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雨の日にオススメ! 遊びと学びが楽しめる“屋内スポット”5選【編集部厳選】

雨の日にオススメ! 遊びと学びが楽しめる“屋内スポット”5選【編集部厳選】

梅雨の時期など、雨の日のお出かけ先に迷ったら、屋内でも楽しめる“学びスポット”に行ってみるのはいかがでしょうか? 今回、雨に濡れずに過ごせて、楽しみながらお子さんの好奇心や探求心を刺激してくれるような首都圏の屋内施設を編集部が厳選! 入館無料の施設も多いので、ぜひ家族でお出かけしてみてください。

航空科学博物館(千葉県山武郡)

航空科学博物館の本館正面
広大な敷地に建つ航空科学博物館

成田空港近くにある航空科学博物館は、子どもたちが航空に親しみ科学的知識を深められるような、航空の歴史や飛行機が飛ぶ仕組みなどを紹介しています。

なかでも迫力なのが、メインの本館西棟にある「ボーイング747-400」の世界最大級の動く「大型模型」や「胴体断面」、エンジンの仕組みがわかる展示。その大きさに圧倒されます。ジェット旅客機の中が再現された「キャビンモックアップ」では、座席に座って記念撮影を楽しむことも。

本館東棟のパイロット訓練用シミュレーターを改修した「DC-8フライト体験」や、「体験館」の「ボーイング737-MAX」・「ボーイング777」フライトシミュレーターなど、体験型の展示も充実しています。

「DC-8フライト体験」で使うコクピットと座席の様子
「DC-8フライト体験」

本館中央棟には、「展望展示室」や、機内食をイメージしたランチが食べられる「展望レストラン」があり、ゆっくり過ごせます。

「展望展示室」
離着陸する航空機を眺められる「展望展示室」

「屋外展示場」には、ヘリコプターやプロペラ機などを見学することができます。ボーイング747の先頭部分「セクション41」の展示もあり、飛行機好きのお子さんが大興奮。解説付きの「機内ツアーガイド」も人気です。

広大な敷地の中で、飛行機の迫力を楽しんだり、体験したり、仕組みを知ってさらに興味を深めたりすることができそうです。

「ボーイング747 セクション41」
「ボーイング747 セクション41」

施設情報

■名称:航空科学博物館
■所在地:〒289-1608 千葉県山武郡芝山町岩山 111-3
■電話:0479-78-0557
■休館日:毎週月曜(月曜が祝日の場合はその翌日)、12/29~31 ※8月は無休で開館
■開館時間:10時~17時(入館は16時30分まで)
■入館料:大人700円、中高生300円、こども(4歳以上)200円 ※シミュレーターや搭乗体験は別料金(要整理券)
■駐車場:無料
公式サイト

[アクセス]
【電車】JR総武線および成田線・京成電鉄本線・京成成田スカイアクセス線「成田空港駅」・「空港第2ビル駅」→バスで成田空港交通 南部博物館線・そらまる線で「航空博物館」下車

(写真提供:航空科学博物館)

国立国会図書館 国際子ども図書館(東京都台東区)

国際子ども図書館の外観(レンガ棟)
外観(レンガ棟)

上野公園にある国際子ども図書館は、国内唯一の国立児童書専門図書館です。日本だけでなく海外の書籍や絵本などの資料が豊富にあり、お子さんの好奇心に応えてくれます。

中央に円形卓が配された「子どものへや」には、約1万冊の絵本・読み物・知識の本があり、どれを読もうか迷うほど。

中央に大きな円形テーブルと、その周りを囲む本棚、太い柱のある「子どものへや」
「子どものへや」 

「世界を知るへや」では、世界の国・地域について知ることのできる本や外国語の本が並び、海外への関心や学びを深めることができます。

また、中高生の調べものに役立つ資料のある「調べものの部屋」や、明治から現代までの児童書が展示された「児童書ギャラリー」は、自由研究や調べ学習にもぴったり。

中央に楕円形のテーブルが置いてあり、周りに絵本などが並ぶ「世界を知るへや」
「世界を知るへや」

建物は「レンガ棟」と「アーチ棟」からなり、「レンガ棟」は明治時代に建てられた帝国図書館の建物を保存・再利用していて、東京都の「歴史的建造物」にも選定されており、見どころのひとつとなっています。

