バス運転士
こんな人 にピッタリ!
真面目で根気強い人。責任感が強い人。
どんな仕事 ?
多 くの人 を目的 地 へ安全 に届 ける意義 ある仕事
バスの運転士の仕事は、大型バスにたくさんの乗客を乗せて目的地まで運ぶこと。乗客を乗せるバスには、停留所をめぐる路線バスなどの「乗合バス」と、観光バスなどの「貸切バス」がある。乗合バスは、住民の足代わりなので、毎日決められた時刻通りに運行することが求められる。貸切バスは、遠足や修学旅行などに使われるので走るルートは様々。どちらも、経験に支えられた高い運転技術が必要だ。また、自動車の運転は少しのミスが大事故につながるので、走行中はずっと気が抜けない。自分の都合で席を外せないし、乗客同士のトラブルにも注意しなくてはならないなど、きついこともあるが、人のためになるという社会的な意義のある仕事でもある。
これがポイント!
バスの運転 には大型 自動車 第 二種 運転 免許 が必要
自動車を運転するには自動車運転免許が必要だが、旅客を運ぶ自動車を運転するには、「二種免許」をとる必要がある。さらに、30人以上が乗るバスを運転するには大型自動車を運転できることが必要なため、「大型自動車第二種運転免許」が必要となる。第二種免許は第一種免許を取ってから3年以上経たないと取れないので、少なくとも「普通自動車(第一種)運転免許」を取得してからバス会社に入社するのが早道だ。大型自動車第二種運転免許を取るお金を出してくれる会社もある。免許が取れれば、社内の研修や訓練で運転技術をみがき、一人での乗務を目指す。路線バスと観光バスの両方がある会社では、はじめは基本となる路線バスの運転をこなし、社内試験に合格することで観光バスの乗務に移ることが多い。
将来 はこうなる
女 の人 のバス運転士 が年々 増 えている
路線バスは、自動車を運転できない人、例えばお年寄りの買い物や通院、児童や生徒の登下校になくてはならない交通機関だ。それなのに、バスの運転士はいつも人手不足。そんな中、女の人のバス運転士は増えているのだ。路線バスは決められた運行スケジュールに従って走るので、急な残業などはほとんどない。働く時間が決まっているので、結婚している女の人でも家事や育児と両立しやすいのだ。希望する人にはチャンスが多そうだ。
データボックス
収入 は?
平成26年のデータでは、平均月収は32万円。平均年収は447万円。
休暇 は?
月6~7日くらい。交替制で働くため、休日となる曜日は不規則となる。
職場 は?
バス会社。民営の会社や、地方公共団体(都・県・市町村)が経営する会社もある。
なるためチャート
仕事のなり方が一目でわかるチャートだよ!
