神主(神職)になるには?仕事内容や必要な資格などを解説!

神主(神職)

日本古来(にほんこらい)の宗教(しゅうきょう)「神道(しんとう)」を伝(つた)えるため、神社(じんじゃ)で働(はたら)く宗教職(しゅうきょうしょく)が神主(かんぬし)だ。正式(せいしき)には「神職(しんしょく)」と呼(よ)ばれるんだ。神主(かんぬし)になるにはどうすればいい?この記事(きじ)では、儀式(ぎしき)や参拝者(さんぱいしゃ)の対応(たいおう)、施設(しせつ)の維持管理(いじかんり)まで担(にな)う神主(かんぬし)(神職(しんしょく))の仕事内容(しごとないよう)や向(む)いている人(ひと)、働(はたら)くために必要(ひつよう)な「階位(かいい)」という資格(しかく)を紹介(しょうかい)するよ。年収(ねんしゅう)や、時期(じき)や神社(じんじゃ)ごとに変(か)わる働(はたら)き方(かた)といった情報(じょうほう)もまとめているよ。

神主(かんぬし)(神職(しんしょく))に向(む)いている人(ひと)は?こんな人(ひと)にピッタリ!

地域(ちいき)の人(ひと)たちと上手(じょうず)に付(つ)き合(あ)えるコミュニケーション能力(のうりょく)を持(も)つ人(ひと)。日本(にほん)の歴史(れきし)・伝統(でんとう)を重(おも)んじる人(ひと)。奉仕(ほうし)活動(かつどう)が自然(しぜん)にできる人(ひと)。

神主(かんぬし)(神職(しんしょく))の仕事(しごと)内容(ないよう)を見(み)ていこう!

日本(にほん)古来(こらい)の「神道(しんとう)」の教(おし)えを伝(つた)え、神(かみ)と人(ひと)とを結(むす)ぶ

日本(にほん)古来(こらい)の「神(かみ)」をまつる神社(じんじゃ)は全国(ぜんこく)に数多(かずおお)くあり、それぞれの神(かみ)は周辺(しゅうへん)地域(ちいき)を守(まも)る「氏神(うじがみ)」として、地域(ちいき)の人々(ひとびと)の心(こころ)のよりどころとなっている。神主(かんぬし)はそうした神社(じんじゃ)の管理者(かんりしゃ)として、地域(ちいき)に根(ね)ざした活動(かつどう)をしながら、神道(しんとう)の教(おし)え、文化(ぶんか)を後世(こうせい)に伝(つた)えていくのが仕事(しごと)だ。季節(きせつ)の行事(ぎょうじ)や神前(しんぜん)結婚式(けっこんしき)、厄払(やくばら)いなどの儀式(ぎしき)を神社(じんじゃ)でとりおこない、お祓(はら)いや地鎮(じちん)祭(さい)など依頼(いらい)があれば現地(げんち)におもむいて、神(かみ)と人々(ひとびと)とを結(むす)ぶ役目(やくめ)をになう。

神主(かんぬし)(神職(しんしょく))になるには?必要(ひつよう)な資格(しかく)・役立(やくだ)つ知識(ちしき)もチェックしよう!

神職(しんしょく)の多(おお)くは親(おや)から子(こ)へ世襲(せしゅう)制(せい)で受(う)けつがれている

神社(じんじゃ)を運営(うんえい)する神主(かんぬし)は、世襲(せしゅう)制(せい)(親子(おやこ)代々(だいだい)受(う)けつぐこと)であることが多(おお)い。神職(しんしょく)の家(いえ)に生(う)まれた子(こ)どもが、実家(じっか)の神社(じんじゃ)をつぐために神職(しんしょく)となるのだ。近年(きんねん)その世襲(せしゅう)制(せい)がくずれ、神主(かんぬし)不在(ふざい)の神社(じんじゃ)も出(で)てきた。そのため、ひとりの神職(しんしょく)が複数(ふくすう)の神社(じんじゃ)の仕事(しごと)をかねたり、一部(いちぶ)の神社(じんじゃ)では求人(きゅうじん)サイトなどに募集(ぼしゅう)広告(こうこく)を出(だ)したりする動(うご)きもある。そのため、一般(いっぱん)家庭(かてい)から神職(しんしょく)を目指(めざ)すことも少(すこ)しずつだが増(ふ)えている。いずれにせよ、神道(しんとう)は日本(にほん)の歴史(れきし)・伝統(でんとう)に根(ね)ざした日本(にほん)固有(こゆう)の宗教(しゅうきょう)であり、専門的(せんもんてき)に学(まな)べる大学(だいがく)、もしくは神道(しんとう)養成所(ようせいしょ)でしっかりと学(まな)ぶ必要(ひつよう)がある。

