自動車デザイナー
だれもが
こんな人 にピッタリ!
目標に向かって突き進む人。しっかり自分の意見が言える人。想像力が豊かな人。
どんな仕事 ?
車 の形 や色 などのデザインを考 える
自動車デザイナーは、外観デザインか内装デザインのどちらかの担当に分けられる。外観デザインは車の形や色、素材などを考え、内装デザインは、車内にあるもの全ての形や素材、色などを考える。トラックやバスなどの大きな車は、外観3人、内装3人、それにチームリーダーの計7人のグループでデザインを受け持つこともある。たくさんの人のアイデアや力を集結して、より良い車を作り上げるのだ。作りやすさやコストの面も頭に入れながら、人や街が求める車、乗った人が楽しくなる車、乗ってみたくなる車作りを心がけている。機能的で美しい車を作り出す、そこが自動車デザイナーの面白さだ。
これがポイント!
自動車 メーカーに入 って経験 を積 む
特別な資格は必要ないため、自動車メーカーのデザイン部門に入って、少しずつ経験を積むのが主なルートだ。自動車のデザインは、乗り物としての働きや性能を理解して、より美しい外観や心地よい内装を作り上げていく、とても複雑な仕事である。つまり、経験がない人が自動車デザイナーを目指すことは難しいため、まずはメーカーで経験を積もう。その後、フリーになって自分のデザイン会社を作り、活躍するデザイナーもいる。
美術 大学 や車 の専門 学校 に通 う
自動車デザイナーという職業は、広く募集されることはない。美術大学の工業デザイン科、車の専門学校などに募集がいくことが多いため、こうした学校で学ぶ方が、自動車デザイナーになれる可能性が高くなる。学生の間に、デザインの基本的な知識はもちろん、斬新な発想力とセンスも養っておきたい。
将来 はこうなる
より高度 な技術 や知識 が求 められる
車は、エンジンやコンピューターによる制御をふくめた機械面も、外見や内装をふくめた面も、そして車や環境に関する考え方という面でも、日々進化し続けている。例えば、環境へのえいきょうを考えた電気自動車や、ガソリンと電気の両方を使ったハイブリッドカーなどが登場している。自動車デザイナーは、そんな技術の進歩にじゅうなんに対応し、お年寄りが心地よく運転できる車、安全性の高い車といった人々の望みを予測して、実現する力が求められていくだろう。
データボックス
収入 は?
月収は20万円くらいからで、経験によってちがってくる。経験を積み、フリーで仕事をする場合は、自動車メーカーに勤めるよりも格段に収入が良いことが多い。
休暇 は?
週休二日。フリーの場合は自由に休みを設定できる。
職場 は?
自動車メーカー、自動車デザイン会社など。
なるためチャート
仕事のなり方が一目でわかるチャートだよ!