日中関係が悪くなっています
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「台湾有事」発言をめぐって
日本と中国の関係が急に悪くなっています。中国が台湾を武力で統一しようとすることをしめす「台湾有事」をめぐる、高市早苗首相の発言がきっかけです。日本の「存立危機事態になりうる」という発言に対し、中国が反発。日本映画の公開も延期になっています。
これを受けて、日本と中国の外務省の担当者が11月18日、中国の首都北京で話し合いました。日本は、中国の外交官がSNSで日本を強く批判したことに抗議。日本への旅行をひかえるよう呼びかけた中国の対応についても「日本は安全」と説明しました。
一方、中国は、高市首相の発言の撤回などを求めました。たがいの立場を主張し、話はまとまりませんでした。
(朝日小学生新聞2025年11月20日付)









