棋士の藤井聡太竜王や、ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリン(Google創業者)、ジェフ・ベゾス(Amazon創業者)、ビル・ゲイツ(Microsoft創業者)など、世界で活躍する彼らが、幼少期に受けていたという「モンテッソーリ教育」。
「モンテッソーリ教育」をおうちでも取り入れたい、でも何からはじめたらよいのかわからない…そんなご家庭の声にこたえて立ち上げられたのが、Gakkenの「おうちモンテッソーリ」シリーズです。
特別な道具はいらず、はじめてでも安心。日本モンテッソーリ教育綜合研究所講師が全面監修し、モンテッソーリ教育で大事にしている観点を盛り込みつつ、お子さんが楽しめるワークとなっています。
「おうちモンテッソーリ」シリーズは、最新刊の『モンテッソーリ シールブック うちゅうとせいざ』を含めて、全8冊。
ぜひ、今日から「おうちモンテッソーリ」を始めてみましょう!
モンテッソーリ教育とは?

モンテッソーリ教育は、20世紀初頭にイタリアの医学博士であったマリア・モンテッソーリによって考案された教育法です。
「子どもには生まれながらに、自分を育て、教育する力(=自己教育力)が備わっている」という考えに基づいています。
環境と関わりながら自分の力で発達し、学んでいく子どもの姿を理解して、適切に援助することで、自立した人間に育ちます。
モンテッソーリは、子どもの手をよく働かせることが、知性を高め、意思力や集中力などの精神を育むと考えました。よく働く手は、積極的に環境に関わり、自発的に学んだり、考えたりすることを促します。
特に0~6歳ごろは「ある特定のことに対して感受性が高まる時期(=敏感期)」があり、その子どもの発達に合わせた環境を準備することが大切とされています。
今では110以上の国で実践され、幼少期にモンテッソーリ教育を受けた、世界で活躍する著名人が数多くいます。
子どもが自分を発達させるためには適切な環境が必要

モンテッソーリ教育では、子ども・環境・大人の相互関係の中で、子どもを成長へと導きます。子どもが自分を発達させるためには適切な環境が必要であり、その環境を用意するのが大人の役割です。
子どもをしっかりと観察し、その興味や関心の方向に合わせて、適切な教具や用具を準備しましょう。環境への関わり方を伝えることで、子どもの自発的活動を促します。
環境を用意することが大人の役割
1.子どもの興味をよく観察する

子どもは、自分で自分を育てています。
「やってあげる」「手伝ってあげる」のではなく、成長を見守ることが大切です。
子どもが何に興味をもっているのか、何を難しいと感じているのかを観察してみましょう。
2. 環境を整備する。基本は本物を準備する

誤りや失敗はつきものです。
やり方を伝える(提示する)際に対処方法を示してあげましょう。
子どもが誤りに自分で気づくことを大切にします。
4. ルールは子どもと一緒に決める

大人が決めたルールを一方的に伝えるのではなく、子どもと一緒に考えて納得したうえで決めましょう。
自分や他人を傷つけるようなことはしない(自己・他者への配慮)、ものを大切に扱う(環境への配慮)ことも、ルールとして話し合ってみましょう。
5. 子どものペースを尊重する

子どもは自分のペースで、同じことをくり返しながら習熟していきます。
「自分でできた!」という満足感は自信につながります。
文化の敏感期とは
子どもをとりまく環境は、文化そのものです。子どもは、生活する中で文化を吸収しながら社会に適応していきます。
恐竜や草花、宇宙のことなど、さまざまな事柄に興味が芽生える時期を、モンテッソーリ教育では「文化の敏感期」と呼びます。
この時期は、できるだけたくさん興味の種をまくことが大切です。
これは正確さを求めたり知識をつめこんだりすることではなく、知的好奇心を刺激して興味を広げ、「学ぶことの楽しさ」を実感することを目的としています。
モンテッソーリの文化教育は、宇宙という全体像を示すところから始まる

