病気やケガをしたとき、治療をうけたり、長く入院したりすると、思いがけずお金がかかってしまうことがあるよね。そんなときに役に立つのが「保険」。保険に加入しておくと、もしものときに保険会社からまとまったお金を受取ることができるんだ。保険会社の人は、命や生活を守るための保険商品を考えたり売ったりするだけでなく、お客様からお預かりしたお金を、株式や不動産で運用して大切に増やしているよ。実際にどんなお仕事をしているのか、日本生命保険相互会社の中野里香さんに聞いてみたよ。
質問① お仕事はどんなことをしていますか?
私の主な仕事は「保険」という商品をお客さまに販売することです。でも保険を売るだけではなく、時代に合わせた保険を新しく考えたり、お客さまの生活状況に沿った保険を提案したりすることも大事な仕事です。また私の所属する地域振興支援室では、県や市と協力して、保険だけではない取組みも進めています。住み慣れた土地で安心して生活できるよう、地域の警察署と一緒にお客さまへ「振り込め詐欺防止ビラ」を配布したり、これから成長されるお子さまに向けてスポーツ教室を開催したり…地域のお客さまと触れ合う機会を大切にしています。
質問② うれしかったことや大変だなって思うことはありますか?
保険のお仕事の魅力は、お客さまの人生に寄り添えることです。かたちが見えない保険の大切さを言葉で伝えて、お客さまの「大事」を一緒に考えることは、ときには難しいこともあります。お子さまのご入学など喜びのときや、ケガや病気など大変なときなど、しっかり寄り添うことができ、「ありがとう」とお手紙をいただいたときには、本当に嬉しいです! 2011年の東日本大震災では、被災された方に一刻も早く保険金を支払うため、必要書類の一部を省略するなど、会社を挙げて特別な対応をしました。そのとき役に立ったのが日ごろからお客さまとコミュニケーションを取っていたこと。安否確認やお手続きのご案内がスムーズにでき、いざというときにお役に立てる保険の仕事を誇らしく思いました。
質問③ どんなところで働いていますか?
東京都千代田区丸の内にある、日本生命保険相互会社の丸の内ビルで働いています。私は地域振興支援室に所属しており、全国の都道府県や市区町村と協力して、健診受診を勧めるセミナーを開催したり、振り込め詐欺防止など地域の方々が安心して暮らせるためのチラシを配布したりして、地域のお役に立つための活動をすすめています。その地域の県庁や市役所に出向いて、どのようなセミナーやチラシであれば効果があるか話し合うこともありますよ。
質問④ どうやってその仕事につくことを選んだのですか?
私は、高校のときに部活でマネージャーをしたり、大学ではカンボジアの子どもたちに勉強を教えるボランティアに行ったり、人を支える活動をずっとしてきました。就職活動をするなかで、「人の人生に寄り添い、支える仕事がしたい」と思い、日本生命に入社しました。保険会社には、保険商品を考える商品開発の仕事や、保険を販売する営業の仕事、お客さまから預かったお金を投資で増やす運用の仕事など、さまざま。文系・理系問わず、どんな人でも活躍できますよ。何よりも大切なのは「人の役に立ちたい」という気持ちです!
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