テレビカメラマン
テレビで
こんな人 にピッタリ!
自分の目で確かめたいという、好奇心が強い人。撮影にはチームワークが必要なので、ほかの人としっかり話し合いができることも大切。また、作業時間が長くなることが多いので、体力も必要だ。
どんな仕事 ?
番組 に合 った映像 を撮影 する
ニュースやお笑いバラエティー、音楽やドラマなど、様々なテレビ番組の映像を撮影するのがテレビカメラマンの仕事だ。例えばニュース番組では、事件を伝えるアナウンサーをスタジオのカメラで撮影し、事件が起きた場所の様子を、かたに担ぐハンディーカメラで撮影する。それらの映像は、ほかの番組スタッフと話し合ったテレビカメラマンが、番組で伝えたいことが分かりやすい映像になるように撮影したものだ。それは、音楽番組やドラマの映像を撮影するときも同じ。テレビを見る人に分かりやすく、また印象に残る映像を撮影する。それがテレビカメラマンの実力の見せ所だ。
これがポイント!
テレビ局 の社員 か、制作 プロダクションか?
テレビ番組は、テレビ局の社員だけで作っているのではない。多くの番組は、テレビ局から仕事を任された別の会社である制作プロダクションによって作られている。そこで、テレビカメラマンになるには、テレビ局の社員になるか、制作プロダクションの社員になるか、2つの道がある。どちらの場合も、高度な電子機器であるテレビカメラをあつかう仕事なので、大学の工学部や専門学校の出身の人が多い。また、どこの社員になっても、初めは先輩を手伝うアシスタントの仕事をするので、一人前になるには長い年数がかかる。
将来 はこうなる
映像 メディアが増 えて活躍 の場 も増 える
日本全国には、地上波のテレビ局だけで130局以上もある。それに加えて、衛星放送やケーブルテレビ、インターネットなど、人々が映像を楽しむメディアが増えている。そこに流れる映像の撮影にはテレビカメラマンが欠かせないし、ミュージックビデオなどの映像ソフトの制作にもテレビ(ビデオ)カメラマンは必要だ。そのため、テレビカメラマンが活躍する場はどんどん増えていると言える。また、カメラ機材の重さも軽くなり、力の弱い女の人でもテレビカメラをあつかいやすくなった。映像はセンスが大切なので、女の人ならではの映像感覚をいかした活躍も期待されている。
データボックス
収入 は?
会社によってちがうが、あるテレビ局の2014年度の初めての給料は、24万5500円。ある制作プロダクションの給料は22~26万円。
休暇 は?
担当する番組によってちがう。いそがしい時は、定期的な休みを取れないこともある。
職場 は?
仕事をする番組によってちがう。バラエティー番組やドラマは、テレビ局のスタジオや撮影所が多い。ニュースやドキュメンタリー番組では取材で外国へ行くこともある。
なるためチャート
仕事のなり方が一目でわかるチャートだよ!
