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目指せ未来のエジソン! 親子で楽しむ、特許庁「まわる展」 前編

目指せ未来のエジソン! 親子で楽しむ、特許庁「まわる展」 前編

特許庁が主催するイベント「ジュニアイノベーションフェス」が、今年はオンラインで開催中です。実は学研キッズネット編集部がサイト制作に協力しており、「まわる」をテーマにいろいろな展示ページをつくりました。ということで、さっそく特設サイトを加藤さん親子(小4)に楽しんでもらいました。

回転の歴史は、大発明の連続だった!

「まわるといえば、何だろうね~」。と、突然質問してみたところ、娘「地球!」。そうか!壮大なところでは、地球もまわっているよね。考えてみれば、身近なところから大きなところまで、世界には回転がいっぱい。そもそも回転は、いろいろな発明品で使われている“物理基本原理”の一つなのだそうです。このイベントはまず人類の「回転の歴史」からスタート。マンガと動画で、いっきに科学的な回転の世界に引き込まれます!

「回転の歴史の動画を見る」をポチッ。すると……

ドドーン、といきなり大昔の偉い人のお墓「古墳」の壮大な映像が映し出されました。クレーン車もトラックもなかった古代、巨大な古墳をつくる際に使われたと考えられているのが「コロ」といい、丸太を何本も並べて、その上に重い石などをのせて転がすものだったそうです。映像を見た娘が心配そうにぽつり。「危なさそう。車輪にしたらいいのに」。そうだね! コロから発展した車輪は、人類最大の発明の一つといわれているそうです。

「アッ、自転車こぐと電気がつくのと同じだ!」

火力発電所のタービン(羽がたくさんついている部品)も回転していますよね。火力で水を蒸気に変え、その力でタービンが回って電気をつくっています。その仕組みをイラストで見てひらめいた娘。「アッ、これって自転車こぐとライトがつくのと同じだよね」。言われてみれば、自転車のライトは人力発電。回転でつくるエネルギーって、意外と身近なところにもあるんですね。娘は身の回りにある「回転を使った便利な物」を無意識に連想していたようです。

ヘリコプターも洗濯機も。 回転の活用がよくわかる

回転の活用」のコーナーでは、人類が発明した回転を利用したさまざまなものが紹介されています。ヘリコプター、洗濯機、オルゴール。それぞれの仕組みも映像でわかりやすく紹介されています。

台風は巨大な渦。 壮大な映像に目が釘付け!

娘と一緒に動画に目が釘付けになったのが、「自然の回転」。風でビニール袋が回転して飛んでいるマンガを見て、娘「ああ。よく校庭でこんなふうにビニール袋が飛んでるよ」。……そうなんだ。ここで動画をポチッとしたところ、今度は巨大な台風の上空から見た映像。リアルな映像とイラストで台風の発生の仕組みがわかりやすく説明されていて、おすすめです。ちょうど小学4年生の理科の授業で、水の蒸発を学んだばかりだったことも、記憶の定着につながったようです。そのほか、植物や地球の回転も紹介されています。

「視点の回転」で、うわっと驚く

ラストは、「視点の回転」のコーナー。回転させると別のものに見える絵や、色を白黒反転させると別のものに見える絵、絵の中に隠された絵などを見ることができます。皿の上の魚を90°回転させると、女の人の絵になる作品を見て、娘は「うわっ」と本気でビックリ。海の中に隠れている生き物を探す作品は、夢中でじーっと見て探していました。

ジュニアイノベーションフェスの特設サイトでぜひ試してほしい!

後編は、おうちでワークをお母さん、友だちとワイワイ楽しく挑戦した様子をレポートします。

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