システムエンジニア(SE)
情報システム開発の中心的役割を担うコンピューター社会のキープレーヤー
こんな人にピッタリ!
最先端の技術に強い関心を寄せる態度が重視される。情報収集や収集した情報の分析能力が高く、総合的にものを見ることができる人が適している。依頼主やプログラマーとのコミュニケーションを図りながら仕事を進めていくので、協調性や粘り強さも欠かせない。
どんな仕事?
情報システムの設計・開発チームの司令塔的存在
コンピューターにどんな仕事をさせるのか、依頼主の要望を聞きながら情報システムの設計をする仕事だ。まずシステム化する仕事の流れを押さえ、どんなソフトウェアを作るか、どの機種を使うかなど基本設計にあたる。OKが出ると詳細設計へ。基本設計に問題点がないかを調べたり実際にプログラムを作って確認作業を行う。最終的にチェックして依頼主に納品するまでの期間は1か月から1年以上までさまざま。
これがポイント!
実力さえあれば、学歴は関係なし
大学の理系学部、大学院を卒業した人が多いが、特にどの学部・学科の出身でなければならないということはなく、努力次第で、高卒や文系学部出身者などでも十分活躍できる余地はある。
技術者としての資格を持っているとキャリアアップに有利
特に資格がなくてもシステムエンジニアになることはできるが、資格を持つことで、キャリアアップに有利に働くことがある。国家資格である基本情報技術者やシステムアーキテクトなどの資格を持つと、自分の能力の証明となったり、会社によっては報奨金がもらえることもある。
将来はこうなる
システムの複雑化により、役割はますます重要に
一昔前と違い、コンピューター関連会社ではない一般企業にもコンピューターシステムは導入されている。そのため、仕事の場も広がり、オリジナルシステムの構築だけではなく、既存のソフトウェアを使ったシステムの制作など、仕事の幅も広がり、細分化されているので、ある特定の分野に特化したSEになるという手もある。
データボックス
収入は?
会社によって異なるが、だいたい30歳で年収500万円程度。派遣会社に登録している場合は、時給2100円程度となっている。基本的に男女の差はなく、実力があれば相応の給料を手にすることができる。
休暇は?
担当しているプロジェクトの進行具合によって忙しさの度合いが違ってくる。納期の直前になると休日出勤や徹夜での仕事も珍しくない。また運用中のシステムにトラブルが発生したときも、調査や修復のため休日や深夜も作業することもある。
職場は?
コンピューターメーカー・販売会社、情報通信会社、ソフトウェア開発会社を中心にあらゆる業界でニーズがある。
なるためチャート
仕事のなり方が一目でわかるチャートだよ!
