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日本は水が豊かって本当? 世界より少ない「1人分」の水 SDGs週間に考える水不足問題

日本は水が豊かって本当? 世界より少ない「1人分」の水 SDGs週間に考える水不足問題

蛇口(じゃぐち)をひねって()てくるのは、そのまま()める安全(あんぜん)(みず)毎日(まいにち)のお風呂(ふろ)洗濯(せんたく)、トイレに使(つか)(みず)にも不自由(ふじゆう)しない日本(にほん)は、(みず)(めぐ)まれた(くに)……に(ちが)いないと(おも)っていたら、じつはそうとも()()れないそうです。SDGs(持続(じぞく)可能(かのう)開発(かいはつ)目標(もくひょう)目標(もくひょう)6「安全(あんぜん)(みず)とトイレを世界(せかい)(じゅう)に」にも(かか)げられているように、(みず)(めぐ)問題(もんだい)世界(せかい)(かか)える課題(かだい)のひとつ。毎年(まいとし)9(がつ)にはSDGsに(たい)する意識(いしき)(たか)める活動(かつどう)世界(せかい)(じゅう)(おこな)われるSDGs週間(しゅうかん)(Global Goals Week)があります。この()に、(あめ)(りょう)使(つか)える(みず)(りょう)など、おもに「(りょう)」に注目(ちゅうもく)しながら、一見(いっけん)水不足(みずぶそく)とは無縁(むえん)(おも)える日本(にほん)水資源(みずしげん)事情(じじょう)について()ていきましょう。

日本(にほん)(あめ)(おお)いけど「1人(ひとり)(ぶん)」に()けると(すく)ない

みんなが生活(せいかつ)(なか)使(つか)(みず)は、もともとは(あめ)として()ってきたものです。そして(あめ)(りょう)から、自然(しぜん)蒸発(じょうはつ)してしまう(りょう)植物(しょくぶつ)()って空気(くうき)(ちゅう)()(りょう)(じょう)発散(はっさん)(りょう))を()いたものが、計算(けいさん)(じょう)人間(にんげん)使(つか)える(みず)(りょう)()(そん)(りょう))となります。それぞれ日本(にほん)での(りょう)はどうなっているか、国土交通省(こくどこうつうしょう)(みず)管理(かんり)国土(こくど)保全(ほぜん)(きょく)水資源(みずしげん)()の「令和(れいわ)4(ねん) 日本(にほん)水資源(みずしげん)概況(がいきょう)」をもとに、具体的(ぐたいてき)数字(すうじ)()てみます。

降水量、1人当たり降水量、1人当たりの水賦存量について日本と世界平均との比較

日本(にほん)世界(せかい)でも(あめ)がたくさん()地域(ちいき)にあって、1(ねん)(かん)降水(こうすい)(りょう)はおよそ1700mmです。これは世界(せかい)平均(へいきん)805mmの2(ばい)ほどになります。ただ、この降水(こうすい)(りょう)をもとに1人(ひとり)()たりの降水(こうすい)(りょう)計算(けいさん)すると、日本(にほん)はおよそ5000㎥(お風呂(ふろ)浴槽(よくそう)でおよそ2(まん)5000(ばい)(ぶん))で、じつは世界(せかい)平均(へいきん)20000㎥の4(ふん)の1ほどしかありません。

計算(けいさん)(じょう)使(つか)える(りょう)はどうでしょうか。日本(にほん)全体(ぜんたい)使(つか)える(りょう)は、1(ねん)(かん)でおよそ4300(おく)㎥あり、これを1人(ひとり)()たりに()けるとおよそ3400㎥です。1人(ひとり)()たりの(りょう)は、1700㎥以上(いじょう)あれば(みず)不便(ふべん)(かん)じないとされていて、この目安(めやす)の2(ばい)はあります。ただし世界(せかい)平均(へいきん)は7100㎥で、その半分(はんぶん)にも()たない(りょう)です。

日本(にほん)では、(あめ)世界(せかい)平均(へいきん)より(おお)()ります。しかし(くに)面積(めんせき)(せま)くて(ひと)がたくさん()んでいるので、「1人(ひとり)(ぶん)」に()けると、水不足(みずぶそく)になるほどではないが世界(せかい)平均(へいきん)(くら)べるとじつは水資源(みずしげん)(すく)ない(くに)ということになります。

