おいしいお寿司をつくり、お客様にお届けし、食べる人を笑顔にするのが寿司職人。お寿司だけじゃなく、玉子焼きなどの料理をつくったり、市場に出かけて魚を買い付けてくることもあるんだよ! また、魚の状態が悪くならないように管理するのも、大事な仕事なんだって。そんなはばひろ~い寿司職人の仕事について、回転寿司チェーン店のすし銚子丸(以下、銚子丸)で働いている福原博之さんに聞いてみたよ!
質問① お仕事はどんなことをしていますか?
店の中でお寿司を握る、寿司職人として仕事をしています。もちろん、お寿司を握るだけではなく、魚をさばいて、おいしく食べてもらうための下処理をすることも、寿司職人の仕事の一つです。銚子丸はお寿司だけでなく、玉子焼きやあら汁も人気の料理なので、お寿司以外の料理を作ることもありますよ!また、お寿司に使う魚を毎日市場に買いに行っています。新鮮な魚を食べてもらえるように、美味しい魚を見分けるための勉強もしています。
質問② うれしかったことや大変だなって思うことはありますか?
できたての新鮮なお寿司を最高においしい状態で、しかも目の前で召し上がっていただけるというところがこの仕事の醍醐味。おいしそうにお寿司を頬張る姿や、「もっと食べたい!」「次はどれにしよう?」などと楽しそうにお話する様子をじかに見ることができ、いつも幸せな気持ちになっています!一方、お寿司を安心安全に召し上がっていただくために、魚の品質が悪くなってしまわないよう、衛生管理はしっかりとしています。忙しくて大変な日もありますが、お客様から「おいしかったよ」といったお言葉やお手紙をいただけると、とても励みになります!
質問③ どんなところで働いていますか?
私が働いている銚子丸は、お寿司の美味しさはもちろん、お客様に食事を楽しんでもらえるようなサービスを提供している寿司屋です。私はおもに、店の奥にある厨房や、カウンターの内側の調理場で仕事をしています。奥の厨房では魚の下処理などの準備をして、店が開店してお客様がやってきたら、カウンターに立ってお客様の目の前でお寿司を握っています。カウンターにはお寿司を握るための道具以外にも、玉子焼きをつくるためのコンロや、魚をあぶってお寿司にするためのバーナーなど、いろいろな調理器具もありますよ!
質問④ どうやって寿司職人になりましたか?
私は小さいころから魚が好きで、高校を卒業した後、魚屋に就職しました。そして「もっと多くのお客様に、美味しい魚を食べてもらいたい!」「飲食店で直接お客様と関わりたい!」と思って、銚子丸に転職して寿司職人になりました。もし、寿司職人になりたいなら、寿司職人の養成学校や調理系の専門学校に入ったり、お寿司屋さんで修業をしたりして、魚に関する知識や技術を勉強するとよいでしょう。また、銚子丸のように、社内に職人育成プログラムがある寿司屋に就職すれば、店で働きながら、短期間で必要な技術を身に付けていくことができますよ!
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寿司職人が働く『すし銚子丸』について見てみよう