漫才師

アドリブを交えてネタをくり出し、観客を笑わせる芸人

こんな人にピッタリ!

物事に熱中しやすく、自分のこだわりを持っている人。

どんな仕事?

劇場、テレビ、ラジオなどで漫才を演じて“笑い”を生み出す

「ボケ」と「ツッコミ」という日本古来のかけ合い話芸を行い、観客を笑わせるのが仕事だ。笑わせるとは言っても、笑いの感覚は人それぞれ。漫才師(まんざいし)はそのときの観客の反応を見ながら、自分たちの作ったネタにアドリブを交えたり、工夫して漫才を展開する。いっぱん的に「ボケ」と「ツッコミ」を2人で分かれてやることが多い。しかし、3人トリオやそれ以上の人数で漫才をすることもある。活やくするぶたいは、寄席(よせ)、テレビ番組、ラジオ番組などとはば広い。

上下関係がきびしく、実力がものをいう世界

芸人の世界は年れいではなく、いつ芸人の世界に入ったのかで先ぱい後はいが決まる。上下関係がかなりきびしいため、若手(わかて)の漫才師は必ず本番前に先ぱいにあいさつをしなければならいない。また、芸がおもしろくないと仕事がなくなり、ぶたいに立つことができなくなる。まさに実力がものをいう世界なのだ。出番前に漫才の台本に合わせ、相方とけいこをくり返し、漫才の完成度を高めることは不可欠である。

これがポイント!

芸能プロダクションの養成機関でチャンスをつかむ

漫才師になるには、学歴や特別な資格(しかく)は必要ない。タレント芸能事務所などが運営している、お笑い芸人教育養成所に入校するのがいっぱん的なルートだ。その養成所でがんばり、「実力がある。売れそうだ」と判断されれば、養成所卒業後もバックアックしてもらえる。ほかには、テレビ番組や芸能プロダクションのオーディションを受けてチャンスをつかむ方法もある。

個性的でインパクトのあるネタ作りと話し方

漫才師のネタ作りでは、個性(こせい)やインパクトが求められる。さらにウケる要素(ようそ)として、流行や世の中の動きも、うまく取り入れる努力をすることも大事だ。本番では、たくさんの観客の前ではっきりとした口調で話せること、その場の空気を読んで対応できることが求められる。

相方とのコミュニケーション能力

相方ときちんとコミュニケーションが取れなければ漫才にはならないため、コミュニケーション能力が大切になってくる。また、その場の空気を読む力も大切だ。漫才に必要な相方は、仲間であると同時に、自分にとってライバルとも言える存在。古くからの友人だったり、養成所で見つけたりすることが多いようだ。

将来はこうなる

カリスマ性のある漫才師が求められる

近年のお笑いブームにのって、新しい漫才師(まんざいし)は次々と生まれている。そのぶん、観客の目がきびしくなっているのも事実だ。寸劇(すんげき)のようなコントに近いものが、今の漫才のスタイルとして多いが、ひとときのブームだけでなく、いかにして“大きな笑い”をけい続して取るのか。そのためには個性(こせい)やインパクトはもちろん、人としてカリスマ性のある漫才師が観客に求められていくだろう。

データボックス

収入は?

大人気の漫才師なら数億円クラス、売れなくて仕事がなければバイトで収入を得なければならない。

休暇は?

売れっ子は休みを取るのはむずかしい。ベテランになると、少しは自分の希望する日に休みをとれるようになる。

職場は?

寄席(よせ)、テレビ番組、ラジオ番組など。

なるためチャート

仕事のなり方が一目でわかるチャートだよ!

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