外来種リストへのせる名前「ノネコ」から「イエネコ」の変更案が撤回されました
環境省は、生態系に影響を与えるおそれのある外来生物(外国から持ち込まれた動物)をまとめた「生態系被害防止外来種リスト」を約10年ぶりに新しくします。これまでリストに掲載されていた、野生化したネコの「ノネコ」を、種の名前の「イエネコ」にする方針が示されていました。しかし、反対意見が多く、これまでどおり「ノネコ」のままのせることになりました。
環境省は、自然環境を守り地球環境問題に取り組む国の役所です。
外来種リストは2015年につくられ、今回が初の改定となります。掲載種は429種から600種ほどに増えます。
家の外にいるネコには、「ノネコ」、特定の飼い主はいませんが、人からエサをもらって生きる「ノラネコ」、外で飼われているネコがいます。すべて同じ「イエネコ」という種です。野生動物をとって食べたり、さまざまな感染症の原因になったりすることが問題になっています。
専門家らでつくるリスト改定の検討会では、これらはすべて「イエネコ」とし、「防除推進外来種」としてリストにのせる方針でした。
委員からも、「種の名前の『イエネコ』でのせるべきだ」、「『ノネコ』としていることで、生態系や感染症の影響が大きいノラネコを除外してしまっては外来種として評価できず、実効性が失われる」といった意見が出ていました。
しかし、4月のパブリックコメントの期間が終了した後、愛護団体などから、安易にネコの駆除が進んだり、虐待につながったりする可能性があるといった批判がたくさんありました。
朝日新聞の記事をやさしい日本語に言い換えた記事です。










