着ぐるみ俳優
テレビドラマ、
こんな人 にピッタリ!
運動が得意で体力のある人。あこがれで終わらず、志を持って努力できる人。演技力がある人。自分の演技を研究し、感性をみがける人。
どんな仕事 ?
テレビや映画 、ヒーローショーで見 せ場 をつくる
変身ヒーローや、かいじゅうなど、着ぐるみを着ているタレントのこと。日本で生まれた演技のスタイルで、特撮のドラマや映画などには欠かせない存在である。お客さんの目やカメラの場所を確認しつつ、全身を使って感情を表現する、高度な演技力が求められる。またスーツや着ぐるみは、見える範囲がせまく、風通しも悪いため、顔出しで演技をする時よりも大変だ。しかもその着ぐるみを着て、危険なアクションをこなす度胸も求められる。たくさんのスタッフと作り上げたテレビや映画を見た時の満足感はたまらない。
これがポイント!
スタントマンを育 てる養成所 に通 う
演技力とアクションのセンスが求められるため、スタントマンを育てる養成所に通おう。そこで自分の身体能力を活かし、演技力をみがいて、俳優事務所に所属するのが一般的。まずは仕事場で先輩が着ぐるみを着る手伝いから始め、さつえいの流れを知る。次に、脇役として着ぐるみを着ていい演技をし、監督に認められるようになろう。そしてヒーローや、かいじゅうなどの目立つ役を演じるチャンスにつなげていかなければならない。一方では、地方の小さな俳優事務所に入り、地元で行われるヒーローショーでがんばっている着ぐるみ俳優もいる。
将来 はこうなる
演技力 をみがき続 ける人 が活躍 する
近年、特撮ヒーローものにあこがれて、着ぐるみ俳優を目指す人が多いようだ。昔は女性のヒーロー役も男性の着ぐるみ俳優が演じていたが、女性の着ぐるみ俳優の活躍も増えてきている。また、アクションよりもどれだけ演技力があるかが求められるため、現在、主役級を演じているのは40代前後のベテラン俳優ばかりだ。自分の演技力を、常にみがいていける人が生き残れる厳しい世界なのだ。今後もそれは変わらないだろう。
データボックス
収入 は?
それまでの経験と、あたえられた役によって大きくちがってくるが、15万円くらいからだ。
休暇 は?
ヒーローショー、テレビ、映画など、仕事の内容によってちがってくる。売れっ子になれば、休日は仕事のスケジュールが優先されるため、休みは不定期になる。
職場 は?
ヒーローショー、ロケ地(山の中や海岸)など。
なるためチャート
仕事のなり方が一目でわかるチャートだよ!
