動物飼育員
こんな人 にピッタリ!
正直である。人の面倒をみるのが好き。
どんな仕事 ?
動物 の世話 をして、入園者 に解説 する
動物園や水族館などで飼育されている動物のえさやりや健康管理などを毎日行うのが仕事だ。飼育小屋の修理、点検、入園者への説明、動物の調教、展示場のそうじ、飼育日誌をつけるなど、仕事内容は多い。動物は人間の言葉をしゃべることができないため、動きや歩き方、毛づやなどから動物の心を読み取り、おかしいところがないか気付いてあげなくてはならない。また、動物園は絶滅が心配されている動物の数を増やす役割もあるため、動物飼育員は動物に赤ちゃんを産ませることも大切な仕事の一つだ。出産や病気の時は、夜中まで付きそうこともある。仕事中はほぼ立ちっぱなしで力仕事も多く、かなりの体力のいる仕事だが、めずらしい動物を身近で世話できる魅力がある。
これがポイント!
動物 に関 する知識 を学 び、欠員 募集 のチャンスをつかむ
動物飼育員になるには特に資格は必要ない。動物園か水族館に勤めることができれば飼育員になることができる。しかし、欠員が出た時にしか募集されないため、とてもせまき門だ。すぐに募集が見つからなくてもあきらめず、情報を集めてチャンスをつかむことが大切だ。まずは畜産系の学部や動物関係の専門学校で学び、動物に関する専門的な知識を身につけておこう。ちなみに公立の動物園・水族館に入るためには、地方公務員試験に合格しなければならない。獣医師、潜水士やダイビング、学芸員の資格を取っておくと就職活動で有利になる。
将来 はこうなる
動物 を身近 に感 じられる新 たな展示 を目指 す
日本には動物園が95くらいある。少し前の動物園は、おりの中にいる動物たちを遠くからながめるものだったが、最近ではどんどん様変わりしている。できるだけ動物に近づきたい、自然界でどんなふうに動物たちが行動しているのか見たい、そんな声が高まっているからだ。全国の動物園は、入園者をよぶため一生懸命に知恵をしぼっている。動物飼育員には、動物の見せ方を工夫したり、入園者が動物とふれ合えるチャンスを増やしたりするために、様々なアイディアを出していくことも求められていくだろう。
データボックス
収入 は?
月収は大卒で17万円くらいからだ。
休暇 は?
週休二日制。休む曜日は人によってちがう。生き物が相手のため、おぼんや年末年始は時期をずらして交代で取る。
職場 は?
動物園、水族館、サファリパークなど。
なるためチャート
仕事のなり方が一目でわかるチャートだよ!
