子どもにアートが必要な理由を解明。自由研究でも取り組めるデジタル絵画の始め方
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現代の子どもたちにとって、スマートフォンやタブレット、パソコンは最も身近にあるデジタルツール。これらを使用して絵を描く「デジタル絵画」という言葉を耳にしたことはありますか?
楽しく手軽に取り組みながら、子どもの発想力や創造性、さまざまな可能性を広げてくれると、年々注目を集める「デジタル絵画」。実は、夏休みの自由研究にもぴったりなんです!
注目のSTEAM教育に「Arts」が入っている理由
そもそも「STEAM教育」とはなにを指しているのか、知っていますか? ある5つの英単語の頭文字をとって作られた言葉です。それぞれどんな意味の言葉なのか、クイズに答えて確認してみましょう。
現在の教育理念を語る上で欠かせないのが、「STEAM教育」。
これは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術)、Mathematics(数学)の5つの頭文字から成る造語のことなんです。
みなさんはいくつ分かりましたか?
AIが飛躍的に進化して世の中が大きく変わる中で、理系や文系といった枠にとらわれず、多角的な視点から新たな課題を発見したり、問題を解決する力を育む教育概念のことです。
これまではIT社会に対応するための「STEM教育」が提唱されていましたが、高度な技術力だけでは補えない“創造性や芸術性”を身につけるために、新たに「Arts」が加わりました。新しいものを生み出す創造力や表現する力、自由な発想や想像力などのクリエイティブ力が、複雑化する時代の中で必要だと考えられたからです。
デジタルツールを操作しながら想像力をめぐらせて絵を描く「デジタル絵画」は、おうちでできるSTEAM教育の一つと言えるのではないでしょうか?
デジタル絵画って?
タブレットやスマートフォン、パソコンで描かれた絵のこと
ここがうれしい
・タブレットやスマートフォンがあれば、他の道具を使わず思い付いたときに描ける
・えんぴつ、水彩絵の具、クレヨンなど、さまざまな画材の表現ができる
デジタル絵画とは、その名の通りデジタルツール(タブレットやスマートフォン、パソコン)を使用して描かれた絵のことを指します。画用紙や筆、絵の具などの準備が不要で、いつでもどこでも絵を描けるのが魅力の一つ。
描いている最中に絵を拡大縮小したり、さまざまな画材のタッチを表現したりと、デジタルならではの機能を最大限に使うことができ、利便性に優れているのも特徴です。何度もやり直しができるので、気負いすぎずリラックスして取り組めるのも子どもにうれしいポイント。
また、描いた作品を端末やクラウドに保存すれば、いつどこでも鑑賞できます。家族や友だちだけでなく、SNSを通じてたくさんの人に共有することができるのも特筆すべき点!
子どもの能力開発にもつながる
幼い頃から子どもたちの日常にあった「絵を描く」というアクションをデジタルで実践してみると、さまざまな能力開発につながると言われています。
判断能力
ペイントツールなどのさまざまな機能を選択し、描く、消す、変形すると言った多様な操作を繰り返して絵を描くことで判断能力が身につきます。
想像力
色や技法を組み合わせることで表現の幅がグンと広がり、新しい発想力や想像力が養われます。
デジタル絵画は自由研究にもおすすめ
今まで、絵をテーマにした自由研究はアナログで取り組んでいた、という家庭も多いはず。最小限の道具でできるデジタル絵画の特徴を活かし、今年こそデジタルにトライしてみましょう!
屋外で気軽に観察日記が描ける
デジタルツールがひとつあれば準備OK。場所を取らないので、屋外で絵を描くのにもおすすめです。昆虫の観察日記などを、スマホ片手に描けるのもデジタル絵画の魅力ならでは。
旅行先のスケッチにぴったり
記憶をたどりながら旅行の思い出を描くと、どうしても曖昧な部分が出てきてしまうもの。デジタルツールを使えば、今この瞬間をよりリアルに描くことができ、思い出も深まるはず!
\この夏おすすめの絵画コンクール/
【デジタル絵画部門】がある絵画コンクール「ドコモ未来ミュージアム」が開催中です。応募テーマは「僕たち私たちの未来のくらし」で、未来を自由に想像して描いてOK! お絵描きアプリで様々なツールを試したり、未来のくらしを想像したりしながら、デジタル絵画にチャレンジして応募してみてはいかがでしょうか?