映画「開戦前夜」上映や配信差し止めを求める裁判が行われています
NHKのテレビ番組「シミュレーション~昭和16年夏の敗戦~」で祖父の名誉が傷つけられたとして、孫の男性がNHKなどに対して損害賠償(被害をつぐなうお金)を求める裁判を起こしています。
7月22日(水曜日)、第3回口頭弁論が東京地方裁判所でありました。原告(訴えた人)側は、番組の中のドラマを元にした映画「開戦前夜」の上映などをやめることを追加しました。被告側は争うとしています。
映画は7月31日(金曜日)から公開予定です。映画の製作委員会は「予定に変更はない」としています。
「シミュレーション」は2025年8月に放送されました。日本とアメリカの戦争が始まる前に作られた総力戦研究所を題材にした番組です。
ドラマでは、所長は若手に圧力をかける役でした。実際に所長を務めた陸軍中将の飯村穣さんの孫で、元外交官の飯村豊さんが2025年12月に「祖父(おじいさん)の社会的評価を低下させる」「故人(亡くなった人)を敬愛してきた原告の感情を著しく害する」などとして裁判を起こしました。
映画の製作委員会は、「歴史的事実がヒントになってできたフィクション(物語)」だとしました。映画では「所長」ということばを使わず、名前も見た目も飯村穣さんとは違うため、問題はないと考えている、などの意見を出しました。
朝日新聞の記事をやさしい日本語に言い換えた記事です。