現実(げんじつ)(あめ)は、みんなが(みず)使(つか)うのにあわせて()ってくれるわけではなく、その(とし)ごとに()(りょう)()わる(うえ)に、季節(きせつ)地域(ちいき)によってもバラツキがあります。日本(にほん)国内(こくない)でもその()はあきらかで、1人(ひとり)()たりの計算(けいさん)(じょう)使(つか)える(りょう)をみると、北海道(ほっかいどう)は1(まん)286㎥で世界(せかい)平均(へいきん)以上(いじょう)あります。それに(たい)し、関東(かんとう)地方(ちほう)は849㎥で、(みず)不便(ふべん)(かん)じない目安(めやす)半分(はんぶん)しかありません。それでも(みず)(こま)らないのは、()った(あめ)(かわ)(みず)などを()めておけるダム貯水池(ちょすいち)や、(みず)がたくさんある地域(ちいき)(みず)(すく)ない地域(ちいき)をつなぐ水路(すいろ)(みず)をきれいにする浄水場(じょうすいじょう)(かく)家庭(かてい)(とど)ける水道(すいどう)などの社会(しゃかい)仕組(しく)みを(ととの)えてきたおかげです。

()む」より「(あら)う」に100(ばい)(おお)使(つか)

それでは、日本(にほん)実際(じっさい)にどれくらいの(りょう)(みず)使(つか)われているのか()てみましょう。
(みず)使(つか)(みち)は、おもに3つに()けられます。農業(のうぎょう)用水(ようすい)工業(こうぎょう)用水(ようすい)生活(せいかつ)用水(ようすい)です。それぞれ日本(にほん)全体(ぜんたい)で1(ねん)(かん)使(つか)っている(りょう)は、農業(のうぎょう)用水(ようすい)533(おく)㎥、工業(こうぎょう)用水(ようすい)103(おく)㎥、生活(せいかつ)用水(ようすい)148(おく)㎥。日本(にほん)使(つか)われている(みず)合計(ごうけい)はおよそ785(おく)㎥です。これは日本(にほん)全体(ぜんたい)使(つか)える計算(けいさん)(じょう)(みず)(りょう)4300(おく)㎥の5(ふん)の1ほどにおさまっている(うえ)に、近年(きんねん)()ってきています。全体(ぜんたい)の7(わり)ほどが、食料(しょくりょう)をつくるために使(つか)われていることになります。

みんなが普段(ふだん)生活(せいかつ)使(つか)っているのは生活(せいかつ)用水(ようすい)です。1人(ひとり)()たりの1(にち)使(つか)っている(りょう)は、()(みず)に2~3L、お風呂(ふろ)洗濯(せんたく)などに200~300Lといわれます。()(もの)として必要(ひつよう)な「()む」ことの100(ばい)もの(りょう)を、(からだ)衣類(いるい)食材(しょくざい)を「(あら)う」という、清潔(せいけつ)で、快適(かいてき)で、文化的(ぶんかてき)生活(せいかつ)(おく)るために使(つか)っているのです。しかも、(みず)は1Lで1kgの(おも)さがあり、300Lなら300kg。それほどの(おも)(みず)を、自分(じぶん)(はこ)ぶことなく(いえ)蛇口(じゃぐち)をひねるだけで使(つか)えているのです。

大量(たいりょう)(みず)輸入(ゆにゅう)?バーチャルウォーター

みんなが日々(ひび)使(つか)っているのは、日本(にほん)国内(こくない)(みず)だけではないという(かんが)(かた)があります。バーチャルウォーター(仮想(かそう)(すい))といって、日本(にほん)輸入(ゆにゅう)しているものをつくるのに生産(せいさん)(こく)使(つか)われた(みず)のことです。たとえば、食料(しょくりょう)輸入(ゆにゅう)することは、それをつくるのに使(つか)った生産(せいさん)()(みず)輸入(ゆにゅう)するのと(おな)じだという(かんが)(かた)です。
日本(にほん)では1(にち)食事(しょくじ)で、2000~3000Lの(みず)使(つか)ってつくられた食料(しょくりょう)()べています。食料自給(しょくりょうじきゅう)(りつ)がおよそ40%の日本(にほん)では、大量(たいりょう)食料(しょくりょう)を、つまり大量(たいりょう)のバーチャルウォーターを輸入(ゆにゅう)しています。2000(ねん)のデータでは日本(にほん)のバーチャルウォーターは640(おく)㎥と計算(けいさん)されていて、日本(にほん)国内(こくない)食料(しょくりょう)生産(せいさん)のために使(つか)(みず)(りょう)とほぼ(おな)(りょう)でした。みんなの生活(せいかつ)が、世界(せかい)(みず)によって(ささ)えられていることを理解(りかい)できるデータです。

