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〜子どもの目の健康のために〜最新メガネづくりを体験

〜子どもの目の健康のために〜最新メガネづくりを体験

学校の目の健診で、視力低下の結果が出た。ものを見るとき、目を細めている……。
子どもの視力について、気になることはありませんか。目の健康を守るうえで、視力に応じた適切なメガネをかけ、近視の対策をすることはとても大切です。

今どきの子どもメガネづくり事情を、体験レポートでさぐってみましょう。

メガネづくり体験、スタート!

最新メガネづくりを体験してもらったのは、小学校5年生のタケルくん(仮名)。お母さんもいっしょに体験です。タケルくんは、3年生のころから近視の矯正のためにメガネをかけていますが、最近の視力検査で、以前より近視が進んでいることがわかり、メガネを新しくしようと思っています。

やってきたのはJINSの吉祥寺ダイヤ街店。このお店では、最新の機械を導入して、大人にも子どもにも満足してもらえるメガネづくりをしているとのことです。

広くて明るい店内に約1200種の豊富なメガネが…

今回は、佐藤店長がメガネの完成まで対応してくれました。

はりきる佐藤店長

メガネづくりのスタートは子どもが気に入るフレーム選びから

まずは、フレーム選びです。

店内には、大人向けはもちろん、子ども向けにも、さまざまな色やデザインのフレームが並べられています。「子ども用のメガネって、バリエーションが少ないというイメージがありましたが、これだけあれば、妥協せず、気に入ったフレームが選べますね」とお母さん。

タケルくんも、にこにこわくわくしながら試していきます。
サイズやデザインが豊富ですが、フレームを選ぶ際には、どんなことに気をつければよいのですか、店長さん?

「はい。ポイントは3つです。

  1. かけたときに目がレンズの真ん中にくること
  2. 下を向いたときにメガネが落ちてこないこと
  3. 鼻にあたる鼻パッドがぴったりしていること

これに注意してフレームを選ぶといいですよ」

いろいろかけて、試します
子ども用のメガネも豊富なバリエーション
フレームの種類が豊富。サイズはXS・S・M・L、形はオーバル・スクエア・スクエアオーバル、ウエリントン。素材はメタル。哺乳瓶などに用いられている安心で軽い樹脂素材を使用。
なるほど。顔のサイズに合っていて、かけたときにずれないことが大切なんですね。

念入りな視力検査

次は、レンズをつくるために視力を検査します。

子どもの場合、学校での視力検査で視力に問題があることがわかると、眼科でくわしい検査をして、メガネをかけるかどうかの判断をしてもらうことが大切です。この場合は、眼科で処方箋をもらい、お店で見せれば視力検査の必要はありません。
タケルくんは、これまでにもメガネをつくったことがあり、最近さらに視力が下がっているようなので、お店で視力検査をしてもらいます。

「近視はもちろん、乱視の状態なども調べます。その結果をもとに、最適なレンズでメガネをおつくりします」

店長さんに案内されて、視力検査のコーナーへ。機械をのぞいて見え方を答えたり、いくつかのレンズをかけたときの見え方を調べたりします。

専用の装置で、近視の度数のほか、乱視の状態なども調べます。
さて、検査の結果が出たようです。

レンズづくりはあっという間に

視力検査が終わると、その結果をもとにレンズを選び、最初に選んでおいたフレームにはめます。レンズは、もとになる丸い形状のものをフレームの形にけずっていきます。

店長さんが店の奥にある機械を操作しています。すると、トレーにのったもとの丸いレンズとフレームが動きだします。
このお店では、速くて正確なレンズづくりのために、機械でレンズをけずっているんですね。

店長さんが、機械を操作すると…、
レンズとフレームが運ばれていきます。
…と思っているうちに、「はい、できました!」。本当にあっという間でした。
※混雑状況によって商品の受け取り時間は変動します。

調整してできあがり!

店長さんが、タケルくんのメガネを持ってきてくれました。

「はい、どうぞ。かけてみてください」

かけ心地はどうでしょう。

つるがぴったりしているかなどをチェック。
熱を加えて調整します。

かけてみることで、顔にフィットしているかどうかを確かめ、つるの曲がり具合などを調整します。微妙な作業なので、ここは手作業です。店長さん自ら、熱風でつるを温めてやわらかくして調整してくれます。何度か調整して、タケルくんにぴったりのメガネが完成しました。

「機械の作業と手作業の両方で、顔に合ったメガネをつくってもらえるんですね」とお母さんも感心しきり。
タケルくんも鏡を前に満足そうです。

メガネが完成! 似合っていますね。

教えて! 店長さん!

メガネができたところで、お母さんが日ごろ疑問に思っていることを聞いてみました。

お母さん 「メガネをかけると視力の低下が進むって言われていますけど、本当ですか」

店長 「眼科の先生の診断を受けて、適切なメガネをかけることは、ものがよく見えるためと同時に、近視の進行をおさえるためにも重要だと考えられていますよ」

お母さん 「メガネって、どれくらいで買い替えるものなんですか」

店長 「大人の場合は、2 〜3 年での買い替えが多いようですが、お子さまの場合は、視力が低下しやすいので、定期的に成長に応じて、視力や顔のサイズに合ったメガネにすることが大切ですね。1年以内で買い替えということもあります」

お母さん 「メガネをあつかうときの注意点は何ですか」

店長 「メガネを片手ではずさないようにしましょう。また、高温のものに近づけると変形することがあるので注意してください。はずしたらケースにしまいましょう」

お母さん 「家に帰ってから特にメガネは必要ないときでも、メガネはかけ続けたほうがいいですか。それともはずしたほうがいいですか」

店長 「メガネは軽いといってもはじめは負担に感じてしまうこともあります。必要ないときは、はずしておくと負担が減らせるのではずしていいと思いますよ」

お母さん 「視力の矯正以外にも、目によい機能のあるレンズがあるそうですが…」

店長 「目に役立つと言われるバイオレットライトを透過するレンズ『JINS VIOLET+(バイオレットプラス)』は成長期のお子さまにおすすめです。有害なUVやブルーライトはカットしながら、バイオレットライトは選択透過しており、お子さまの目を取りまく周辺環境に配慮した設計となっています。」

お母さん 「よくわかりました。ありがとうございます」

「何かあれば、いつでもどうぞ」「ありがとうございました」
メガネづくり体験は、タケルくんもお母さんも大満足。お母さんが感想を話してくれました。「メガネとじょうずにつきあう方法を教えてもらって、ありがたかったです。
長く待つこともなく、お財布にもやさしかったのがとてもうれしいですね」

子どもの目の健康のために、メガネとじょうずにつきあってくださいね。

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学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)
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