世界の子どもたちが熱中する 「科学漫画サバイバルシリーズ」がおもしろい!!
「高学年になったら、学校の図書委員になりたいなぁ♪」なんていう、本好き小学2年の娘が最近ハマっている本といえば、「科学漫画サバイバルシリーズ」(朝日新聞出版)。
とあるカフェに行ったとき、店内に置いてあった本の中から選んできたのがこのシリーズ。大好きなケーキに目もくれず、黙々と読んでいるようすに「マンガだからおもしろいのかなぁ」と思いつつ、本屋さんで見つけたときに一冊買ってみました。案の定、「これ、あのときに読みかけてたマンガだぁ♪」とすごい勢いで読み終わり、以降、少しずつ買い足して、今では6冊めまで読みすすんでいます。
ハラハラドキドキのストーリーに引き込まれる!
現在、「科学漫画サバイバルシリーズ」は全部で58冊刊行されています。もともとは韓国で出版された学習まんがで、今では日本や中国、タイ、フランスなどさまざまな国で翻訳され、世界中で2000万部も読まれている大ベストセラー。図書室に置かれている学校もあり、小学生たちにずいぶん人気が高いそうです。娘に伝えたら「いいな~、その小学校に転校したいぐらい」と言っていました。単純です。
サバイバルと名がつくだけあって、楽しみながらもさまざまな状況の中で生き残るための科学知識が身につき、コラムもわかりやすく充実しています。内容は、生き物、人体、宇宙、地球、自然災害など、毎回テーマとなる科学の説明がしっかりなされていて、次々と襲いかかってくるピンチに、子どもたちが勇気と知恵を振り絞って立ち向かっていくという構成になっています。
しかも、全ページオールカラーというぜいたくなつくり♪ 学習まんがだから勉強色が強いのかなぁと思いきや、手に汗にぎるストーリーがおもしろくて、大人のわたしですら、へぇ~と引き込まれてしまいます。
娘のお気に入りは『恐竜のサバイバル』
娘がとくに気に入っているのは、『恐竜世界のサバイバル1~2』。「何回読んでもあきないんだよ! ホント、これおもしろい!!」と絶賛しています。また、『昆虫世界のサバイバル1~3』を読んだあとは、「メスの蚊だけが血を吸うんだよ」など、会話の中でちょいちょい本で得た知識を披ろうしてくれます。
個人的に気になっているのは、『地震のサバイバル』と『原子力のサバイバル1~2』。東日本大震災のあと、『地震のサバイバル』はAmazonの児童学習分野で1位になったことがあるのだそう。大人ですら、いざという時にきちんと対応できるか心配ななか、これを読むことで子どもが地震や災害に対して正しい知識を身につけ、少しでも対応する力がついたら、すごくいいことだと思っています。
では、最後に娘がおすすめする2つのシリーズを紹介します。ぜひ読んでみてくださいね。
恐竜世界のサバイバル1(全2巻)
朝日新聞出版 1200円(税別)
子どもに人気の高い“恐竜”がテーマ。海釣り中に渦巻きに巻き込まれ、気がつくと恐竜の島へ……。島の中でさまざまな恐竜とであいながら生き延びていく物語です。恐竜の種類や進化が、写真や図を交えて楽しく紹介されています。
昆虫世界のサバイバル1(全3巻)
朝日新聞出版 1200円(税別)
発売直後、短期間での売れ行きが最も多かったシリーズ。3人の子どもたちが昆虫の世界に迷い込み、巨大なアリやバッタなどとであいながら生き延びていく物語。昆虫のからだや構造が、写真入りでくわしく説明されています。
サバイバルシリーズ公式サイト
http://publications.asahi.com/original/shoseki/sv/