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プロ棋士(きし)

プロ棋士(きし)

将棋(しょうぎ)のプロを育てる「奨励会(しょうれいかい)」の四段以上の棋士で、将棋を指すことが主な仕事。名人戦、竜王戦、王将戦といった、タイトル戦の対局を中心に活動する。

こんな人にピッタリ!

几帳面である。ものごとに熱中しやすい。

どんな仕事?

大きなタイトル戦などで将棋を指す

名人戦、竜王戦、王将戦といったタイトル戦などで、将棋を指すのが仕事だ。タイトル戦は、持ち時間が対局する相手と合わせて16時間いじょうのものもあるため、2日がかかりで行われる。つまり、どんどん勝ち進むにつれて、強さだけではなく、それなりに体力も必要になってくるのだ。また、対局のない日は、棋士仲間と将棋の研究をする研究会を開いたりする。ほかにも将棋教室などで教えたり、イベントや講演会にさんかしたり、本を書いて、将棋のおもしろさを多くの人に伝えたりすることも大切な仕事だ。中には自分で将棋道場を開き、後進の指どうを主に行うプロ棋士もいる。

これがポイント!

プロ棋士を養成する奨励会に入会して、プロになる

プロ棋士になるには、まずは子どもころから近所の将棋道場に通い、将棋のうでをみがこう。奨励会への入会しけんのじゅけん条件は、満19歳以下で、四段いじょうのプロ棋士からすんせんがあること。ただし、満15歳以下で、小・中学生の日本将棋連盟主催全国大会ベスト4に入るなどのじょうけんをみたしていいれば、すいせんがなくても受験できる。そこをクリアし、入会しけんを受けてぶじに入会できれば、奨励会の会員だ。その後、会員同士で対局を行い、決まったせいせきを収めると、級位・段位が上がり、四段(=プロ)を目指すのだ。四段の手前の三段については、30名でのリーグ戦が年に2度行われ、半年に2人、1年で4人しかプロになることができない。奨励会には26才までしかいられないルールもあり、かなりせまき門と言えるだろう。ちなみに、有名な羽生善治(はぶよしはる)さんは、15才でプロ棋士になっている。

アマチュア棋士として活やくし、プロへん入しけんを受ける

かなりむずかしいが、奨励会に入らずにプロになる方法もある。アマチュア棋士として経験をつみ、棋戦で勝ちつづけると、公式戦でプロ棋士と対戦する機会がえられる。そこで10勝いじょうプロと対局し、勝りつが6わり5分以上であれば、プロへん入しけんを受けることが可能になるのだ。そしてプロ棋士と6局対局し、3勝いじょうできれば、プロ棋士になることができる。瀬川晶司さんはこの制度でプロになった。ほかにもアマチュア棋士として、アマチュアの有名な棋戦でゆう勝し、プロ棋士のすいせんを受けて、「奨励会三段へん入しけん」を受験する方法もある。こちらの方法もかなりむずかしいと言われている。

将来はこうなる

人対人の将棋はコンピュータ対戦よりもおもしろい

コンピュータの発てんによって、日本将棋連盟は、プロ棋士に公式な場でのコンピュータとの対戦をせいげんしている。将来的に将棋の名人がコンピュータに負けてしまうだろうと言われているからだ。しかし、将棋は思いがけない発想やドラマチックな逆転げきがあるからこそ、おもしろい。コンピュータとの対戦では、そういった人の共感をよぶ将棋は指せないのだ。これからも人対人の対局を楽しむファンはへらないだろう。

データボックス

収入は?

対局をして、強ければ強いほど収入がふえる。月収は名人で約106万円。Aクラスは約65万円、B1クラスは約50万円、B2クラスは約33万円と、所属するランクによって決められる。当たり前だが、上位ほど高給になる。

休暇は?

対局は平日に多いため、その合間か土日が休みを取る。人気のプロ棋士となれば、土日はイベントやこうえん会などのふきゅう活動にさんかすることになる。

職場は?

将棋会館、イベント会場など。

なるためチャート

仕事のなり方が一目でわかるチャートだよ!

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