すし職人
すし
こんな人 にピッタリ!
物事に熱中しやすく、自分のこだわりを持っている人。協調性がある人。立ち仕事なので、体力のある人。
どんな仕事 ?
季節 のおいしいネタを見極 め、すしをにぎる
日本を代表する料理「すし」を作るのが仕事だ。毎朝、魚介類を市場で仕入れ、下ごしらえをした「ネタ」をお客さんの前でにぎる。酢などの調味料を混ぜて味をつけたシャリ(ご飯)を作る、魚をさばき、すしネタを作る技術も必要だ。お酒のつまみとなるように、すし以外の料理を作ることも。
これがポイント!
一人前 になるには10年 かかる
すし職人には学歴や資格は必要ない。まずは、すし屋で店内の掃除や食器洗いをして修行を積む。出前などの雑用をしながら、先輩の仕事を見たり、教えられたりして技術を覚えていく。すし職人養成講座や専門学校もあるので、そこで勉強をしてからお店に入って修行する人もいる。なお、一人前のすし職人になるには大体10年はかかると言われている。すしの世界には「シャリたき3年、合わせ5年、にぎり一生」という言葉があるくらい、おくが深い。職人として技術を身につけた後、独立する人もいる。
接客 の技術 も必要
おいしいすしをにぎる他に、目の前で素早くにぎる手際の良さや、お客さんに気持ちよく食事してもらうための接客と清潔感も大切だ。あいさつや言葉使いなどは、修業時代にしっかり身につけておきたい。また、調理師、専門調理師、調理技能士の資格があると就職に有利である。しかし、働いてから取ることもできる。
将来 はこうなる
すし屋 が海外 には増 えている
個人で経営するすし屋は、減少しつつあるが、回転ずしのような店は増えている。しかし、回転ずし店では機械化が進んでいるため、職人がすしをにぎることは少なくなっているようだ。色々な外食産業がある中で、独立して店を構えても、経営は厳しいと思われる。海外では、すしはヘルシーな料理として人気が高まってきたので、アメリカや中国で活躍できる機会は、増えていくだろう。
データボックス
収入 は?
大体、年収は300~400万円くらい。有名店になるともっと高給が期待できる。
休暇 は?
月6日くらい。
職場 は?
歴史のあるすし屋、すしバー、チェーン展開している回転すし店など。
なるためチャート
仕事のなり方が一目でわかるチャートだよ!
