パソコンインストラクター
パソコンに
こんな人 にピッタリ！
パソコンが好きで、人にものを教えるのが好き。
どんな仕事 ？
パソコンを買 った人 に使 い方 を教 えるパソコンの先生
パソコンを買った個人のお客さんやパソコン教室に来た生徒などに、パソコンの操作方法を教えるのが仕事だ。教える相手は1対1のこともあれば、一度に大勢を相手にすることもある。パソコンインストラクターが働く場所は、パソコンなどを販売する会社のショールームや、役所や会社が開くパソコン教室などだが、会社や個人の家へ出向いて教えることもある。また、自宅でパソコン教室を開く人もいる。パソコンインストラクターには、常にパソコンやソフトに関心を持って取り組もうとする気持ちと、人に分かりやすく教える力が求められる。
これがポイント！
パソコンの知識 と教 え方 を覚 える
パソコンインストラクターになるために必要な資格はない。パソコンについて自分で勉強したり、通信教育や専門学校などで学んだりしてから、パソコン教室に勤めて仕事のやり方を覚えていくことが多いようだ。何も知らない初心者に教えることが多いので、相手のレベルに合わせて、分かりやすく、根気よく教える技術が必要になる。それだけに、手助けした生徒が成長していく姿を見守るのは、パソコンインストラクターのやりがいになっているようだ。パソコンインストラクターに必要な資格はないが、国家試験である「ＩＴパスポート試験」と全日本情報学習振興協会が主催する「パソコンインストラクター資格認定」は、取得しておくと就職するときに有利になる。
何 かの分野 の専門家 になる
パソコンインストラクターは、オフィスで使われるソフトのインストラクター、プログラミング言語である「Java（ジャバ）」を教えるインストラクター、ウェブサイトの作り方を教えるインストラクター、出版物を作るソフトの使い方やデザインの方法を教えるインストラクターなど、実はたくさんの分野に分かれている。その中の1つでもいいので、くわしい知識や操作方法を身に付けておくと自分の強みになる。ソフトメーカーが技能を認定する資格もあり、マイクロソフト社の「エクセル」や「ワード」などを使いこなす「マイクロソフトオフィススペシャリスト」やアドビ社の「フォトショップ」などを使いこなす「アドビ認定プロフェッショナル」などは、パソコンインストラクターの高いスキルを証明するものだ。それらの資格も取得しておくと就職するときに有利になる。
将来はこうなる
常 に自分 の能力 を高 めていける人 が成功 する
パソコンは、今や学校のリモート授業でも利用され、多くの仕事の現場で必要不可欠なものになっている。今後も、子供からお年寄りまでパソコンを覚えたい人は増えていくと予想される。そのためパソコンインストラクターは、さまざまな利用者の疑問や質問に答えるために、パソコンの新機種やバージョンアップされるソフトの情報を知っていなければならない。つまり、パソコンインストラクターになった後の勉強も大切で、常に自分の能力を高めていく努力が必要になっていくだろう。
データボックス
収入 は？
働く場所、働き方（正社員か非正規社員か）などによってちがってくる。正社員の場合は、初任給は18万円ほどで、平均年収は300～400万円。
休暇 は？
パソコン教室の場合、シフト制で週休二日制。
職場 は？
パソコン教室、パソコンのショールーム、自宅など。
なるためチャート
パソコンインストラクターの仕事につくための主なルートが一目で分かるチャートだよ！