クイズの答えを探しながら建物自体も楽しめる「レンガ棟クイズラリー」も実施しているので、建造物に興味のあるお子さんにもおすすめです。

レンガ棟内の大階段
レンガ棟内の大階段。手すりは創建当時から使い続けられている

施設情報

■名称:国立国会図書館国際子ども図書館
■所在地:〒110-0007 東京都台東区上野公園12-49
■電話:03-3827-2053
■休館日:月曜、国民の祝日・休日(5月5日のこどもの日は開館)、年末年始、第3水曜
■開館時間:9時30分~17時
■入館料:無料
■駐車場:なし
公式サイト

[アクセス]
【電車】JR「上野駅」公園口から徒歩10分/東京メトロ日比谷線・銀座線「上野駅」7番出口から徒歩約15分

(写真提供:国立国会図書館国際子ども図書館HP)

消防博物館(東京都新宿区)

地下に展示された消防車
地下に展示された消防車

消防博物館は東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目駅」に直結しているので、雨の日には特にうれしい施設です。1階エントランスでは消防ヘリコプターが出迎え、迫力があり圧巻。

地下には、大正から平成までに活躍した消防車が展示され、見て楽しんだり、「消防自動車の変遷」を学ぶこともできます。オリジナルグッズが並ぶ「ミュージアムショップ」で来館の記念にお土産を買えば、お子さんの心に残る思い出に!

3階にある消火シュミレーター“なろうよ!消防士”は、消防車で現場へ駆けつけ、ホースで消火を体感でき大人気

アニメと模型による楽しいショーなどで「現代の消防」について学べるほか、明治から昭和初期にかけての「消防の変遷」がわかる展示や、江戸時代の町並みが再現されたジオラマも。

なかでも、4階の町火消(町人による消防組織)のシンボルである纏(まとい)がズラッと並んだ様子は圧巻。それぞれの形や文字の意味をお子さんと一緒に考えるのも楽しそうです。

町火消の纏(まとい)
町火消の纏(まとい)

地震や災害の多い昨今、楽しみながら防災意識を高められるのも魅力のひとつ。ぜひお子さんとお出かけしてみてはいかがでしょうか。

消防博物館のビルの屋上にある、赤い消防ヘリコプター
屋上にある消防ヘリコプター。晴れた日は行列ができるほど人気です(雨の日や荒天時は屋上には出られません)

施設情報

■名称:東京消防庁消防防災資料センター
■所在地:〒160-0004 東京都新宿区四谷3丁目10番
■電話:03-3353-9119
■休館日:月曜(祝日の場合は開館し翌日休館。9/1防災の日、10/1都民の日、1/17防災とボランティアの日が月曜の場合は開館)、12/2~1/3(年末年始)、館内整備日
■開園時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで) ※図書資料室は水・金・日の13時~16時30分
■入館料:無料
■駐車場:なし
公式サイト

[アクセス]
【電車】東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目駅」2番出口すぐ/JR中央本線 「信濃町駅」・「四ツ谷駅」から徒歩約12分/都営新宿線「曙橋駅」から徒歩約7分

(写真提供:消防博物館)

板橋区立熱帯環境植物館(東京都板橋区)

温室の「集落景観」。熱帯の植物に囲まれた小屋
温室の「集落景観」

熱帯環境植物館は、東南アジアの熱帯⾬林を再現した珍しい施設です。1~2階では、植物の環境に合わせて「潮間帯植生」「熱帯低地林」「集落景観」「雲霧林(冷室)」の4つの植⽣ゾーンが再現され、バナナ、プルメリア、ハイビスカスなどの南国の植物も見ることができます。

