自動車販売員

人(ひと)と話(はなし)をするのが好(す)きな人(ひと)。体力(たいりょく)に自信(じしん)がある人(ひと)。

自動車(じどうしゃ)メーカーと販売(はんばい)けいやくを結(むす)んでいる販売(はんばい)会社(がいしゃ)（ディーラー）で、新(あたら)しいお客(きゃく)さんや、ひいきにしてくれるお客(きゃく)さんに新車(しんしゃ)のしょうかいをして、自動車(じどうしゃ)を販売(はんばい)するのが仕事(しごと)だ。自動車(じどうしゃ)販売(はんばい)員(いん)は、得意客(とくいきゃく)によっては自賠責(じばいせき)保険(ほけん)・自動車(じどうしゃ)任意(にんい)保険(ほけん)の手続(てつづ)きや自動車(じどうしゃ)登録(とうろく)を代(か)わりに行(おこな)うこともある。自動車(じどうしゃ)は買(か)いかえが一般的(いっぱんてき)であるため、得意客(とくいきゃく)をきちんとサポートして、次(つぎ)の販売(はんばい)につなげることが大切(たいせつ)である。そのため、自社(じしゃ)の車(くるま)を買(か)ってくれた得意客(とくいきゃく)へあいさつに回(まわ)ったり、自宅(じたく)に訪問(ほうもん)したりするなど、日頃(ひごろ)から信頼(しんらい)されるための努力(どりょく)は欠(か)かせない。

自動車(じどうしゃ)販売(はんばい)員(いん)になるには、高校(こうこう)、大学(だいがく)、専門(せんもん)学校(がっこう)を卒業(そつぎょう)後(ご)に自動車(じどうしゃ)販売(ばい)会社(がいしゃ)に入(はい)るのが一般的(いっぱんてき)だ。入社(にゅうしゃ)後(ご)は自動車(じどうしゃ)販売(はんばい)会社(がいしゃ)の研修(けんしゅう)、各(かく)会社(かいしゃ)ごとの訓練(くんれん)と教育(きょういく)を受(う)け、現場(げんば)で先輩(せんぱい)に付(つ)いてセールス方法(ほうほう)を覚(おぼ)えていく。お客(きゃく)さんをもてなし、物(もの)を売(う)る仕事(しごと)のため、さわやかな笑顔(えがお)とコミュニケーション力(りょく)が求(もと)められる。また仕事(しごと)がら、試乗(しじょう)や納車(のうしゃ)のために自動車(じどうしゃ)を運転(うんてん)することもあるため、自動車(じどうしゃ)の運転免許(うんてんめんきょ)証(しょう)が必要(ひつよう)だ。

年々(ねんねん)、地球(ちきゅう)の環境(かんきょう)問題(もんだい)には注目(ちゅうもく)が高(たか)まっている。そのため、自動車(じどうしゃ)販売(はんばい)員(いん)には使用済(しようず)み自動車(じどうしゃ)を始末(しまつ)する方法(ほうほう)、フロンガスの回収(かいしゅう)、車(くるま)の排気(はいき)ガスや騒音(そうおん)に対(たい)する改良(かいりょう)、省資源(しょうしげん)・省(しょう)エネ対策(たいさく)、ガソリンに代(か)わるエネルギーを利用(りよう)した自動車(じどうしゃ)など、新(あたら)しい技術(ぎじゅつ)や商品(しょうひん)の知識(ちしき)がこれまで以上(いじょう)に求(もと)められてくるだろう。

月収(げっしゅう)は16万(まん)円(えん)くらいから。ただし、自動車(じどうしゃ)販売(はんばい)員(いん)はセールスすることが仕事(しごと)であるため、営業(えいぎょう)成績(せいせき)がよければ、その分(ぶん)、収入(しゅうにゅう)も高(たか)くなる。

週休(しゅうきゅう)二日(ふつか)。平日(へいじつ)は外回(そとまわ)りを行(おこな)い、土日(どにち)や休日(きゅうじつ)はその外回(そとまわ)りで新車(しんしゃ)に興味(きょうみ)を持(も)ったお客(きゃく)さんを店(みせ)に呼(よ)んで、さらにくわしく説明(せつめい)を行(おこな)う。そのため会社(かいしゃ)は平日(へいじつ)に定休日(ていきゅうび)がある。その前後(ぜんご)にもう1日(にち)休(やす)みをもらうことが多(おお)いようだ。

自動車(じどうしゃ)の販売店(はんばいてん)など。

仕事(しごと)のなり方(かた)が一目(ひとめ)でわかるチャートだよ！