太陽系の果ての天体に大気
木曽観測所のドーム=2018年9月、長野県木曽町 ©朝日新聞社
引退寸前だった望遠鏡が発見
太陽系の果てにある直径500キロほどの天体に大気があることを、国立天文台などの研究グループが発見しました。2024年1月に「2002 XV93」という天体を観測。遠くの星がこの天体のかげにかくれた際に、星の明るさがいきなり消えず、少しずつ暗くなったことから、光を弱める大気があるとわかりました。この大気の気圧は地球の1千万分の1ほど。海王星より遠い太陽系外縁天体で大気が確認されたのは、冥王星以外では初めてです。
観測に使われたのは東京大学木曽観測所(長野県)の望遠鏡。一時は引退寸前でしたが、最新のデジタル技術を取り入れて成果を出しました。
(朝日小学生新聞2026年5月7日付)









