あらゆるものの「色」について注目して、その役割や効果について学ぶための検定だ。ファッションやデザインに限らず、日常生活にも活かすことのできる色の楽しさ、奥深さを研究しよう。
みかんをよりおいしそうに見せる
スーパーマーケットで売られているみかんは、よりおいしそうに、より鮮やかに見せるために赤いネットに入れられている。これは、ネットの赤色に影響されて、実際よりも、より赤くおいしそうに見えてしまう目の錯覚が使われているのだ。こうした色の知識は、どのシャツとスカートを組み合わせればビシッと決まるかなど、ふだんの生活でもおおいに役に立つ。
身近な色にも理論がある
また、私たちの生活の中で、色が重要な役割を担っていることにも気づかされる。なぜ、信号の色は青と黄と赤なのか? 答えは、それが見分けやすい色の組み合わせだから。そのほかの交通標識や看板などの色もすべて、ちゃんとした理論に基づいて決められているのだ。
色彩能力検定の勉強は、そんな色の面白さを探る旅だ。知れば知るほど不思議で、楽しくなってくる色の世界。図工や美術が好きな人は、さっそくトライしてみよう。
検定インフォメーション
受験資格は
| 制限なし。だれでも挑戦できる。 |
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試験日は?
| 6月、11月
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検定料は?
| 7000円(3級)
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出題の内容は?
| 色の成り立ち・色の体系・色の表示・色の混色・色のイメージ・色の見え方(色の対比)・配色の基本・ファッション・環境と色彩など。 |
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団体受験できる?
| 可能です。お気軽に下記までお問合せください。
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問い合わせ先
色彩検定協会
〒100-0011 東京都千代田区内幸町1-1-1
帝国ホテルタワー7F
TEL 03-5510-3737(個人受験)
TEL 06-6344-2785(団体受験)
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