大工

たくさんの道具を使い、伝とうてきな工法で、木造の家、建物をつくり、修理する職人(しょくにん)。神社や仏閣を建てたりする大工のことは「宮大工」と言う。

こんな人にピッタリ!

目標に向かってつき進む人。自分からすすんでやる人。体力に自信のある人。

どんな仕事?

大工道具を使い、職人技で日本にあった家をつくる

ノミやカンナや金づちなどの大工道具を使って、日本の気こうや風土にあった家、建物を設計図にもとづいて作るのが大工の仕事だ。今の日本の家づくりでは、ゆかやてんじょう、かべなどに木を使っているようで、木をうすく切ったものを重ねたベニヤ板にはりつけたり、化学素材に木のもようを印さつしただけのものが多い。一方、ボルトや金具をほとんど使わずに、木と木と組み合わせる「木組み」で作る昔からの工法にこだわり、家を建てる大工もいる。自分がつくった家に住むお客さんから「住み心地がいいよ。いろいろ工夫してくれてありがとう!」と笑顔で言われると達成感以上のものを味わうことができる。

これがポイント!

せんもん学校やしょくぎょう訓練学校などを出て、建設会社などに入社

大工になるには、とくに学れきや資格(しかく)は求められない。夏は暑さに、冬は寒さにたえながらの作業になるため、体力とやる気があれば大工になることができる。建築・土木系のせんもん学校やしょくぎょう訓練校を卒業して、建設会社や工務店などに入り大工になるか、大工のとうりょうに弟子入りして大工になる、という方法がある。大工として一人前になるには、5年くらいかかると言われている。大工は屋根やゆかをはったり、おし入れやまどわくを作るなど、多くの作業があるからだ。うでをみがき、最終的に独立する人も多い。ひとつの家を作るのに、多くの職人が関わるため、協調性や人をまとめ上げる力も身につけておきたい。

将来はこうなる

若手の大工がふえていくことがのぞまれる

日本の伝とうてきな木造の建物を作る大工は、高れい化が進み、年々少なくなるばかりだ。20年前とくらべると大工の人口はおよそ半数になってしまった(2009年の大工人口は2.79万人)。そのため、うでのいいわかい大工を育てるために、国土交通省の協力を受けた国家プロジェクト「大工育成じゅく」が2003年よりスタートしている。これは教室講義と工務店で現場修行をしながら技術を学べるというもの。高い技術を持った大工はどんどんふえていくことが、今後も強くのぞまれている。

データボックス

収入は?

月収は30万円くらい。能力の高い大工であれば、月収40〜50万円くらい。それ以上かせぐ大工もいる。

休暇は?

日曜が休みになる場合が多く、週休1日制。雨の日はきほんは休みになるが、室内でやる仕事もあるため、必ず休みになるというわけでもない。

職場は?

建ちく現場、建設会社など。

なるためチャート

仕事のなり方が一目でわかるチャートだよ!

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