ホームヘルパー
こんな人 にピッタリ!
介護を受ける人のことを親身になって考えられる人。人と接するのが好きで、高齢者や障害者の話にじっくり耳をかたむけられる人。入浴の手伝いや家事をするので、体力も必要だ。
どんな仕事 ?
身体 の介護 や家事 のサービスを行 う
主な仕事は、高齢者や障害者の自宅を訪ね、身体の介護や家事の手伝いをすることだ。身体の介護では、お風呂に入る手助けをしたり、はいせつ(おしっこやうんちをすること)を手助けしたりする。どこか体調が悪ければ、病院に行く時も付きそう。一方、家事は調理や洗濯、そうじ、買い物など、生活に必要ないろいろなことを行う。また、介護を受ける人やその家族の相談に乗ったり、助言をしたりもする。
これがポイント!
介護 職員 初任者 研修 を受 ける
介護福祉士のように、国家資格は特に必要ない。しかし、「介護職員初任者研修」を修了したことを、入社の条件にしている介護関連の会社は多い。そのため、ホームヘルパーを目指すなら、研修はぜひ受けておきたい。研修は、各自治体や介護関連の会社などが行っている。なお、かかる費用は自治体や会社によってちがってくるので確認しよう。
介護 福祉士 やケアマネジャーを目指 すことも可能
ホームヘルパーを3年続けると介護福祉士の受験資格が得られ、5年続けるとケアマネジャーの受験資格が得られる。介護福祉士に関しては、受験資格に細かい条件があり、2015年(平成27年)度の試験からは、さらに養成施設などで6か月以上学ぶことも必要になってくる。どちらも公的な資格のため、給料や働く環境面を考えると、ホームヘルパーよりも良いことが多い。介護のプロフェッショナルを目指すなら、介護福祉士やケアマネジャーを目標にしよう。
将来 はこうなる
これからの日本 に求 められる大切 な仕事
日本は2025年には、高齢者の割合が全人口の約25%をしめると予測されている。そのため、高齢者福祉の充実が強く求められている。自宅にいながら介護が受けられるホームヘルパーへの注目は、これからもどんどん高まっていくだろう。
データボックス
収入 は?
働く場所によってちがってくるが、正社員の場合、年収は200~300万円くらい。ただし、正社員の募集は少なく、パートやアルバイトで働いている人が多い。その場合の時給は、900~1500円くらいとまちまちだ。
休暇 は?
働く場所によってちがってくる。パートやアルバイトの場合は、週に2~3日働くといった働き方もできる。
職場 は?
介護を受ける人の自宅、デイサービスセンター、介護施設、病院など。
なるためチャート
仕事のなり方が一目でわかるチャートだよ!
