キャリア教育の第一歩に!大人の働く姿を通して自分の夢を見つけよう【アイデム写真コンテスト「はたらくすがた」】
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「子どもたちが『働く』ことについて考えるきっかけにしてほしい」との想いから2005年にスタートした“アイデム写真コンテスト「はたらくすがた」”(総合人材情報サービス・アイデム主催)が今年も開催されています。小・中・高校生を対象に、「身のまわりで働く大人の姿」を撮影した写真を募集中。「団体奨励賞」や「学校応募賞」などもあり、学校やクラス単位の応募も積極的に募っています。
働く大人の姿が、キャリアを考えるきっかけになる!
児童が自分の将来について考えるのは、どんなときでしょうか?
保護者の働く姿を見たときや、保育園や幼稚園、学校の教員の仕事に憧れたとき。特に身近な大人が真剣に仕事に向き合っている姿を見たときに、感動したり、憧れたり、「自分もこんな仕事がしたい」「こんな大人になりたい」と自分の未来の仕事について想像をめぐらす児童も多いのではないでしょうか。
“アイデム写真コンテスト「はたらくすがた」”は、大人の「はたらくすがた」をテーマにした写真コンテストです。
児童の周囲には、「はたらくすがた」がたくさん存在します。しかし、身近な存在の働く姿を、何気なく見てはいても、“意識して”見て、観察する機会というのは、意外に少ないのではないでしょうか。たとえばキャリア教育の課題のなかで職業調べがあったとして、情報として職業の内容などを調べ、学ぶことはあるかと思いますが、実際の「はたらくすがた」に見て触れることは、なかなか難しいことです。本コンテストは、児童にその貴重な機会を与えるきっかけになります。身近な存在に密着し、その職業を見つめ、写真として切りとることで、児童たちは今までとは異なる視点で、働く大人の姿をじっくり観察することになります。それは文字やデータでだけの情報ではなく、体験として児童の心に強い印象を残すでしょう。
また、小学6年生の「総合的な学習」の時間の単元「これからの自分に必要な力について考えよう」(文部科学省「小学校キャリア教育の手引き(2022年3月)」第4章 各学年段階におけるキャリア教育)」では、地域で働く人々との関わりを通して、将来就きたい職業やなりたい自分像について考えたり、将来に向けて夢や希望をもったりといったキャリア教育が挙げられていますが、上記の通り、本コンテストに参加することでまさに、その課題が実践できます。
2024年「団体奨励賞」受賞校の声

昨年「団体奨励賞」を受賞した、茨城県のリリーベール小学校教諭・江口奈津季先生の言葉を紹介します。
「夏休み明け、子どもたちがキラキラした目で話しかけてきました。『お父さんが仕事しているところ、初めて見てきたよ』『おばちゃんの畑を手伝ってきました』。大人が一生懸命に働く姿は、子どもたちにとって新鮮で、刺激的な体験です。アートの学びとして、夢をもつきっかけとして、そしてかっこいい大人に出会う機会として、子どもたちの成長のチャンスとなっています。素敵なコンテストの提供をありがとうございます」
本コンテストへの参加、撮影を通じて児童たちは大人の働く姿を見つめることで、その仕事や分野に興味・関心を持つことができます。さらに自分自身を見つめなおして自身の特性や強みに気づくこともできたりと、児童にとっては新鮮な学びの機会にもなります。何より、社会で働く大人たちに意識を向けることで、働くことの大切さや意義を感じ取り、ひいては社会や集団の中での自分自身の役割を考えることで、児童が「働く」ということについて自身で考える、キャリア教育のよい機会になるでしょう。
一生懸命な大人の姿を見つめることから、児童の未来は始まります。ぜひ、コンテストに参加して、児童が未来を見つけるきっかけにしてください。
「小学生の部」昨年(2024年)の入選作
昨年の受賞作品です。児童が撮影を通して気づいたこと、感じたことなどを記したコメントもあわせて紹介します。
グランプリ

「スーパーライフのかとうさん」
辻󠄀 結陽(大阪府)
大阪教育大学附属天王寺小学校1年
レジをしたり、ししょくをして、はたらいているかとうさんにげんきをもらった。
準グランプリ

「みんなの一歩をサポート!くつした工場」
森山 心葉(東京都)
足立区立東加平小学校 5年
このくつした工場はほとんど60才以上のおばあちゃんたちがはたらいています。
なん才になっても、生き生きとした笑顔ではたらいていて、すばらしいとかんじました。
優秀賞

「はやくきがえれるしょうぼうし」
仁井 悠翔(大阪府)
大阪教育大学附属天王寺小学校 1年
1分できがえるってすごいなーとおもいました。じぶんのそうぞうは、2分から3分だとおもいました。

「草かりの休けい」
山梨 愛彩(東京都)
世田谷区立経堂小学校 2年
おじいちゃんの育てているお米の周りに草がたくさん生えていたので、その周りの草をとっていました。おいしいお米にするために、周りの草をとって、お米の土の方にえいようが行くようにしていると言っていました。あつい中、こしをいたそうにして、草をとっていました。お米を育てるのもたいへんなんだなあと思ってとりました。
佳作

