ウエディングプランナー

人(ひと)の面倒(めんどう)を見(み)るのが好(す)きな人(ひと)。地道(じみち)な作業(さぎょう)ができる人(ひと)。人(ひと)と話(はな)すのが好(す)きな人(ひと)。

結婚式(けっこんしき)を挙(あ)げたいカップルの希望(きぼう)や予算(よさん)を聞(き)いて、様々(さまざま)なアイディアを提案(ていあん)しながら、式場(しきじょう)やウエディングドレス、ブーケなどのスタイリング、司会者(しかいしゃ)、BGMなどの手配(てはい)から、結婚式(けっこんしき)当日(とうじつ)は新郎(しんろう)新婦(しんぷ)をサポートし、進行(しんこう)・確認(かくにん)などを行(おこ)なう。ブライダルコーディネーター、ウェディングディレクター、ブライダルスペシャリストなどとも呼(よ)ばれている。

ウエディングプランナーを育成(いくせい)する学校(がっこう)は、専門(せんもん)学校(がっこう)やブライダルコースのある大学(だいがく)、ブライダルプロデュース会社(がいしゃ)が運営(うんえい)するスクールなどがある。ただし、求人(きゅうじん)数(すう)が少(すく)ないわりに、希望者(きぼうしゃ)は多(おお)く、学校(がっこう)を卒業(そつぎょう)しても必(かなら)ずなれるとは限(かぎ)らない。最初(さいしょ)はアシスタントやアルバイトから始(はじ)め、経験(けいけん)を積(つ)んでいく必要(ひつよう)がある。ウエディングプランナーになるために特別(とくべつ)な資格(しかく)は必要(ひつよう)ないが、ブライダルプランナー検定(けんてい)やライダルコーディネーター検定(けんてい)などを受(う)けておくと、採用(さいよう)試験(しけん)の際(さい)に有利(ゆうり)だ。

結婚式(けっこんしき)や披露宴(ひろうえん)をおこなう場所(ばしょ)は、従来(じゅうらい)の結婚式(けっこんしき)場(じょう)やホテル以外(いがい)にも、ハウスウエディングをおこなうゲストハウスや有名(ゆうめい)レストランなど様々(さまざま)だ。式場(しきじょう)によって提供(ていきょう)できるサービスも異(こと)なってくる。就職(しゅうしょく)先(さき)を選(えら)ぶとき、自分(じぶん)は何(なに)が得意(とくい)で、どんなプランナーになりたいのか、イメージしておくことが大切(たいせつ)だ。

最近(さいきん)は大規模(だいきぼ)で派手(はで)な結婚式(けっこんしき)が減少(げんしょう)し、コンパクトでも自分(じぶん)たちらしい式(しき)を挙(あ)げたいと望(のぞ)むカップルが増(ふ)えている。そうした個別(こべつ)の希望(きぼう)に合(あ)わせられるプロデュース力(りょく)が、ますます求(もと)められている。また、海外(かいがい)ウエディングの人気(にんき)は高(たか)く、ウエディング会社(がいしゃ)に就職(しゅうしょく)して現地(げんち)で働(はたら)くケースも増(ふ)えていきそうだ。語学力(ごがくりょく)を磨(みが)き、海外(かいがい)事情(じじょう)についての新(あたら)しい情報(じょうほう)は常(つね)にキャッチしておきたい。

一人(いちにん)前(まえ)に仕事(しごと)をこなすようになれば、月収(げっしゅう)30万(まん)円(えん)前後(ぜんご)。アシスタント時代(じだい)は、それよりかなり安(やす)くなる。

結婚式(けっこんしき)は土日(どにち)や祝日(しゅくじつ)など、休日(きゅうじつ)におこなわれることが多(おお)く、休暇(きゅうか)は平日(へいじつ)にとることが多(おお)い。春(はる)や秋(あき)などは結婚式(けっこんしき)シーズンで忙(いそが)しく、お客(きゃく)さんとの打(う)ち合(あ)わせも重(かさ)なるため、休暇(きゅうか)が取(と)れないことも。

結婚式(けっこんしき)場(じょう)、ホテル、ウエディング会社(がいしゃ)が運営(うんえい)するゲストハウスなど。

ウエディングプランナーの仕事(しごと)につくための主(おも)なルートが一目(ひとめ)で分(わ)かるチャートだよ！