ナレーター
テレビコマーシャルや
こんな人 にピッタリ!
人をひきつけられる魅力のある声の持ち主。声だけで全てを表現するため、表現力が豊かで、必要とされている声をすぐに出せる判断力も必要だ。
どんな仕事 ?
声 で映像 のイメージを伝 える
テレビコマーシャルや映画、テレビ番組、ラジオなどで、映像のイメージを声だけで伝えるのが仕事だ。印象に残る声でありながら、映像のじゃまにならないように、その面白さを言葉で表現しなければならない。短い時間内に番組の筋や場面、登場人物の心理などを説明しなければならないことが多いため、時間内にピッタリ合わせられるように原稿を読む技術も求められる。
これがポイント!
養成所 やスクールに通 う
特に学歴や資格は必要ないが、何の経験もなく飛び込みでナレーターになれる可能性はほとんどない。ナレーションのスクールやタレント養成所、アナウンスの専門学校などで、まずは発声技術を学び、オーディションを受けて合格するのが一般的な方法だ。
声優 やアナウンサーがナレーターを務 めることも
近年のテレビ番組では、専門のナレーターではなく、声優やアナウンサーがナレーターを務めることが増えている。声優やアナウンサーを目指すのも一つの方法だ。また、芸能プロダクションやタレント事務所に所属しながら、活動していく手もある。
結婚 式 やイベントの司会 などのニーズも!
ナレーターは、映像やラジオの仕事だけではなく、結婚式やイベントの司会などに呼ばれることもある。地道に仕事を続けていけば、知名度が上がって仕事もどんどん増えていくだろう。
将来 はこうなる
「味 」のある声 が求 められる
近年は「味」のある声を持つ俳優やタレントが、ナレーターをするケースも出てきた。その分、ナレーターを職業にしている人にとっては、仕事が減ってきてしまっていると言える。だが、しっかり言葉を話せたり、機転の利くコメントができたりする人であれば、ナレーターとして活躍することができるだろう。声には「人」が表れる。自分の人間性をみがいていくことも、常に求められていく。
データボックス
収入 は?
仕事内容、経験、知名度によって様々だが、1日1万5000円から8万円くらいと言われている。つまり、月に20日間働いた場合、月収は最低でも30万円くらいになる。番組のナレーションをする場合は、番組単位でギャラが支払われることもある。
休暇 は?
仕事次第。結婚式やイベントの司会をする時は、土日が仕事になることも。
職場 は?
テレビ局、ラジオ局、番組制作会社、録音スタジオなど。
なるためチャート
仕事のなり方が一目でわかるチャートだよ!