「雲霧林(冷室)」。木々の間にぶら下がる赤紫の花
「雲霧林(冷室)」

地下にある「ミニ水族館」では、東南アジアを中心とした海水・汽水・淡水の生きものが約150種2500匹も展示されていて、さまざまな生きものを見ることができます。

水槽の中を泳ぐ、ミニ水族館の生きものたち
ミニ水族館の生きものたち

なかでも人気なのが、水族館にいる淡水エイの“チャオちゃん”。体長2m70cmと世界最大の淡水エイ(ヒマンチュラ・チャオ)で、性格はとても温厚です。食事シーンが見られるイベントもあり、大きな体のエイがエサを吸い込む様子は迫力満点。

さらに、図書コーナーや常設展示コーナー、地球環境をテーマにした企画やイベントなどもあり、大人から子どもまで楽しみながら学べる施設です。FacebookなどSNSにも力を入れていて、花の開花情報や最新の見どころなどを発信しているので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

水槽の中を泳ぐ淡水エイの“チャオちゃん”
淡水エイの“チャオちゃん”

施設情報

■名称:板橋区立熱帯環境植物館
■所在地:〒175-0082 東京都板橋区⾼島平8-29-2
■電話:03-5920-1131
■休館日:月曜(祝日・休日の場合は翌日)、年末年始
■開館時間:10時~18時(入館は17時30分まで)
■入館料:大人260円、小学生・中学生130円、65歳以上130円、未就学児無料
■駐車場:公式サイトの「自動車をご利用の場合」をご確認ください
公式サイト

[アクセス]
【電車】都営三田線「高島平駅」下車、東口から徒歩約7分

(写真提供:板橋区立熱帯環境植物館)

はまぎん こども宇宙科学館(神奈川県横浜市)

はまぎん こども宇宙科学館の1階エントランス
1階エントランス

神奈川県横浜市にあるこども宇宙科学館は、地下2階・地上5階の建物が宇宙船に見立てられ、フロアごとにさまざまな宇宙体験ができる施設です。子どもたちが遊びながら宇宙や科学に親しめるのも、うれしいポイントです。

地下2階には「あそびの広場」と「展示室」があり、ロボット型の複合遊具“ロボットBe-2”がお出迎え。

“ロボットBe-2”
“ロボットBe-2”

2階の「宇宙発見室」では、 “プラズマボール”や“放電ショウ”などの装置で電気の不思議さに触れたり、3階の「宇宙トレーニング室」では、“月面ジャンプ”や“空間移動ユニット”といった心躍る展示物で、体を使って宇宙空間を疑似体験することができます。

“空間移動ユニット”
“空間移動ユニット”

4階の「宇宙研究室」では、さまざまなパズルが楽しめ、5階の「宇宙船長室」では、500kgの巨大ないん石に触れることも。

遊び疲れたら、地下1階の「休憩室」や1階の「カフェ」で一休みしたり、「ミュージアムショップ」でお土産探しも良いですね。

「宇宙」についてさまざまな角度から楽しめて、子どもの“ワクワク”を刺激してくれそうです。

星座が投影されたプラネタリウム
プラネタリウムもあり、投影機「はま銀河(愛称)」は、投影する星の数の多さで2023年2月にギネス世界記録に認定されました。

施設情報

■名称:はまぎん こども宇宙科学館
■所在地:〒235-0045 横浜市磯子区洋光台5-2-1
■電話:045-832-1166
■休館日:第1・3火曜、年末年始 ※状況により変更があるので、HPをご確認ください
■開館時間:9時30分~17時(入館は16時まで)
■入館料:大人400円、小・中学生200円 ※プラネタリウムは別料金です
公式サイト

[アクセス]
【電車】JR京浜東北・根岸線「洋光台駅」から徒歩約3分

(写真提供:はまぎん こども宇宙科学館)

学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと編集部)

学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと編集部)

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