命を守るために避難生活で気をつけること(水の保存編)
熊本県で、最大震度7の地震が起きました。停電や断水など生活に大きな影響が出ています。暑さがとてもきびしい中、避難所などで気をつけてほしいことや、命をまもるための情報をまとめました。
夏の断水、くんだ水はいつまで飲める?
断水している地域では、給水車による応急給水が行われています。応急給水とは、災害などで水道が使えないときに水を配ること です。給水車が供給する水道水について、暑い時期の保管方法などをまとめます。
水道の水は、塩素などで雑菌などが増えないようにしています。熊本県では豊富な地下水を使い、地域によっては塩素濃度を最低限に抑えています。それでも、直射日光を避けて(太陽の光をあてないようにして)涼しいところで保存すれば、常温で2日程度は飲むことができます。
猛暑のこの時期について、日本水道協会は「気温が高いと塩素が減るのも早くなる」として、なるべく早めに使い切ることを勧めています。水を入れたボトルなどに給水日を書くなどして、飲みきる目安がわかるようにしてください。
水を長持ちさせるためには、ポリタンクやペットボトルなど、すすいで衛生的な(きれいに洗った)ふた付き容器に、空気に触れないよう、なるべく満タン(いっぱい)にしてふたをしめてください。保管は冷暗所(太陽の光があたらない、すずしい場所)が望ましいです。避難所などでも直射日光が当たらない涼しい場所を選んでください。自動車で避難をする場合も自動車の車内は温度が高くなるので、自動車の中に保管することは、しないほうがいいです。
また、一度容器のふたを開けて空気が入ると雑菌が繁殖しやすくなります。開封後(ふたをあけた後)はなるべく早く使いきってください。水道水は、煮沸(沸騰させること)したり濾過したりすると、塩素が少なくなり、雑菌などが繁殖しやすくなるため、常温保存に向かなくなります。子どもや高齢者は抵抗力が弱いので、できるだけ新しい水を使ってください。
生活用水(生活に使う水)としては、飲用水(飲むための水)より長く使えます。しかし、食器洗いなど衛生面に注意が必要な場面では、飲用水と同様、早めに使ってください。
応急給水の運用は、自治体や地区によって違います。容器(ペットボトルやタンクなど)を持ってくる必要があるところや、飲む前に煮沸を呼びかけるところもあります。くわしいことは各自治体の案内を確認してください。
朝日新聞の記事をやさしい日本語に言い換えた記事です。










