ビデオ検証導入・2部制拡大など、今回の高校野球大会から変わる点を紹介します
8月5日(水曜日)、第108回全国高校野球選手権大会が兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で始まりました。今年の夏の大会から変わる点を紹介します。
ビデオ検証を導入します
デジタル技術の発達を踏まえ、「部員たちへ、より正しい判定を返す」という考えから導入が決まりました。審判への批判や中傷を防ぐ目的もあります。
ビデオ検証を求める権利は、九回までに1回です。ビデオ検証で判定が変わった場合には、その後、もう1回だけ検証を求めることができます。2回目で判定が変わっても3回目はビデオ判定を要求することはできません。
延長戦に入ると、九回までの検証結果に関わらず、1回だけ求めることができます。
検証には、委託した中継局の映像を使います。グラウンドの審判委員とは別に、検証するための審判委員が待機します。結果は審判が球場内にアナウンスします。
対象となる判定は、ホームランやアウト、セーフの判定などです。
女性の審判が出場します
5人の女性の審判が出場します。女性の審判は、これまで阪神甲子園球場で開催されている全国女子選手権大会決勝などで審判を務めました。春の選抜大会、硬式と軟式の全国選手権大会での出場はありませんでした。
2部制を拡大します
2部制では、昼間の暑い時間帯を避けて試合を行います。今回の大会では日数を増やし、試合の時間も変更となります。
8月5日(水曜日)の開会式は午後4時から行います。その後、5時30分から1試合を行います。
1日に4試合がある日は、午前8時から1試合(朝の部)を行います。その後に観客を入れ替えます。午後1時30分から3試合(午後の部)を行います。近年、選手の熱中症疑いの発生が多かった時間帯を避けました。
大会第9日、大会第10日は午後1時30分から3試合を開催します。大会第11日以降は2部制を採用しません。
サポートはこれまでどおり続けます。理学療法士が球場にいて、選手の体調を管理します。
五回終了後に8分間のクーリングタイムを設けます。選手はベンチ裏の冷房がきいたスペースに移動し、理学療法士の指導のもと、体温測定を受けたり、身体を冷やしたり、着替えたりします。
食事をきちんと取ることも、熱中症対策には重要です。球場到着後に栄養補給できるよう、全試合でおにぎり、パン、ゼリータイプの栄養食品などの食事を提供します。
指名打者(DH)制を導入
今春の公式戦から導入されたDH制は、夏の地方大会、甲子園大会でも初めて導入されました。投手の負担を減らすことや、選手の出場機会を増やすことを大きな目的としています。
DH制では、9人の選手のうち1人だけ、守備だけをする選手を決めて、その人の代わりに、バッターだけをする選手が試合に出ます。
朝日新聞の記事をやさしい日本語に言い換えた記事です。










