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青果店(八百屋さん)

青果店(八百屋さん)

野菜(やさい)果物(くだもの)のおいしさ、()(かた)などをお(きゃく)さんに(つた)えて()る、野菜(やさい)果物(くだもの)のプロ。

こんな(ひと)にピッタリ!

野菜(やさい)果物(くだもの)()きな(ひと)(ひと)(はな)すのが()きな(ひと)(ひと)(よろこ)ばせるのが()きな(ひと)

どんな仕事(しごと)

(きゃく)さんに野菜(やさい)知識(ちしき)やおいしさを(つた)えながら()

青果店(せいかてん)仕事(しごと)は、市場(いちば)仕入(しい)れた野菜(やさい)果物(くだもの)などをお(みせ)()ること。仕入(しい)れる方法(ほうほう)様々(さまざま)で、青果店(せいかてん)(ひと)自身(じしん)毎朝(まいあさ)市場(いちば)出向(でむ)いて品定(しなさだ)めする(むかし)ながらのお(みせ)もあれば、市場(いちば)(なか)おろし業者(ぎょうしゃ)注文(ちゅうもん)した(しな)(とど)けてもらうお(みせ)もある。その()()野菜(やさい)果物(くだもの)をお(みせ)(なら)べるのも大切(たいせつ)仕事(しごと)。どのように(なら)べればお(きゃく)さんの()()まるかを(かんが)えながら(なら)べるのだ。さらに、(おお)きな野菜(やさい)をカットしたり、(ちい)さな野菜(やさい)をパックにまとめるなど、お(きゃく)さんが()いやすい工夫(くふう)()かせない。青果店(せいかてん)がコンビニやスーパーとちがう(てん)は、お(きゃく)さんと(じか)(せっ)することが(おお)いところだ。野菜(やさい)がおいしい時期(じき)やオススメの()(かた)など、役立(やくだ)知識(ちしき)をお(きゃく)さんにアドバイスするのも八百屋(やおや)さんならではのサービス。自分(じぶん)野菜(やさい)果物(くだもの)使(つか)って調理(ちょうり)し、そのレシピをお(きゃく)さんに(くば)っている青果店(せいかてん)もある。また、お(みせ)でお(きゃく)さんに()るだけでなく、飲食店(いんしょくてん)注文(ちゅうもん)()けて配達(はいたつ)することもある。(おお)くのお(きゃく)さんに新鮮(しんせん)野菜(やさい)果物(くだもの)(とど)け、おいしく()べてもらうことが青果店(せいかてん)(はたら)(ひと)(よろこ)びだ。

これがポイント!

青果店(せいかてん)市場(いちば)(はたら)いて仕事(しごと)(おぼ)える

青果店(せいかてん)(はたら)くためには、(とく)資格(しかく)(もと)められない。店主(てんしゅ)として自立(じりつ)目指(めざ)すのなら、青果店(せいかてん)市場(いちば)でアルバイトや社員(しゃいん)として(はたら)き、野菜(やさい)果物(くだもの)をあつかう仕事(しごと)実際(じっさい)経験(けいけん)するのが()いだろう。そこで野菜(やさい)(かん)する(おお)くの知識(ちしき)市場(いちば)での仕入(しい)れの方法(ほうほう)仕入(しい)れた商品(しょうひん)をいくらで()れば利益(りえき)になるのかなど、青果店(せいかてん)仕事(しごと)基本(きほん)(おぼ)えるのだ。(すう)(ねん)修業(しゅうぎょう)して自立(じりつ)する自信(じしん)がついたら、自分(じぶん)のお(みせ)(はじ)めよう。ちなみに、お(みせ)でつけ(もの)などの加工(かこう)食品(しょくひん)をあつかう場合(ばあい)は、保健所(ほけんじょ)食品(しょくひん)衛生(えいせい)(じょう)の「営業(えいぎょう)許可(きょか)」の手続(てつづ)きを(おこ)なわなければいけない。さらに、2021(ねん)(がつ)食品(しょくひん)衛生法(えいせいほう)改正(かいせい)されて、青果店(せいかてん)保健所(ほけんじょ)に「営業(えいぎょう)(とど)け」を()すことになった。

