つよりも(あつ)く、すべりは(わる)くなりますが、ジャンプの着地(ちゃくち)などが安定(あんてい)して(ころ)びにくいです。
ブレードには(はん)円形(えんけい)(みぞ)(けず)ってあります。そのとがった両端(りょうたん)使(つか)うことで、ステップやターンなど、いろいろな(うご)きがしやすくなります。また競技(きょうぎ)(なか)では、(みぞ)内側(うちがわ)外側(そとがわ)のどちらの(はじ)使(つか)うかで、ジャンプやステップの種類(しゅるい)区別(くべつ)されています。
(くつ)(かわ)(せい)でブーツのように(なが)く、(あし)全体(ぜんたい)使(つか)った安定(あんてい)したすべりができるほか、足首(あしくび)をひねりにくく安全(あんぜん)です。
安定感(あんていかん)があっていろいろな(うご)きに対応(たいおう)できるので、みんながスケート(じょう)(あそ)びにいくときに()りられるスケート(ぐつ)は、フィギュア(よう)であることが(おお)いです。

・ブレードの(なが)さ=かかと(がわ)(くつ)より(すこ)(なが)
・ブレードの()具合(ぐあい)=スピードスケートより()っている
・ブレードの()()位置(いち)(くつ)()(なか)

ブレードの比較イメージ

フィギュアは、リンクの(うえ)音楽(おんがく)()わせてジャンプやスピンなどの(わざ)()れながら演技(えんぎ)する競技(きょうぎ)演技(えんぎ)審査員(しんさいん)採点(さいてん)して、その得点(とくてん)によって順位(じゅんい)()まります。

アイスホッケー:()った(みじか)いブレードで小回(こまわ)りがきき、(うし)ろにも(はや)

アイスホッケースケート靴
㈱エスク・SSS事業部(じぎょうぶ)提供(ていきょう)

アイスホッケーの一番(いちばん)特徴(とくちょう)は、ブレードが、(くつ)(おな)じくらいに(みじか)く、その両端(りょうたん)(おお)きく()って(まる)っぽくなっていること。これは、直進(ちょくしん)だけでなく、(うし)()きに(すす)んだり、左右(さゆう)方向(ほうこう)転換(てんかん)したりと小回(こまわ)りしやすいためです。一瞬(いっしゅん)でダッシュするときのスピードは、スピードスケートよりも(はや)いです。
ブレードは(あつ)めの3㎜ほどで、フィギュアと(どう)じく(みぞ)(けず)ってあります。(みぞ)のとがった両端(りょうたん)(こおり)()()すようにすることで(きゅう)停止(ていし)方向(ほうこう)転換(てんかん)ができます。
また、パックやスティックが()たったり、選手(せんしゅ)同士(どうし)(かべ)との(はげ)しい接触(せっしょく)があったりするので、(くつ)(かる)くて丈夫(じょうぶ)なカーボン(せい)(おお)く、すね部分(ぶぶん)や、ふくらはぎ部分(ぶぶん)(まも)るパーツがあります。ブレードも、衝撃(しょうげき)から(まも)り、(こわ)れたときに()()えられるようにホルダーというパーツについています。

・ブレードの()()位置(いち)(くつ)()(なか)

アイスホッケーは、「氷上(ひょうじょう)格闘技(かくとうぎ)」とも()ばれ、ゴールキーパーを(ふく)めて6(たい)6で(おこな)うチーム競技(きょうぎ)直径(ちょっけい)8cmほどのパックをスティックで()って、パスしたりシュートしたりして、相手(あいて)ゴールに(おお)くの得点(とくてん)()めた(ほう)勝利(しょうり)します。リンクを(かこ)っている(かべ)使(つか)ってパスしたり、ゴールの裏側(うらがわ)のスペースを使(つか)ったりしてよいのも特徴(とくちょう)(てき)です。

以下(いか)単位(たんい)(こま)かな調整(ちょうせい)(ささ)えるパフォーマンス

ここまで紹介(しょうかい)したスケート(ぐつ)特徴(とくちょう)は、あくまで基本(きほん)(はなし)です。実際(じっさい)選手(せんしゅ)たちは、すべてを自分(じぶん)(よう)調整(ちょうせい)しています。(たと)えば、スピードスケートの(くつ)足型(あしがた)()って(つく)った自分(じぶん)にぴったりのものを使(つか)ったり、フィギュアはジャンプが得意(とくい)かステップが得意(とくい)かで(ちが)ったり、アイスホッケーはポジションなどプレースタイルでも()わったりします。ブレードの(なが)さや()具合(ぐあい)()()位置(いち)などを、㎜単位(たんい)またはそれよりも(ちい)さな単位(たんい)調整(ちょうせい)することで、たくさんの(ひと)感動(かんどう)()ぶようなパフォーマンスにつなげています。

取材(しゅざい)協力(きょうりょく)㈱エスク・SSS事業部(じぎょうぶ)小杉(こすぎ)スケート

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