バーチャルウォーター輸入量地図
日本(にほん)のバーチャルウォーター輸入(ゆにゅう)(りょう)(2000(ねん)(おき)大幹(たいかん)さん提供(ていきょう)

バーチャルウォーターは、よく「生産(せいさん)(こく)(みず)(うば)っている」という意味合(いみあ)いで(かた)られます。ですが、バーチャルウォーターが「(おお)い=(わる)い」ということではありません。(みず)()()豊富(ほうふ)にある地域(ちいき)から、そうではない地域(ちいき)へ、食料(しょくりょう)(つう)じてバーチャルウォーターが輸出(ゆしゅつ)されるのは、効率的(こうりつてき)なことだからです。一方(いっぽう)で、輸出(ゆしゅつ)(ひん)をつくるために()(みず)()りなくなるような、生産(せいさん)()生活(せいかつ)環境(かんきょう)(おお)きな負担(ふたん)(あた)えているケースがないかどうかは注意(ちゅうい)する必要(ひつよう)があるでしょう。

世界(せかい)(みず)は、人口(じんこう)()え、気候(きこう)変動(へんどう)(すす)んでも()りる?

地球の水循環のイメージ図

ここで地球(ちきゅう)全体(ぜんたい)()()けてみます。地球(ちきゅう)(じょう)にはおよそ14(おく)㎦の(みず)があります。そのうち97.5%が海水(かいすい)で、(のこ)淡水(たんすい)(なか)でも(かわ)(みずうみ)にあって人間(にんげん)がすぐに使(つか)えるものは全体(ぜんたい)の0.01%、わずか10(まん)㎦です。また、地球(ちきゅう)(じょう)では、1(ねん)(かん)で4(まん)5000㎦の(みず)が、(うみ)(りく)から蒸発(じょうはつ)して、(あめ)となって(りく)()り、(かわ)から(ふたた)(うみ)へと(なが)()るようにめぐっています。そのうち世界(せかい)(じゅう)人間(にんげん)利用(りよう)しているのは、10%ほどの4000㎦です。(みず)人間(にんげん)使(つか)っても、液体(えきたい)気体(きたい)になったり(よご)れたりはするものの、なくなってしまうものではありません。淡水(たんすい)(りょう)としては、今後(こんご)世界(せかい)人口(じんこう)が100(おく)(にん)()えようとも十分(じゅうぶん)()りる(りょう)があるといわれています(世界(せかい)人口(じんこう)(やく)80(おく)(にん)※2023(ねん)時点(じてん))。
ただ、(みず)世界(せかい)(じゅう)平等(びょうどう)にあるわけではなく、(みず)豊富(ほうふ)なところ、(みず)(すく)ないところで地域(ちいき)()があります。そのため、(なに)対策(たいさく)しなければ水不足(みずぶそく)地域(ちいき)はでてしまうのです。

気候(きこう)変動(へんどう)(すす)めば、(みず)循環(じゅんかん)にも影響(えいきょう)がでます。これまで以上(いじょう)(あめ)()ったり、その反対(はんたい)にまったく(あめ)()らなくなったりする地域(ちいき)がでてくると(かんが)えられています。日本(にほん)でも温暖化(おんだんか)(すす)むにつれて、(あめ)短時間(たんじかん)大量(たいりょう)()るようになったり、その一方(いっぽう)(あめ)()らない()()えたりしているのです。たとえば、大雨(おおあめ)による洪水(こうずい)()えると、たくさんの(みず)がそのまま(うみ)へと(なが)()てしまい、使(つか)える(みず)()ります。(あめ)()らなければ当然(とうぜん)その(あいだ)使(つか)える(みず)()(つづ)けるので、水不足(みずぶそく)になってしまう危険性(きけんせい)(たか)まるのです。