市場(いちば)での()()きには独特(どくとく)なルールがある

青果店(せいかてん)野菜(やさい)果物(くだもの)仕入(しい)れる市場(いちば)には、独特(どくとく)のルールがある。市場(いちば)では、まず最初(さいしょ)に「おろし()業者(ぎょうしゃ)」が生産者(せいさんしゃ)から(あつ)めた品物(しなもの)を「(なか)おろし業者(ぎょうしゃ)」や「売買(ばいばい)参加者(さんかしゃ)」に()る。その(つぎ)は、(なか)おろし業者(ぎょうしゃ)が「()出人(でびと)」に()る。()出人(でびと)市場(いちば)仕入(しい)れに()小売(こう)(てん)青果店(せいかてん)のことだ。()出人(でびと)(なか)おろし業者(ぎょうしゃ)としか()()きできず、おろし()業者(ぎょうしゃ)からは品物(しなもの)()えない。小売(こう)(てん)青果店(せいかてん)がおろし()業者(ぎょうしゃ)()()きするためには、売買(ばいばい)参加者(さんかしゃ)資格(しかく)必要(ひつよう)だ。しかし、この資格(しかく)取得(しゅとく)するには、市場(いちば)によってちがうきびしい条件(じょうけん)がある。また、市場(いちば)()()きするには、代金(だいきん)決済(けっさい)肩代(かたが)わりしてくれる「組合(くみあい)」に加入(かにゅう)しなくてはならない。それには加入(かにゅう)するための費用(ひよう)出資金(しゅっしきん)必要(ひつよう)だ。ただし、組合(くみあい)(はい)ると、ほかの組合員(くみあいいん)からいろいろなことを(おし)えてもらったり、仲間(なかま)として協力(きょうりょく)しあったりするメリットもある。

将来(しょうらい)はこうなる

(あたら)しい方法(ほうほう)生産者(せいさんしゃ)とお(きゃく)さんの(あいだ)をつなぐお(みせ)()(のこ)

野菜(やさい)果物(くだもの)(つく)産地(さんち)高齢(こうれい)()(すす)日本(にほん)は、海外(かいがい)からの輸入(ゆにゅう)にたよる部分(ぶぶん)(おお)きい。しかし、野菜(やさい)果物(くだもの)は、新鮮(しんせん)さや安心(あんしん)安全(あんぜん)であることが大切(たいせつ)だ。その(てん)青果店(せいかてん)地場(じば)野菜(やさい)をあつかうなど、毎日(まいにち)新鮮(しんせん)美味(おい)しい(もの)()いたいというお(きゃく)さんの要望(ようぼう)をかなえやすいだろう。ところが、(むかし)ながらの青果店(せいかてん)大型(おおがた)スーパーなどにおされ年々(ねんねん)(かず)(すく)なくなりつつある。また、野菜(やさい)果物(くだもの)生産者(せいさんしゃ)出荷(しゅっか)団体(だんたい)市場(いちば)(とお)さず直接(ちょくせつ)小売店(こうりてん)などに出荷(しゅっか)したり、生産者(せいさんしゃ)宅配便(たくはいびん)などを使(つか)ってお(きゃく)さんに(とど)けたり、野菜(やさい)果物(くだもの)流通(りゅうつう)そのものが(むかし)とは変化(へんか)している。青果店(せいかてん)も、めずらしい野菜(やさい)果物(くだもの)(そだ)てている生産者(せいさんしゃ)から直接(ちょくせつ)仕入(しい)れたり、それをインターネットと宅配便(たくはいびん)使(つか)って全国(ぜんこく)()けて()ったり、(あたら)しい方法(ほうほう)生産者(せいさんしゃ)とお(きゃく)さんの(あいだ)をつなぐことになるだろう。

データボックス

収入(しゅうにゅう)は?

(みせ)()している場所(ばしょ)によってちがってくる。お(みせ)小売(こう)りだけではなく、飲食店(いんしょくてん)などに納入(のうにゅう)しているところだと、年商(ねんしょう)(なん)億円(おくえん)という(ところ)もある。平均(へいきん)年収(ねんしゅう)は310~340(まん)(えん)。お(みせ)()している場所(ばしょ)によってちがってくる。(おお)くの飲食店(いんしょくてん)などに納入(のうにゅう)しているところだと、年商(ねんしょう)数億円(すうおくえん)というお(みせ)もある。

休暇(きゅうか)は?

市場(いちば)(やす)みで仕入(しい)れができない()などをお(みせ)定休日(ていきゅうび)にしていることが(おお)いようだ。定休日(ていきゅうび)()場合(ばあい)は、シフト(せい)にして(やす)みを()っている。

職場(しょくば)は?

青果店(せいかてん)のお(みせ)市場(いちば)など。飲食店(いんしょくてん)商品(しょうひん)配達(はいたつ)することもある。

なるためチャート

青果店(せいかてん)八百屋(やおや)さん)の仕事(しごと)につくための(おも)なルートが一目(ひとめ)()かるチャートだよ!

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