命を守るために避難生活で気をつけること(エコノミークラス症候群編)
熊本県で、最大震度7の地震が起きました。停電や断水など生活に大きな影響が出ています。暑さがとてもきびしい中、避難所などで気をつけてほしいことや、命をまもるための情報をまとめました。
せまい避難所、車中泊ではエコノミークラス症候群に注意してください
せまい避難所暮らしや車中泊(自動車の中で寝ること)が続くことで、エコノミークラス症候群になる危険が高くなります。
エコノミークラス症候群とは、長い時間、同じ姿勢で座ったままでいると、足に血のかたまり(血栓)ができる病気です。飛行機のエコノミークラスでよく起こることから、この名前がつきました。自動車の中や避難所で起こることがあります。
エコノミークラス症候群になると、呼吸困難や激しい胸の痛みを起こし、亡くなることもあります。
停電で冷房が使えず、車で涼むという人も多くなると考えられます。しかし、脱水状態で寝てしまい、血栓ができてしまうことがあります。
トイレは我慢せず、2時間から3時間に一回、自動車から降りてください
寝るときは、座席をフラット(平ら)にしたり、マットを置いたりして、足を上げてください。水分補給と運動も必要です。昼間だったら2時間から3時間に1回、車から降りてトイレに行くようにしてください。
これまでに起こった災害のときには、車中泊を1日しただけで、亡くなるケースもありました。
災害2日後に亡くなった人もいます
2016年の熊本地震では車中泊していた女性が地震から2日後にエコノミークラス症候群で亡くなりました。どんな年代の人にもリスクがあります。息苦しさや胸がつまるといった症状を感じたらすぐに救急車を呼んでください。
また、車中泊をするときには、一酸化炭素中毒にも注意が必要です。自動車がたくさん駐車している場所でエンジンをかけたままにしていると、周りの排ガスを吸ってしまうリスクもあります。ほかの自動車から2メートルぐらい離れた場所にとめ、エンジンはつけっぱなしにせず、換気(空気を入れ替えること)をしてください。
朝日新聞の記事をやさしい日本語に言い換えた記事です。