(みず)を「()たり(まえ)」と(おも)わないで

ここまで()てきたように世界(せかい)でも日本(にほん)でも水不足(みずぶそく)()こりえる(なか)で、わたしたちが(かんが)えたいことは(なん)でしょうか。

ひとつは、ため(いけ)貯水池(ちょすいち)水路(すいろ)浄水場(じょうすいじょう)水道管(すいどうかん)など日本(にほん)社会(しゃかい)(ささ)えている(みず)設備(せつび)仕組(しく)みを(まも)っていくことが重要(じゅうよう)です。いま、こういった全国(ぜんこく)(みず)(かか)わる設備(せつび)(ふる)くなってきています。お(かね)はかかりますが、計画的(けいかくてき)(あたら)しくしていく必要(ひつよう)があります。
(みず)使(つか)(かた)()をつけたいのは、たとえば「()しっぱなし」などで(みず)無駄(むだ)にしないこと。今日(きょう)から長期間(ちょうきかん)(あめ)()らないということもありえます。
一方(いっぽう)で、(みず)使(つか)うことで()らしを(ゆた)かにできる一面(いちめん)があります。むやみやたらと(みず)使(つか)わないようにするより、(みず)(なに)のために使(つか)うのかを意識(いしき)することが大切(たいせつ)です。

世界(せかい)ではおよそ4(にん)1人(ひとり)が、安全(あんぜん)管理(かんり)された()(みず)()ることができていません。残念(ざんねん)ながら、みんなが節水(せっすい)した(ぶん)(みず)を、(とお)外国(がいこく)()って()くこともできません。そのような地域(ちいき)では、(みず)(りょう)()りないこと以外(いがい)に、(みず)()めたり、きれいにしたり、(かく)家庭(かてい)(とど)けたりする社会(しゃかい)設備(せつび)仕組(しく)みが(ととの)っていないことも問題(もんだい)です。日本(にほん)水道(すいどう)(すい)をそのまま()める数少(かずすく)ない(くに)なので、(みず)使(つか)えるようにする技術(ぎじゅつ)資金(しきん)海外(かいがい)提供(ていきょう)することは、日本(にほん)役割(やくわり)のひとつでしょう。
日本(にほん)(みず)不自由(ふじゆう)しないのは、(けっ)して「()たり(まえ)」のことでありません。バーチャルウォーターなど、世界(せかい)(みず)状況(じょうきょう)とも(ふか)くつながっていることを(わす)れないようにしましょう。

参考(さんこう)資料(しりょう)

国土交通省(こくどこうつうしょう)(みず)管理(かんり)国土(こくど)保全(ほぜん)(きょく)水資源(すいしげん)()令和(れいわ)4(ねん) 日本(にほん)水資源(みずしげん)概況(がいきょう)」:
https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/mizsei/content/001572566.pdf

取材(しゅざい)協力(きょうりょく)(おき)大幹(たいかん)

1964(ねん)()まれ。東京大学(とうきょうだいがく)総長(そうちょう)特別(とくべつ)参与(さんよ)大学院(だいがくいん)工学(こうがく)(けい)研究(けんきゅう)()社会(しゃかい)基盤(きばん)(がく)専攻(せんこう)教授(きょうじゅ)気象(きしょう)予報(よほう)()。2016~21(ねん)には国連大学(こくれんだいがく)上級(じょうきゅう)(ふく)学長(がくちょう)国際連合(こくさいれんごう)事務(じむ)次長(じちょう)()兼務(けんむ)専門(せんもん)土木(どぼく)工学(こうがく)で、(とく)地球(ちきゅう)規模(きぼ)(すい)文学(もんがく)書籍(しょせき)に『(みず)未来(みらい)』(岩波(いわなみ)新書(しんしょ)、2016(ねん))など。日本(にほん)学士院(がくしいん)学術(がくじゅつ)奨励(しょうれい)(しょう)国際(こくさい)(すい)文学(もんがく)(しょう)Doogeメダル、EGU John Dalton Medal受賞(じゅしょう)など表彰(ひょうしょう)多数(たすう)。ローマクラブ正会員(せいかいいん)水文(すいもん)水資源(みずしげん)学会(がっかい)会長(かいちょう)

SDGs目標(もくひょう)6 もっと「(みず)」の課題(かだい)(かんが)えてみよう

世界(せかい)(みず)(めぐ)問題(もんだい)は「(りょう)」のほかにもあります。たとえば、安全(あんぜん)()めるかどうかなどの「(しつ)」の問題(もんだい)や、水道(すいどう)設備(せつび)などの「仕組(しく)み」の問題(もんだい)、その仕組(しく)みを(ととの)えられない経済的(けいざいてき)問題(もんだい)もあります。そして(みず)問題(もんだい)は、健康(けんこう)衛生面(えいせいめん)問題(もんだい)や、()どもの教育(きょういく)問題(もんだい)ともつながっています。SDGs目標(もくひょう)6「安全(あんぜん)(みず)とトイレを世界(せかい)(ちゅう)に」について、ぜひ機会(きかい)()つけて、もっと調(しら)べてみましょう。