神職(しんしょく)として働(はたら)くためには「階位(かいい)」が必要(ひつよう)

神職(しんしょく)として働(はたら)くためには「階位(かいい)」という資格(しかく)が必要(ひつよう)になってくる。全国(ぜんこく)にある神社(じんじゃ)の多(おお)くは「神社(じんじゃ)本庁(ほんちょう)」という組織(そしき)に所属(しょぞく)していて、階位(かいい)はその「神社(じんじゃ)本庁(ほんちょう)」が認定(にんてい)している。階位(かいい)は神職(しんしょく)資格(しかく)課程(かてい)のある大学(だいがく)を卒業(そつぎょう)するか、神職(しんしょく)養成所(ようせいしょ)を修了(しゅうりょう)することで取得(しゅとく)するのが一般的(いっぱんてき)。現在(げんざい)、神職(しんしょく)資格(しかく)課程(かてい)のある大学(だいがく)は國學院大學(こくがくいんだいがく)(東京都(とうきょうと))と皇學館大学(こうがくかんだいがく)(三重県(みえけん))の2校(こう)。神職(しんしょく)養成所(ようせいしょ)は出羽三山(でわさんざん)神社(じんじゃ)(山形県(やまがたけん))、志波(しわ)彦(ひこ)神社(じんじゃ)・塩竈(しおがま)神社(じんじゃ)(宮城県(みやぎけん))、熱田神宮(あつたじんぐう)(愛知県(あいちけん))など有名(ゆうめい)神社(じんじゃ)が運営(うんえい)するものが全国(ぜんこく)に6か所(しょ)ある。また、一部(いちぶ)の大学(だいがく)や全国(ぜんこく)各(かく)地域(ちいき)の神社庁(じんじゃちょう)では、毎年(まいとし)、階位(かいい)についての検定(けんてい)講習会(こうしゅうかい)、検定(けんてい)試験(しけん)がおこなわれている。これには就職(しゅうしょく)する神社(じんじゃ)が決(き)まっているなど複数(ふくすう)の条件(じょうけん)があるが、クリアすれば受講(じゅこう)し試験(しけん)を受(う)けることができる。さらに、一般(いっぱん)財団(ざいだん)法人(ほうじん)大阪(おおさか)国学院(こくがくいん)には全国(ぜんこく)で唯一(ゆいいつ)、神職(しんしょく)資格(しかく)取得(しゅとく)通信(つうしん)課(か)程(てい)があるが、こちらも勤(つと)める神社(じんじゃ)が決(き)まっているなど複数(ふくすう)の条件(じょうけん)が必要(ひつよう)なので注意(ちゅうい)したい。

階位(かいい)を得(え)たら「奉職(ほうしょく)」先(さき)を探(さが)す

神職(しんしょく)の場合(ばあい)、就職(しゅうしょく)することを「奉職(ほうしょく)」と呼(よ)ぶ。世襲(せしゅう)でない場合(ばあい)は、階位(かいい)を取得(しゅとく)したのち、奉職(ほうしょく)先(さき)を探(さが)すことになる。これまでは、神職(しんしょく)の求人(きゅうじん)広告(こうこく)が出(で)ることは多(おお)くはなく、正月(しょうがつ)などの繁忙期(はんぼうき)に巫女(みこ)さんや雑用(ざつよう)などのアルバイトを募集(ぼしゅう)する程度(ていど)。本職(ほんしょく)として神職(しんしょく)を目指(めざ)したいときは、人(ひと)づてにコネクションを頼(たよ)って奉職(ほうしょく)先(さき)を探(さが)すのが一般的(いっぱんてき)だった。しかし、最近(さいきん)ではSNSの求人(きゅうじん)サイトに「神職(しんしょく)」「神職(しんしょく)(見習(みなら)い可(か))」「神職(しんしょく)(神主(かんぬし))」などが上(あ)がるようになっている。神社(じんじゃ)本庁(ほんちょう)に所属(しょぞく)していない神社(じんじゃ)もあり、チャンスは少(すこ)しずつだが広(ひろ)がっている。

