家庭料理技能検定
料理の技(わざ)と知識を試す歴史のある検定。料理の基礎や食事に関する知識もしっかり身につくよ。4級に合格したら基本はOKだ。
プロも腕試しで受ける信頼の検定
プロのシェフや板前さんを目ざしていなくても、いろいろな料理を自分の手で作れるようになりたいと思っている人は多いだろう。そんな人には、家庭料理技能検定を目標にすることをオススメしたい。男子も、もちろん大歓迎。
家庭料理技能検定は、実技試験と筆記試験で、料理についての総合的な知識と技術を試す検定だ。すでにその道のプロとなっている調理師や栄養士の人たちも、「総合力」を確かめるために、受験することがあるという。信頼度の高い、本格的な検定試験なのだ。
合格することで、その分野の職業につけるといったものではない。だが、自分の実力を試すには、いいものさしになる。「2級合格は料理教室が開ける腕前」ともいわれているので、挑戦のしがいがある。
4級なら小中学生でもねらえる!
受験者は毎年3000人ほど。中学生以下の受験者はあまりいないが、いちばんやさしい4級は、中学の家庭科をマスターすれば合格できるレベルだ。小中学生でも、合格の可能性はじゅうぶんにある。
最近は、子どものころから偏った食生活を送る人が多く、それが貧血や肥満など、さまざまな病気のもとになっている。この検定試験は料理の技術だけでなく、正しい食生活についての知識を身につけることも、目的にしている。合格したら、家族の健康管理役にもなれちゃうぞ。
検定インフォメーション
受験資格は? | 年齢制限はなし。だれでも受験できる。 |
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試験日は? | 9〜11月 |
検定料は? | 1級 17000円 2級 15000円 3級 12000円 4級 9000円 |
団体受験できる? | 基本的な調理法の特徴を理解し、初歩的な「切る」「むく」ことができる。「正しく調味」し、基本的な一食の献立・調理ができる。(4級) |
問い合わせ先
家庭料理技能検定事務局
03-3917-8230
平日9:00-17:00