まんがとクイズでよくわかる!なるほど『SDGs』

(みず)問題(もんだい)をふくめて、SDGsについて、まんがとクイズを使(つか)って、みんなが(たの)しく、そして効果的(こうかてき)(まな)べる(ほん)紹介(しょうかい)します。『まんがとクイズでよくわかる!なるほど『SDGs』』(ワン・パブリッシング)は、17の目標(もくひょう)すべてについて、()(ぐち)としてみんなと同年代(どうねんだい)小学生(しょうがくせい)主人公(しゅじんこう)としたまんがを用意(ようい)。そして、お(とも)だちにも()したくなるようなクイズを出題(しゅつだい)しています。さらに、SDGsの課題(かだい)解決(かいけつ)()けての()()みや自由(じゆう)研究(けんきゅう)などに活用(かつよう)できる研究(けんきゅう)テーマ(れい)ものっているので、(まな)びを(ふか)めつつ、すぐに自分(じぶん)行動(こうどう)(うつ)せるような一(さつ)になっています。今回(こんかい)(あつか)った(みず)問題(もんだい)()()げたページを(れい)に、中身(なかみ)(すこ)()てみましょう。

()(まわ)りにあるSDGsの課題(かだい)をまんがで発見(はっけん)

まず身近(みぢか)にあるSDGsの課題(かだい)発見(はっけん)するためのまんがを用意(ようい)しています。主人公(しゅじんこう)は、みんなと年齢(ねんれい)日常(にちじょう)生活(せいかつ)(ちか)小学生(しょうがくせい)の「(そら)」たち。きっと(そら)たちを(つう)じて「そうそう」「あるある」という(おも)いとともに、じつはSDGsの課題(かだい)が、自分(じぶん)()(まわ)りにあることに()づけるはずです。そして、まんがの(つぎ)には、課題(かだい)についての解説(かいせつ)ページが(つづ)き、しっかりと問題点(もんだいてん)原因(げんいん)などを(まな)ぶことができます。

おどろきあるクイズで、もっと()りたくなる!

SDGsの目標(もくひょう)ごとに3(もん)ずつ、全部(ぜんぶ)で51(もん)のクイズを()しています。(こた)えにおどろくような問題(もんだい)ばかりで、クイズに挑戦(ちょうせん)して(たの)しみながら、SDGsの課題(かだい)重大(じゅうだい)さも(かん)じられるはず。お(とも)だちや家族(かぞく)にも出題(しゅつだい)してみよう!

課題(かだい)解決(かいけつ)へすぐにチャレンジできる!

まんが、課題(かだい)解説(かいせつ)、クイズと(こた)えを順番(じゅんばん)()んで、(くわ)しく(まな)んできたあとは「いますぐできる!?世界(せかい)()えるSDGsアクションにチャレンジ」ページです。(まな)んだ課題(かだい)について、みんなでも挑戦(ちょうせん)できる、解決(かいけつ)()けた()()(れい)紹介(しょうかい)しています。(ほん)のいちばん最後(さいご)には、自由(じゆう)研究(けんきゅう)活用(かつよう)できるSDGsの研究(けんきゅう)テーマを、「調(しら)学習(がくしゅう)」「実験(じっけん)」「工作(こうさく)」「観察(かんさつ)」の4つのカテゴリーに()けて紹介(しょうかい)していて、(まな)んだことをすぐに行動(こうどう)()かせるような仕組(しく)みになっています。

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まんが「地球(ちきゅう)防衛(ぼうえい)(たい)SDGs」

学研(がっけん)キッズネット(じょう)では、まんが「地球(ちきゅう)防衛(ぼうえい)(たい)SDGs」も連載(れんさい)(ちゅう)です。『まんがとクイズでよくわかる!なるほど『SDGs』』にも登場(とうじょう)する(そら)たちと一緒(いっしょ)に、SDGsを基本(きほん)から(まな)べます。(みず)関連(かんれん)したSDGs目標(もくひょう)⑥について、2()にわたって(あつか)っていますので、ぜひ()てみてください。

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