なるためチャート!神主(かんぬし)(神職(しんしょく))になるためのステップを図解(ずかい)するよ

キッズネットオリジナルの「なるためチャート」だよ!神主(かんぬし)(神職(しんしょく))の仕事(しごと)につくための主(おも)な進路(しんろ)の例(れい)や必要(ひつよう)な情報(じょうほう)を図解(ずかい)しているよ。ぜひ参考(さんこう)にしてみてね!

キッズネットオリジナルの神主(神職)になるための進路を説明した図解チャート

神主(かんぬし)(神職(しんしょく))の将来性(しょうらいせい)は?

一般(いっぱん)家庭(かてい)から神職(しんしょく)を目指(めざ)す人(ひと)にはチャンス

神主(かんぬし)がひとりいれば十分(じゅうぶん)な規模(きぼ)の神社(じんじゃ)は多(おお)く、一度(いちど)なってしまうと入(い)れ替(か)わりはほとんどない。新(あたら)しく神社(じんじゃ)が建立(こんりゅう)されるケースはまれで、神主(かんぬし)の需要(じゅよう)が大量(たいりょう)に増(ふ)えるとは考(かんが)えにくい世界(せかい)だ。ただ、後継者(こうけいしゃ)不足(ぶそく)に悩(なや)む神社(じんじゃ)も多(おお)いため、実家(じっか)が神社(じんじゃ)でない人(ひと)でも新(あたら)しいジャンルの就職(しゅうしょく)先(さき)として、チャレジする価値(かち)はありそうだ。

【データ】神主(かんぬし)(神職(しんしょく))の年収(ねんしゅう)・働(はたら)き方(かた)・働(はたら)く場所(ばしょ)は?

収入(しゅうにゅう)は?

平均(へいきん)年収(ねんしゅう)は447~537万(まん)円(えん)。神社(じんじゃ)によって収入(しゅうにゅう)には格(かく)差(さ)がある。神社(じんじゃ)の収入(しゅうにゅう)は、お祈祷(きとう)・お祓(はら)い料(りょう)、お賽銭(さいせん)、お守(まも)り・おみくじの販売(はんばい)などで成(な)り立(た)っていて、観光地(かんこうち)などたくさんの人(ひと)が訪(おとず)れる神社(じんじゃ)は収入(しゅうにゅう)が多(おお)く、地域(ちいき)住民(じゅうみん)が支(ささ)える小(ちい)さな神社(じんじゃ)の収入(しゅうにゅう)は少(すく)なくなりがちだ。働(はたら)く神職(しんしょく)の収入(しゅうにゅう)も、そうした職場(しょくば)の違(ちが)いで左右(さゆう)される傾向(けいこう)がある。

休暇(きゅうか)は?

一般的(いっぱんてき)な会社員(かいしゃいん)と同(おな)じく、週休(しゅうきゅう)2日(ふつか)制(せい)と規定(きてい)している神社(じんじゃ)は多(おお)い。ただ、冠婚葬祭(かんこんそうさい)の予約(よやく)で休(やす)みが返上(へんじょう)になることも多(おお)い。年末(ねんまつ)年始(ねんし)などは無休(むきゅう)で超多忙(ちょうたぼう)だ。神道(しんとう)の場合(ばあい)、休日(きゅうじつ)であっても朝夕(あさゆう)の祈祷(きとう)はかかせないため、仕事(しごと)とプライベートの線引(せんび)きが難(むずか)しい一面(いちめん)もある。

職場(しょくば)は?

神社(じんじゃ)。依頼(いらい)された地鎮(じちん)祭(さい)や祭(まつ)りなどの現場(げんば)。

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