「有事の金きん」と言われていますが、金きん(ゴールド)の値段は落ち着いています
「有事の金」とは、戦争や大きな災害などがあった時に金(ゴールド)の値段が高くなることです。
しかし、アメリカ・イスラエルとイランの戦いが2月末から続いているのに、金の価格は、上がり続けていません。なぜでしょうか。
金を扱う会社の田中貴金属工業の金1グラムの価格(税込み)は、2023年8月に10000円、2025年9月に20000円、2026年1月に30000円を超えました。
アメリカ・イスラエルによるイラン攻撃の直後の3月2日には、これまででいちばん高い30305円を記録しました。田中貴金属の銀座本店には金を買いにくる客の行列ができました。
ただ、現在は25000円台です。専門家は「ドル高(ドルの値段が高くなること)」が原因だと話します。原油の値段が高くなっていることも、アメリカの物価が高くなるため、影響していると話します。しかし、「有事の金」がなくなったわけではないといいます。
田中貴金属では、行列はほとんどなくなりましたが、インターネット取引の新規入会者が増えているといいます。2026年は2025年の2倍近いペースで増えています。別の専門家も「金を取り巻く環境はそれほど変わっていない。まだ高値圏だ」と話しました。
朝日新聞の記事をやさしい日本語に言い換えた記事です。









