とうふ職人
とうふや
こんな人 にピッタリ!
自分のこだわりを持つ人。物事に熱中できる人。
どんな仕事 ?
とうふ、油 あげ、がんもどきなどを作 って売 る
とうふは日本に古くからある大豆食品だ。一晩、水につけた大豆をゆでて布でこし、できた豆乳に、にがりなどの凝固剤を加えて型に入れ、固めると、とうふができあがる。加工して、油あげやがんもどきなども作る。とうふや加工品は自分のお店で売ったりスーパーにおろしたり、学校の給食などに使われることもある。朝早くから冷たい水を使う水場で働くとうふ屋は体力のいる仕事だが、自分の責任と実力で店を切り盛りし、地域の人たちの暮らしに関われるところに楽しさがある。
これがポイント!
とうふ職人 に弟子入 りし基礎 から作 り方 を学 ぶ
とうふ屋は、世襲制で一家が代々受けついでいることが多い。そのため、新しくとうふ屋になるにはどこかのお店に弟子入りし、とうふ作りを一から教えてもらうのが一般的だ。とうふ製造業者の集まりである全国豆腐連合会では、とうふ屋をやってみたいという人のための相談窓口を設けている。とうふを作る仕事に資格は必要ないが、自分でお店を開店するときには保健所による「豆腐製造業」の営業許可が必要だ。
将来 はこうなる
体 に良 いとうふは、これからも注目 される
大量生産によって安さを実現した大手とうふメーカーに押され、個人が営むとうふ屋は年々、数が少なくなっている。しかし、こだわりをもって作られる、その店ならではの味を好むお客は多い。最近ではインターネットで販路を開拓したり、自家製のとうふを使って、とうふ料理を提供する店があったり、地域に根ざした小さな店のイメージも変わりつつある。大量生産で味わえない手作りのおいしさには、さまざまな可能性が秘められていると言えるだろう。
データボックス
収入 は?
自分でお店を持つ場合、大豆などの原価と商品価格、来客数などによって収入は異なる。特にインターネットを活用して販路を広げることができれば、大きな収入になる。
休暇 は?
町のとうふ屋さんは、週に1日くらい定休日を設けていることが多い。
職場 は?
とうふ屋、とうふ製造メーカーなど。
なるためチャート
とうふ職人の仕事につくための主なルートが一目で分かるチャートだよ!