一般的に、知識を学ぶ際は身近なものから全体へと、学ぶ対象を広げていくことが多いものです。
ところがモンテッソーリの文化教育は、宇宙という全体像を示すところから始まります。すべての事柄は宇宙の一部であり、互いに密接なつながりがあるからです。
全体から部分へと学びを進めることは、子どもの興味やものの見方を広げるだけでなく、知識の探索に道筋を示します。
宇宙や星座がテーマである『モンテッソーリ シールブック うちゅうとせいざ』は、まずは大きなくくりである「太陽と惑星たち」からスタートします。
太陽の周りを8つの惑星が回っていること、惑星にはいろいろな形や大きさがあること、夜空には星座があることなどを、シールをはりながら学びを進めていきます。
本書をきっかけに宇宙や星座に興味をもったら、地球儀や図鑑などを眺めたりプラネタリウムに出かけたりするなど、具体的な体験を重ねていけるといいですね。
モンテッソーリ シールブック うちゅうとせいざ

定価 2,200円 (税込)
モンテッソーリの文化教育をベースに、全体(太陽系)から部分(星座)へと学びを進めるシールブック。太陽系の並び順や惑星の大きさ、太陽や地球の中身など、天文の基礎に触れることができます。
◆特徴◆
・特別な道具は不要
・太陽系の並び順や各惑星の大きさ、太陽や地球の中身など、天文の基礎に触れることができます
・モンテッソーリの文化教育をベースに、全体(太陽系)から部分(地球→星座)へと展開
・シールをはりながら、宇宙の不思議や神秘に触れることができます
・子どもがはじめて宇宙に出合うファーストブックとして最適
・知りたい気持ちを刺激したり、知識の種をまくきっかけづくりに
◆内容◆
・宇宙や星座の壮大さや美しさをビジュアルで見せるシールブック
・惑星や探査機、星座などのシールをはることで、各ページが完成します
・シールをはりながら、惑星の特徴や星座の大きさなどを知ることができ、子どもの知識欲を刺激します
・さまざまな大きさや形で構成されたシールによって、指先の巧緻性を高め子どもの育つ力を促します
「おうちモンテッソーリ」シリーズは全8冊!

おうちで楽しく「モンテッソーリ教育」を取り入れることができる、Gakkenの「おうちモンテッソーリ」シリーズは、最新刊『モンテッソーリ シールブック うちゅうとせいざ』を含めて全8冊。
「はる」「きる」「おる」「あむ」などの4つのジャンルの工作をテーマにしたものや、「シールのおしごと」、「算数教育」など多彩なラインナップとなっています。
どのワークから始めても大丈夫。お子さんが気になったものから進めてみましょう。
モンテッソーリ知育こうさくワーク 発展編

発展編では、さらに難度が高くなり、探求心を促すさまざまなテーマに触れることで学びが深まります!
◆特徴◆
・日本モンテッソーリ教育綜合教育研究所の全面監修
・特別な道具は不要! のりとはさみなど自宅にあるもので作品を作ることができます
・絵本のような魅力的なイラストで、お子さんのやりたい気持ちを引き出します
・系統的にステップアップしながら進むので、いろいろな動きを身につけることができます
・作ったり遊んだりするなかで、文字や数、形などの関心を高め、知性を育みます
・保護者向けの解説つきで、モンテッソーリ教育がはじめてでも安心して取り組めます
◆内容◆
①はる ②きる ③おる ④あむ の動きを組み合わせて、工作に取り組みます。
切ったパーツをどこに貼るか、どんな色の組み合わせにするか…すべての段階で知性を育みます。
「生き物の生態」「世界の文化:民族衣装」「プログラミング」など、遊びながら様々なテーマへの関心を引き出します。
モンテッソーリ はじめての シールブック

子どもの集中現象をサポートし、自立を促すシールブック
◆特徴◆
・日本モンテッソーリ教育綜合教育研究所の全面監修
・特別な道具は不要! モンテッソーリ教育に最初に触れるファーストブックとして最適
・オリジナルの描きおろしイラストで子どもの「やってみたい」を引き出し、知性が育ちます
・シール遊びを通して、手指の巧緻性や集中力が高まります
・シールはすべて上から自由に色をぬったり模様をかきこめます
・好きな色や形を選び、自分だけのオリジナル作品が作れます
・自分でかきこめるシール、1942枚つき
◆内容◆
指定された場所に決められたシールをはったり、好きな場所に自由にはれるシールブック。
シールはすべて丸、三角、四角でできており、さまざまな図形の中から同じ形を見つけたり、違う図形を組み合わせていく中で、形への興味を引き出します。
色分けされたシールの中から好きな色を選んだり、形を組み合わせて自由にはることで、色彩感覚や自立心を育てます。