有鼻 莉瑚(茨城県)
つくば国際大学東風小学校 2年
おばあちゃんが、たのしそうにつくっていたこうじは、おみそやしょうゆなど色いろなものにへんしんできると聞いて、すごいなぁと思いました。

九藤 紗良(静岡県)
静岡市立安倍口小学校 5年
私のお父さんはお酒が好きでのみ会の日が多いと思っていたが、いざ仕事場に行ってみると、でんわやパソコンビデオなどまだまだたくさんの仕事を1日10時間以上やっているお父さんをそんけいし、見る目が変わりました。

小枝 瑞生(埼玉県)
さいたま市立日進北小学校 6年
細かい所も修理をしていて、すごいと思った。長年時計の修理をしてきて、時計がすごく好きなんだと思った。

澤柳 いろは(静岡県)
浜松市立新津小学校 6年
いとことそのお父さんだったから、きんちょうはしなかったけど、どこをとればいいのかわからなかった。

鈴木 孝太郎(東京都)
江東区立第二辰巳小学校 3年
東京で英語を教えてくれていた先生が、八丈島に移住して楽しそうに魚をさばいていた。

高橋 アロエ(東京都)
LCA国際小学校 5年
近所のウナギ屋さんのおじさんのお仕事の写真を撮らせてもらいました。おじさんは汗をたくさんかきながら、ウナギを焼きます。 このウナギ屋さんには私にいいことがあった時、元気のない時、運動会の前で頑張りたい時とかに行きます。おじさんのウナギを食べた次の日に走ると、いつも一番になれます! おいしいウナギで元気をもらえてうれしいです。

団 文香(大阪府)
大阪教育大学附属天王寺小学校 4年
小さいころから連れて行ってもらうのが楽しみだった駄菓子屋さん。ドキドキしながら初めて一人でお買い物をしたのがこのお店です。いつまでもお元気でお仕事を続けていってほしいです。

中村 琥雅(埼玉県)
川口市立戸塚東小学校 2年
いろんなおうちに水どうをおくるためにドロドロになりながらがんばっている。

野中 惺太(埼玉県)
坂戸市立入西小学校 2年
友だちのお母さんは、ぼくのお母さんの爪をいつもきれいにしてくれます。爪がきれいになるとうれしくて元気になってがんばろうと思うそうです。ぼくのお母さんを元気にしてくれる友だちのお母さんはかっこよくてすごいなと思いました。

山口 結梛(神奈川県)
相模原市立もえぎ台小学校 3年
わたしもママみたいに、りょうりをしたいです。
入賞者(団体)には、各種賞品と表彰式への参加も
賞・賞品
賞 | 賞品 |
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【グランプリ】 各部門から1点 | 賞状と副賞(図書カード5万円分) |
【準グランプリ】 各部門から1点 | 賞状と副賞(図書カード2万円分) |
【富士フイルム特別賞】 小学生部門から1点 | 賞状と副賞(インスタントカメラ「チェキ」) |
【キヤノン特別賞】 中学生部門から1点 | 賞状と副賞(キヤノンミニフォトプリンタ) |
【高等学校文化連盟全国写真専門部賞】 高校生部門から1点 | 賞状と副賞(三脚) |
【朝日小学生新聞賞】 小学生部門から1点 | 賞状と副賞(図書カード1万円分) |
【団体奨励賞】 複数年にわたり、学校・クラス単位で応募している小・中・高等学校から1校ずつ | 賞状と副賞(3万円相当の商品券) |
【学校応募賞】 学校をあげて多数応募した中から複数校 | 賞状と副賞(1万円相当の商品券) |
【参加賞】 応募者全員 | オリジナル液晶レンズクリーナー |
表彰式
2025年11月29日(土)に都内ホテルにて開催予定
(上位入賞者と保護者1名を招待)
第20回アイデム写真コンテスト「はたらくすがた」概要
【応募テーマ】「はたらくすがた」身のまわりで働く大人の姿を撮影して応募しよう!
【応募資格】小学生・中学生・高校生(学校やクラス単位での応募も大歓迎)
【応募方法】個人・団体とも、専用応募用紙に写真を張り付けて応募。公式サイトからウェブ応募も可能
~写真について~
L判(89mm×127mm)にプリントしたもの(入賞発表時に印刷物、WEBで未掲載のもの)
※2024年10月以降に応募者が撮影した未発表写真
※ひとり5点まで応募可能
【応募先】〒160-0022 東京都新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル9F アイデム写真コンテスト事務局
【応募締切】2025年9月17日(水)※当日消印有効
【入賞発表】2025年11月中旬※朝日小学生新聞、朝日中高生新聞、アイデムHP上にて
【主催】株式会社アイデム
【協賛】富士フイルム株式会社/キヤノンマーケティングジャパン株式会社
【後援】朝日小学生新聞/朝日中高生新聞/高等学校文化連盟全国写真専門部