臨床心理士(心理カウンセラー)

臨床心理士(心理カウンセラー)

心の問題を抱えた人たちの不安や悩みを親身になって聞き、心の状態を理解することが大事

こんな人にピッタリ!

友達に相談事を持ちかけられても、むやみに自分勝手な意見を言わずに、じっくり話を聞いてあげられる人。相手の心に寄り添って、一緒に解決の道を探ることができる人。

どんな仕事?

悩んでいる人が自分で答えを出せるようにサポート

よく誤解されるが、相手の「人生相談」に答えを出す仕事ではない。悩んでいる人の話をよく聞き、よき理解者となって、何が問題なのかを的確に分析した上で、本人が答えを見いだせるように手助けする仕事だ。深刻な話に引きずられて、いっしょに落ち込んではいけない。まず、自分の心がしっかりしていなければ務まらない。

これがポイント!

指定の大学院に進学を

まず、臨床心理学(心の問題を解決するための知識や技術を学ぶ実践的な学問)に強い大学に入学。卒業後は日本臨床心理士資格認定協会が指定した大学院(1種と2種がある)に入学。1種は修士課程を修了すると「臨床心理士資格審査」の受験資格を得られる。2種は修了後1年以上の実務経験を経て、受験資格を得られる。資格審査の合格率は70%前後だ。

民間団体の資格も取れる

臨床心理士以外にも、民間団体が独自の講座修了者を対象に心理カウンセラーの資格を認定している。ただし、臨床心理士に比べると社会的な信用度は低い。受験資格は各団体によってさまざまだ。

将来はこうなる

学校や職場でも、「心の問題」は増えつつある

これからの仕事として、活躍の場は広がっていくだろう。仕事でストレスがたまったり、いじめや登校拒否が後を絶たなかったり、今の社会は心の問題が山積みで、「親身になって相談に乗ってくれる心の援助者」を必要としているからだ。心の問題は年齢や境遇によってさまざま。特定の専門分野の知識と経験を生かしたカウンセラーも求められている。

データボックス

収入は?

この仕事は病院でも企業でも非常勤が多い。週2日程度の非常勤で月収10〜15万円。常勤でも高給は望めない。現状はきびしいが、職業としてのニーズは増えていくことが予想されるので、待遇面での改善も進むはずだ。また、安定した収入を得るには、地方公務員試験に合格して各都道府県の精神保健福祉センターの心理職につくか、保健所の精神保健相談員になる手もある。

休暇は?

休日出勤が必要になるほど物理的にハードな仕事ではない。だが、精神的にはきびしい仕事なので、他人のストレスに押しつぶされないよう、常に心のリフレッシュが必要。

職場は?

病院の精神神経科、企業の心理相談室、精神保健福祉センターや保険所、児童相談所などの福祉施設、警視庁(少年相談担当の心理技師)、学校(スクールカウンセラー)、民間のカウンセリング・クリニックなど、さまざまなところがある。

なるためチャート

仕事のなり方が一目でわかるチャートだよ!

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