ボランティアコーディネーター
ボランティアをする側、もとめる側の間に入って、調整や相談に乗るなどボランティア活動をサポートする。
こんな人にピッタリ!
決断力がある。話し上手・聞き上手である。心も体も健康である。
どんな仕事?
ボランティア活動をサポートする
ボランティア活動をしたい人としてほしい現場のニーズ(要求)を結びつけ、ボランティア活動の発信、受け入れ、調整を行うのが仕事だ。しょくぎょうとしては、まだあまり知られていないが、社会福し(しゃかいふくし)、教育、さい害支えん、国際協力など、さまざまな分野でボランティア活動がふえているため、ボランティアコーディネーターの役わりは重要だと考えられている。主に社会福しや病院、大学ボランティアセンターなどで活やくしている。
これがポイント!
ボランティア協会などの社員になる
ボランティアコーディネーターになるには、とくに資格は必要ない。今のところ、ボランティア協会や社会福し協議会のボランティアセンターに入り、知識や技能などを覚えて一人前になるのを目指すことが多いようだ。ただし、団体によってはほかの仕事をする場合もあり、ずっとボランティアコーディネーターの仕事ができるとはかぎらない。しかし、大学ボランティアセンターなどでボランティアコーディネーターとしてしょく員をさい用するケースは少しずつにふえてきている。また、ボランティアを受け入れている福ししせつや病院、NPOなどで活やくする方法がある。
将来はこうなる
ボランティアコーディネーターの役わりが高まっていく
近年、行政がボランティアコーディネーターの養成こうざなどを受けた人に対し、ボランティアコーディネーターのにん定や登ろくを行ったり、社会福し協議会が地いきの福し活動の進め役としてみとめるような動きが見られるようになってきた。ボランティアコーディネーターは、組織のなかでの位置づけがあいまいであったり、役わりが理解されていなかったりするため、社会的にまだあまり知られていないのだ。しかし、ボランティアコーディネーターの役わりがもっと知られ、ボランティアコーディネーターになる道がもっとしっかりできていくことで、活やくの場も広がっていくだろう。
データボックス
収入は?
月収は20万円くらいから。ただし、つとめる会社によって差があるようだ。
休暇は?
週休2日制。ただし仕事上、土日が休みとはかぎらないようだ。
職場は?
ボランティア協会、NPOなど。
なるためチャート
仕事のなり方が一目でわかるチャートだよ!
