政治家
こんな人 にピッタリ!
リーダーシップ、責任感、誠実さ、行動力など、政治家になるにはいろんな条件が必要だが、最後に物を言うのは「みんなの暮らしを良くしたい」という情熱だろう。自分の利害を考えず、常にみんなの幸せのために働ける、立派な人であってほしい。
どんな仕事 ?
議会 を通 して、人々 の要望 を実現 する
簡単に言えば、人々の幸せな暮らしのために法律を作るなどするのが仕事。住民の要望に耳をかたむけ、議会という場を通してその実現を目指す。ただし、国政にあたる国会議員と地方自治体の議員では、仕事の中身はだいぶ違ってくる。例えば市町村議員などの場合、「粗大ゴミをなんとかしてほしい」といった生活に根づいた陳情への対応も求められる。
これがポイント!
だれでも立候補 できる
チャートはあくまでも一般的なパターン。実際には、①日本国民であること、②一定の年齢以上であること、この2つの条件を満たしていれば、だれでも選挙に立候補できる。公職選挙法では、衆議院議員25歳以上、参議院議員30歳以上、都道府県議会議員、及び市町村議会議員は25歳以上と定められている。
国家 資格 にトライ
何から始めれば良いか分からないという人は、政策担当秘書の国家資格に挑戦するのも一つの手段だ。これは、1994年に新設された議員秘書の新ポストで、政治家の補佐的立場で、様々な調査・研究・分析に従事する。政治家のそばで、身をもって政治を勉強しながら、立候補のチャンスを待つことになる。
将来 はこうなる
20代 、30代 の若 い政治家 の活躍 が期待 される
政治家をめぐる不祥事が相次ぎ、国民の政治不信を招いている。今後は国民が信頼できるような、高潔で情熱を持った政治家が求められるようになるだろう。世代交代も進み、20代、30代の全く新しい政治家が台頭する可能性もある。ただし、最近は市町村合併が進んでいるため、地方の議員数は減る方向にある。また国会議員の定数も多過ぎるという批判もあり、今後見直しが行われるかもしれない。
データボックス
収入 は?
役職のない国会議員の歳費(給料)は、月額129万4000円(2021年11月現在)。これに年2回期末手当が支給され、年収にすると約2200万円。その他、文書通信交通費100万円などの経費が支給される。一般のサラリーマンに比べれば破格と言って良いが、高額な歳費の見直しを求める意見もある。県議会議員、市町村議会議員は自治体によって異なる。
休暇 は?
議会が開かれている間だけ働けば良いというわけではなく、プライベートな時間が取りにくい。特に、選挙前になると、不眠不休で選挙地を駆けずり回るなどしなければならない。
職場 は?
国会議員の場合、それぞれの議員会館に事務所が与えられる。また、地元にも選挙用の事務所を構えている。
なるためチャート
仕事のなり方が一目でわかるチャートだよ!
