郵便局員
こんな人 にピッタリ!
几帳面である。正直である。
どんな仕事 ?
郵便 の引 き受 けや、貯金 、保険 の業務 を行 う
郵便物の引き受けや区分け、窓口で切手などを売るのが仕事だ。また「貯金」を預かり、支払いなどの銀行の窓口業務や、けがや病気をして、大きなお金が必要になった時に備える「保険」に関する業務も行っている。ちなみに、郵便局内での仕事や、郵便物の配達は「日本郵便株式会社」が行っている。他にも、銀行業務は「株式会社ゆうちょ銀行」が、保険業務は「株式会社かんぽ生命保険」が行っており、これら全ては日本郵政グループの会社である。つまり、業務ごとに会社が分かれているのだ。郵便局員の仕事は、人々の生活になくてはならないもので、とてもやりがいを感じられる仕事と言えるだろう。
これがポイント!
日本郵政 グループの試験 に合格 する
郵便局員になるには、日本郵政グループが行っている試験に合格しなければならない。主に総合職と一般職・カスタマーサービス職の2つに分かれ、総合職は「サービスや仕組みを自ら作り上げ、コントーロールする仕事」、一般職・カスタマーサービス職は「お客さんにサービスを提供する仕事」だ。試験の選考は日本郵便株式会社、株式会社ゆうちょ銀行、株式会社かんぽ生命保険の会社それぞれで行われている。
簡易 郵便局 を開 く
日本郵便株式会社と契約を交わし、郵便、貯金、保険といった窓口業務についての研修を受け、自分で小さな郵便局を開局することも可能だ。郵便局は全国に約2万4000局あるが、そのうちの約4000局が、地域の人たちが業務を行っている「簡易郵便局」である。酒屋などの他の仕事とかねて経営している人もいるようだ。銀行やコンビニエンスストアが近くにないエリアでは、簡易郵便局はなくてはならない存在なのだ。
将来 はこうなる
新 しい商品 やサービスを提供 していく
郵便制度は1871年に始まり、郵便局は当時から日本人の暮らしにあった便利な存在で、全国に広がる郵便局ネットワークが強みだ。今後、民間の会社と競争をしながら、今までにない新しい商品やサービスを始めていくことになるだろう。郵便局員には、サービスを担う誠実さと、人々の多様なニーズに対応するために、失敗をおそれずチャレンジしようとする志と熱意がある人材が求められている。
データボックス
収入 は?
勤務地や仕事内容によってちがってくる。総合職の月収は22万円くらい。一般職・カスタマーサービス職は専門学校・高専・短大卒で13~17万円くらい、大卒で14~18万円くらいだ。
休暇 は?
週休二日制。年末年始と年度末である3月はいそがしい。
職場 は?
全国各地の郵便局や事業所など。
なるためチャート
仕事のなり方が一目でわかるチャートだよ!
