社会福祉士
こんな人 にピッタリ!
利用者の相談を根気良く聞くことができる、忍耐強い人。的確な福祉サービスを与えることのできる判断力のある人。利用者の役に立ちたい、社会を良くしたいという思いの強い人に向いている。
どんな仕事 ?
相談 ・援助 以外 に、コーディネーター的 な仕事 もこなす
老人福祉施設や福祉事務所、医療機関などで、手助けの必要な人やその家族からの相談に乗って、助言・援助を行う仕事。また、困っている人と様々な施設・機関、もしくは他分野の専門家とを結びつける調整役、コーディネーターとしての役割も担う。どちらの場合も、相談者の立場で、専門知識とネットワークを駆使して、その人自身が主体的に問題に取り組めるような援助を行う。
これがポイント!
福祉系 の大学 に進学 するのが近道
社会福祉士の国家資格が必要となる。福祉系の4年制大学を、指定科目を履修して卒業すれば、業務経験がなくても試験を受けられる。これが一番の近道となる。一般の大学・短大を卒業した場合は、専門の養成施設で(1)通学なら1年、(2)通信なら1年半から2年の教育を受けることになる。
就職難 !積極的 行動 を
将来有望な分野だが、就職は今の所狭き門。定期採用など無いに等しいので、働きたい施設があれば見学に行ったりボランティアをしたりするなどして接近を。各自治体の福祉人材センターを活用するのも手だ。
将来 はこうなる
福祉 サービスの多様化 により、活躍 が期待 される。相談者 としても貴重 な存在 に!
高齢化社会への道を刻々と進みゆく日本。今後、福祉が充実し、その質が向上していけば、活躍の場も広がりそうだ。また、民間の福祉事業者も増えているので、専門的な知識や技術を持つ社会福祉士はさらに必要とされていくだろう。
データボックス
収入 は?
都道府県の社会福祉事業団などに勤める場合は、各地方自治体の給料表によって決定され、大体17万円前後。民間の場合は、勤め先によって異なる。
休暇 は?
通所型の施設や事務所なら、一般のサラリーマンと似たような勤務スケジュールとなり、土日・祝日も休める。しかし、入所型の施設だと早番、遅番、夜勤という形態を取っている所が多く、いつも日曜日が休めるとは限らない。
職場 は?
生活保護施設、老人福祉施設、児童福祉施設、身体障害者福祉施設、有料老人ホーム、病院、在宅福祉サービス機関、シルバー産業を営む一般企業と実に様々。
なるためチャート
仕事のなり方が一目でわかるチャートだよ!